ゆうばり映画祭、今年は夏に。伊吹吾郎、篠原哲雄監督らを迎え7日まで開催。アイドルライブや花火大会も
6月4日(木)から「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2026」が夕張市内の「あ・りーさだの杜(沼ノ沢38番地)」で開幕しました。レッドカーペットには、北海道出身の伊吹吾郎さんをはじめ、羽賀研二さん、映画祭の審査員長を務め『起終点駅 ターミナル』(15)などの篠原哲雄監督らが歩き「おかえりなさい」と、映画祭スタッフや関係者、夕張市民らに迎えられました。
会期中はコンペティション部門や特別上映など国内外の長短編51本を上映し、ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション部門では第38回東京国際映画祭「アジアの未来」部門に選出された『黄色い子』(25)(7日[日]10:30上映)など計12作品が上映。審査は7日(日)に授賞式で発表されます。また、あ・りーさだの杜のグラウンドでは、映画祭公認アイドルの座を競うIDOL GACHINKO BATTLEや吹奏楽コンサート、花火大会など、映画上映以外のイベントが行われる予定です。なお、グラウンドでの催し物は、当日の天候などでスケジュールが変わる可能性もあります。短時間で終わる出し物も多いので、目的とするイベントがある方は映画祭のSNS等で公式情報を適宜確認することをオススメします。
開会式では、同映画祭エグゼクティブプロデューサーの佐藤悠さんが、来年は東京タワーで前夜祭の開催を計画していることを明かし、「単なる祭典ではなく、新たなカルチャーが生まれる場所として発展させたい」と挨拶。コンペティション部門『リング・オブ・ザ・リビングデッド(PG12)』(5日[金]11:45上映)の伊藤拓也監督は、13年ぶりに夕張へ“帰ってきた”と回想し「映画祭の運営はいろいろ大変そうと思いますが、昔も今回も手作り感は踏襲されていると感じました」と期待を口にしました。一方で、運営面では一部で慌ただしさも見られました。開会式では動画の音声が流れない場面などもありましたが、会場には映画祭を支えようとするスタッフや関係者の熱気が感じられました。
運営委員長を務める田村謙治さんは、夏開催は初めてで気候面では過去の寒さに比べて好ましいと評価される部分もある一方で「前回の10月開催から開催時期を変更し、約8ヶ月と準備期間が短縮されたため運営面での負担が増えた」と語ります。また、スポンサー集めは厳しく「赤字ゼロを目指したが今回も赤字の可能性が高い」と分析しました。
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2026」は6月7日(日)まで開催、クロージング上映は『ピリオド』(7日[日]12:15上映)でゲストも登壇予定です。映画祭に関する情報は公式サイトまたは公式SNS(Instagram/X)、または「あ・りーさだの杜(電話0123-57-3883)」へお問い合わせください。