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都内でモロッコのホテル朝食。「スーク ララファティマ」でエキゾチックな旅気分を味わう

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都内でモロッコのホテル朝食。「スーク ララファティマ」でエキゾチックな旅気分を味わう

日本初!プライベートサロンで楽しむ「モロッコの朝食」

東京・表参道にブティック&サロンを構える、完全紹介制パティスリー「ララ ファティマ」の姉妹ブランド『スーク ララファティマ』。


「モロッコの朝食を、もっと身近に」をコンセプトに、第一弾として展開されているのが紹介なしで予約できる「モロッコの朝食」コース。モロッコに精通したシェフが作る、リヤド(ブティックホテル)の朝食を個室で楽しめる……ということで、macaroni 編集部が体験してきました!

※同コースは、紹介なしで電話予約可能。詳細は記事末にてご紹介します

「ララ ファティマ」とは

2017年、当時(株)レスポートサックジャパン オーナー&ファウンダーであった柏原由佳氏が30周年の節目に立ち上げた紹介制パティスリー。“その奥深い歴史とともに醸成された美しい文化を、お菓子を通じて表現し、モロッコの魅力を世界に広めていきたい” との想いで生まれたブランドです。

商品を作るところから届けるところまで、すべての過程にこだわり、大量生産をせず一つひとつ丁寧に自社工房にて手作り。ダマスクローズやサフランなど、モロッコの豊かなスパイスやハーブを贅沢に使用しながらも、日本人の好みに合わせてアレンジしたお菓子が好評です。

一歩踏み入れた瞬間に広がる、エキゾチックな空間

表参道駅から5分ほど歩いたところに店を構える「スーク ララファティマ」。階段を登って2階の個室に通された瞬間、思わず息を飲みました。

幾何学模様の窓、内壁に併設されたファウンテン(噴水)、耳に残る伝統音楽、これらが織りなすエキゾチックな雰囲気。

この個室を貸し切りにできるとは、なんとも贅沢です。営業時間は10:00〜18:00まで、ブランチや午後にも予約できるので、さまざまなシーンで活用できそうですよ。

完全貸し切りの「モロッコの朝食」コース

人数目安:2名〜6名まで

“幅広い層にモロッコの文化を伝えていきたい” という趣旨のもとはじまった「モロッコの朝食」コース。リヤド(ブティックホテル)の噴水やプールのある中庭で食べる朝食の豪華バージョンをイメージしているそうです。

別途貸し切り料金はかからず、税込みで4000円というから驚き!それでは、めくるめくモロッコの朝食体験をご紹介していきましょう。

手搾り ジュ・ド・オレンジ

モロッコで定番のオレンジジュース。同店では本場にならい、朝の搾りたてを提供しています。果肉のつぶつぶ感がフレッシュ。果肉と果汁の二段階でオレンジの甘みを感じられますよ。

空間に期待のボルテージが上がっていたなか、このひと口を飲んだ瞬間「モロッコの朝食がはじまる……」と、ますます胸が高鳴りました。

ハリラスープ

2品目はラマダン(※)時期の朝食に欠かせないハリラスープ。モロッコでは、ゆで卵やシュバキアというモロッコのお菓子と一緒に食べることが多いそう。

同店のハリラスープは、玉ねぎやセロリ、トマトなどの野菜、ひよこ豆やレンズ豆、お米や牛肉で作られています。コリアンダーやターメリックなどのエキゾチックな香りがたまりません。

イスラム教の方々が断食を終えて、カラッカラの空腹の体にハリラを流し込む瞬間を思うと、なんともいえない滋味深さと尊さを感じました。スパイスが体に染みわたり、体がぽかぽかと温まります。

※イスラム暦9月の断食月のこと

朝のタジン料理「ベルベルオムレツ」

タジン鍋のふたを開けると登場したのは、卵、トマト、野菜で作られたモロッコ風オムレツ。挽き肉を入れてアレンジすることも多いそうで、食べごたえのあるひと品です。

ふんわりとした卵の甘み、野菜のくったり食感。ほのかに鼻腔をくすぐるスパイスが、モロッコ料理としての存在感を表していますね。ひとりでひと皿食べきってしまいそうなほど、やさしく親しみ深い味わいです。

