あんこの可能性は∞!あんこのシロップで味わう新感覚かき氷 六甲道『あんtena』 神戸市
JR六甲道駅前のフォレスタ六甲にある、あんこ専門店『あんtena』(神戸市灘区)の前を通りがかった時、お店の前に出ていた看板に、ちょっと意外なかき氷を発見!
「宇治抹茶金時かき氷」を筆頭に4種類のメニューがある中、「ラムネあん」「イチゴあん」というフレーバーが!どうやらこのシロップ、あんこで作られているよう。味や食感が気になり、イートインスペースで味わってみることにしました。
同店は、減農薬や有機肥料など安心安全な原料にこだわり、創業から70年以上あんこ一筋に研究を続ける神戸のあんこ屋さん「松原製餡所」が運営しています。
「あんこにできないものはない」と様々な独自技術を開発し、現在その餡レシピは500種類を超えるのだとか!
昨年の販売が大好評で、今年も7月中旬から販売がスタートしたかき氷。気になっていた2種類をお願いしました。どちらもあんことは思えないカラフルな色合いで可愛らしい姿♡
シロップは北米産のベビーライマーという白いんげん豆を原料とした”白あん”がベースになっているんだそう。
爽やかでやさしい水色の「ラムネあん」は、ラムネのフレーバーをつけた白あんを自家製の白みつで溶き、とろりとしたシロップにしています。トッピングのパイナップルが可愛らしいアクセントとなっています。
氷をサクッと持ち上げてみると、通常のかき氷に比べ、少しあんこの重みを感じるのが面白い!お味の方は...しっかりとラムネの風味が鼻を抜けるのですが、やはりあんこ!氷の口どけと共に、細かいあんの舌触りがあって、初めての感覚!
シロップをよーく見るとところどころに光る粒が見られます。これは「耐熱ゼリー」といって液体の風味をあんこに残すために独自開発されたもの。ラムネの風味がしっかり感じられるのはこのゼリーのおかげなんだそう。舌先につぶつぶとした食感も楽しめます。
そして白あんと兵庫県産いちごのピューレを使用した「イチゴあん」は、今年新登場のフレーバー。もっちもちの白玉を乗せ、練乳をかけて甘く仕上げています。甘酸っぱくて香り高いイチゴあんには、イチゴの粒々も感じられます。
食べ進めると、中にもあんが仕込まれているのに気づきます。氷を掻いたら固めてフレーバーあんこを乗せ、その上にまた氷を掻いて...と、層にしてあるんです。最初はふわふわの氷を、途中からはシャリシャリの氷をスプーンでつつきながら、食感の違いを味わうことができます。
驚いたのは、通常のシロップと違って氷が溶けにくいこと。水っぽくならず最後までゆっくりと氷を堪能することができます。
これがあんこ?とあんこの可能性を無限に感じてしまうようなシロップに、これができるなら他にあのフレーバーも食べてみたいなあ!と夢が広がります。豆由来でヘルシーなのも魅力。ここでしか味わえない新感覚のかき氷でした!
場所
あんこのアンテナショップ あんtena
(神戸市灘区永手町4丁目2-1 フォレスタ六甲 1F)
営業時間
10:00〜19:00
定休日
火曜日