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堤防エギタコ釣りでマダコ2匹ゲット【三重・四日市港】岸壁際でヒット

TSURINEWS

四日市港で仕留めたマダコ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

6月中旬、午前中の時間が空いたのでクネクネと躍るタコを釣ろうと三重県の四日市港周辺へ出かけた。当日の潮は小潮で干潮は午前5時28分、満潮は午前11時15分。潮は小さいが、午前中の上げ潮に期待した。

四日市港でタコ釣り

四日市港に、通勤ラッシュに巻き込まれて午前8時前に到着。数人がサオを出しているが、ほとんどタコ釣りのようだ。

人が集まっているところが好ポイントと判断し、3人から少し離れて準備を始めた。リールザオに赤色タコベイト、赤色のタコエギ3.5号、蛍光オモリ6号をセット。正面の20~30mへ投げ込む。

エギが着底したらイトふけを取り、エギが海底でピョコピョコと動くようにサオ先を小刻みに上下させていく。サオ下まできたら回収。次は右へ、そして左へと幅広く探っていくがアタリは出ない。

当日のタックル(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

岸壁際でシェイク

日が高くなると日差しが強くなり気温も上昇、額には大粒の汗。小まめに水分補給しながら続けるが反応がないので、緑色のタコエギに変えて岸壁際を狙う。

岸壁際に落とし込み、サオを上下に振動させながら人がいない方へゆっくり移動していき、いる所まできたらUターンする。ガツッとくるのはカキ殻ばかり。

四日市港周辺の釣り風景(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

アタリがないまま時間だけが過ぎていく。コンクリートの隙間に咲く黄色い花を見て「負けないぞ」と気合を入れ直し、釣り人のいない場所へ大きく移動してタコエギも黄色にチェンジ。

咲いている花の色に着想を得る(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

正面へ投げ入れてサオ下まで探って回収するとヒトデが引っ掛かっていた。

ヒトテが釣れる(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

釣果はタコ2匹

今度は岸壁際を狙う。少しずつ移動していくと重くなり、アワせるとサオが曲がった。半信半疑でリールを巻くと海面に吸盤が見え、一気に抜き上げて小タコをゲット。ファスナー付きの網に入れて海へ入れておいた。

タコの顔を見てヤル気は急上昇。グンと重くなった違和感にアワせると、ドンと重量感が伝わる。海面に姿を現したのはサイズアップしたタコ。足取り軽くどんどん移動したが反応がなくなり、満潮に近づいた午前11時にサオを納めた。

釣果はタコ2匹、小型はリリース(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

釣果はタコ2匹。少し大きい1匹を持ち帰った。夕食はタコの天ぷら。かめばかむほどうま味が広がり、うまかった。

夕食はタコの天ぷら(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年7月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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