ちなみに料理名の “ベルベル” とは、モロッコの先住民であるベルベル族が由来。イスラム教が起こる7世紀以前から、ベルベル族が食していたという伝統的な料理です。

そんな歴史のある料理に舌鼓を打てるのも魅力のひとつですね。

ハルシャ / ムスンメン / バグリール

主食として提供されるのが、ハルシャ、ムスンメン、バグリールの3種類。

モロッコ風マフィンの「ハルシャ」はセモリナ粉100%で作られており、特有のほどける食感が特徴です。横に割ってクリームチーズと蜂蜜と合わせるのがおすすめだそうで、試してみたらやみつきに。

セモリナ粉と小麦粉半々で作られた「ムスンメン」は、オリジナルとひき肉入りの2種類。パイのように層になった生地は、少しもっちりしていて嚙むごとに甘みが出てきます。

“Mille trous(1000の穴)” と呼ばれるパンケーキ「バグリール」は、溶かしバターと蜂蜜を穴に染み込ませて。

付け合わせは、アムルーペースト、レモニーいちじくジャム(または自家製ダマスクローズジャム)、オレンジの花の蜂蜜、オリーブオイル、クリームチーズ。

アムルーは、アルガンオイルとアーモンドと蜂蜜で作られたペーストのこと。もともとアルガンオイルは、モロッコ南部にのみ自生する “アルガンの木” から抽出されるもので、限られた土地で食べられる貴重なオイルだそうです。

デールの王様「マジョール種」

アラブではよく食べられるデーツ(ナツメヤシの実)。なかでも最高級品の「マジョール種」は、ねっちりしていて、干し柿や栗のような深い甘さが特徴です。

諸説ありますが、イスラム教の預言者ムハンマドは、アラビア半島の砂漠でヤギのミルクとデーツを食べて生き延びたという話もあるほど、栄養価の高い果実だそう。

フルーツ盛り合わせ

まさにラグジュアリーなホテルでの朝食を思わせる、フルーツの盛り合わせ。ガラスのコンポートに美しく盛り付けられた果実たちがみずみずしく煌めいています。

赤い宝石のようなざくろ、見るからにジューシーなオレンジ……ゆっくり会話を楽しみながらつまむのに最適ですね。

本格モロッカンミントティー

これまたモロッコで定番のモロッカンミントティー。本場の1/5程度の甘さに抑えているそうで、爽やかな風味を存分に感じられます。海外の飲みものは甘すぎて喉にくることが多いのですが、ちょうどいい塩梅に調整されていますよ。

提供のタイミングは選べますが、今回は食事の最後に。ミントの清涼感で、口の中がさっぱりと洗い流されます。

テーブルウェア全体的にそうですが、本場のティーポットも見どころ。精巧な作りの器は、いつまでも眺めていたくなる美しさです。

まるで旅から帰ってきたかのような充実感

料理を提供された瞬間は、まさに現地のホテルで目覚めて朝食を迎えたときの贅沢な感覚。コースが終わると、まるで旅行から帰ってきたかのような充実感です。時間が経つのもあっという間でした。

コロナ禍でしばらく海外旅行をしていませんが、その鬱憤を晴らせるほど異国情緒を感じられました。広々とした個室なのでまわりを気にせず、友達や家族とゆっくり食事するのにぴったり。とくにママ友や女子同士の集まりにおすすめしたいですね。

さあ、はじめて出会う料理の数々とモロッカンな雰囲気に包まれ、都内で贅沢な旅気分を味わってみませんか。

「モロッコの朝食」のオンライン販売も開始!

このたび、本記事でご紹介したバグリールにムスンメン、ハルシャ、ハリラスープなどがオンラインで購入できるようになりました。そのほか、クッキーやナッツ、オリジナルのブレンドティーに食器まで販売されています。

「表参道の店舗には遠くて行けない……」という方は、ぜひオンラインストアを覗いてみてくださいね。

文・倉持 美香(macaroni 編集部)
写真・實重かおり(macaroni カメラマン)

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