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エミール・ガレやルネ・ラリックのコレクションの3つ星美術館、「飛騨高山美術館」が生まれ変わって4月11日開業

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エミール・ガレやルネ・ラリックのコレクションの3つ星美術館、「飛騨高山美術館」が生まれ変わって4月11日開業

 飛騨高山といえば、古い町並みが残る風光明媚な観光名所、特に海外からの観光客に人気のエリアである。この度、会員制リゾートホテル「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」の敷地内に、「飛騨高山美術館」が4月11日(木)オープンする。

 旧飛驒高山美術館は、アール・ヌーヴォーやアール・デコを中心としたガラス芸術と装飾美術など、数百点にものぼる世界的にも貴重な作品が収蔵する美術館として1997年に開館した。2007年にはミシュラン・ジャポンで3つ星を取得、2009年にはミシュラン・トラベルガイド(グリーンブック)で、日本の施設で選ばれている56件の3つ星のなかで、6期連続で取得するなど、高く評価される美術館だった。また、作品の展覧会をはじめ、コンサートやビアガーデン、花火大会なども開催し、地域のとの交流の場として愛されていたが2020年5月末に惜しまれつつ閉館。その後名古屋に本社を置くリゾートトラスト株式会社が引き継ぐことになった。

展示室:うつろいの間

 新しい「飛騨高山美術館」はホテルとアートの融合をめざし、5つの展示室で構成される。エミール・ガレの名品「花器『フランスの薔薇』」をはじめとするアール・ヌーヴォーのガラス工芸品の数々を展示する「ガレの杜~アール・ヌーヴォー」、天候によって音楽、照明、香りが変化する「うつろいの間」、飛騨高山の星空をイメ―ジしたアール・デコのガラス工芸品が展示される「アール・デコ」、くつろぎながら作品の見どころを映像などで楽しむことのできる「アートラウンジ」、そして自然光の入る展示室「光のギャラリー」となっている。

 アクセスは、車:中部縦貫自動車道「高山」I.Cより車で約10分/「高山西」I.Cより車で約12分、電車:JR高山本線「高山」駅よりタクシーで約4分、徒歩:「高山」駅より約25分。入館料は大人1000円。
 お問い合わせ:TEL:0577-40-1007/FAX:0577-40-1017
 ウェブサイト:https://htma.rtg.jp

 

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