J・J・エイブラムスの製作会社バッド・ロボットが規模縮小 ─オフィスを閉鎖・移転、人員削減へ
J・J・エイブラムスの製作会社バッド・ロボット・プロダクションズ(Bad Robot Productions)が規模を縮小することがわかった。
米によると、この規模縮小は特定の部門に限ったものではなく全社的なもので、ロサンゼルスのオフィスを閉鎖し、ニューヨークに拠点を移すという。幹部の退任については協議が進められているといい、現時点では人員削減の正確な人数も明らかになっていない。
1999年に設立されたバッド・ロボットは、「エイリアス」(2001~2006)や「LOST」(2004~2010)「FRINGE/フリンジ」(2008~2013)「パーソン・オブ・インタレスト」(2011~2016)「ウエストワールド」(2016~2022)など数々の人気テレビドラマを制作。映画では『スター・ウォーズ』『ミッション:インポッシブル』『スター・トレック』といった人気シリーズにも携わってきた。
今回の報道に先がけ、2025年11月には、ロサンゼルス・サンタモニカの本社ビルの物件を3,100万ドルで売却したことがわかっていた。また2024年12月にワーナー・ブラザースとの契約を更新した際は、2019年からの独占契約から、より控えめなファーストルック(優先交渉)契約へと変更。この契約は2026年末まで継続される。
バッド・ロボットの規模縮小は、コロナ禍以降いまだ深刻なハリウッドの経済状態と、数年前に“ピークTV”と呼ばれる黄金期を終えたテレビ業界の状況をダイレクトに反映するものだ。今後、エイブラムスは少人数の社内チームや外部プロデューサーと協力し、引き続きバッド・ロボットとして映画・テレビシリーズの企画開発を進めていくという。
今年、エイブラムスは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)以来の監督作となる『ザ・グレート・ビヨンド(原題)』を11月13日に公開予定(ワーナー・ブラザース配給)。アン・ハサウェイ&ユアン・マクレガー主演も8月14日に日米同時公開される。『ゴジラ-1.0』(2023)山崎貴監督のハリウッド進出作も企画開発中だ。
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