フリオチの笑いを『YAIBA』で学んだ気がしますね | TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』宣伝大使就任記念! ハライチ(岩井勇気さん、澤部佑さん)が語る『YAIBA』の魅力
『名探偵コナン』、『YAIBA』の原作者・青山剛昌さんがシナリオ監修を務めるTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』。第2期制作も決定し、新作情報や放送が待ち遠しいところです。
そんなTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』の宣伝大使にハライチ(岩井勇気さん、澤部佑さん)のお二人が就任! 宣伝大使就任を記念して、アニメイトタイムズではインタビューを実施。
子どもの頃に、オリジナルの玉を考えて遊んだり、本作から「フリオチ」の笑いを学んだことなど、『YAIBA』から影響を受けたエピソードを笑いたっぷりに語ってくださいました。
【写真】アニメ『真・侍伝 YAIBA』宣伝大使ハライチ(岩井勇気、澤部佑)インタビュー
『YAIBA』は時代を超えて笑える作品
──『YAIBA』という作品全体のイメージや、お二人が特に魅力を感じる部分を教えてください。
ハライチ・澤部佑さん(以下、澤部):やっぱりギャグの要素ですよね。小学生の頃に原作を読んで、まずそこがめちゃくちゃ笑えて、楽しんでいました。
この間、小学校2年生と4年生の娘がコミックスを読んでいたんですけど、カゲトラに刃の竹刀が刺さっちゃったり、刃が肉を食べている隙を狙ってカゲトラが襲いかかるところとかをケタケタ笑いながら読んでいたんです。その様子見て「ああ、時代を超えて楽しめる作品なんだな」と思いました。
ハライチ・岩井勇気さん(以下、岩井):僕も子どもの頃から原作を読んでいたんですけど、大人になって読み返して改めて思うのは、ワクワクする要素がたくさん詰まっている作品なんですよね。
バトルも好きでしたし、剣や玉といったアイテムを使う戦い方とか、子どもの頃から食い入るように読んでいました。そんなかっこよさを子どもの頃に感じられた作品でしたし、何よりも青山先生の絵がこの頃からめちゃくちゃ上手いんですよね。
──子どもの頃というと、お二人とも小学生くらいの思い出ですか?
澤部:小学生でしたね。当時、既にアニメにもなっていて、クラスのみんなも原作も読んでいました。だから、クラスで絵を描く時間とかは、みんな雷神剣みたいな剣を描いたりするんですよ(笑)。剣の鍔に謎の丸い穴を描くとか、誰もが一度はやったんじゃないかな。
岩井:それは絶対にやってるよね(笑)。
澤部:オリジナルの玉を考えたりもしたし、それくらい影響を受けていました。
戦い方も今の『YAIBA』になっている
──今回、新たに『YAIBA』が『真・侍伝 YAIBA』としてアニメ化されると聞いた時の、率直なお気持ちをお聞かせください。
岩井:めちゃくちゃ嬉しかったです。やっぱり青山先生といえば、僕らの世代は『名探偵コナン』よりも『YAIBA』という印象なんですよね。だから、今の時代にあの『YAIBA』のバトルを描いたら、昔とはまた違うアニメの作り方になると思うので、それがすごく楽しみでした。
澤部:普段、僕はそこまでアニメを見るタイプではないんですけど、最初からアニメ化するなんてすごいことをするなと思いました。
そもそも青山先生って『名探偵コナン』でも、かなりアニメや映画にも関わるじゃないですか。『YAIBA』もそうなるのかと考えたら「そんな暇あるのかな? どうするんだろう?」なんてことも考えたりして。
──実際にTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』をご覧になってみていかがでしたか?
岩井:僕は上映会で3話まで見たんですけど、冒頭に原作だと終盤のシーン(ヤマタノオロチ)が描かれているのを見て驚いて。以前のアニメ化では、魔王剣と覇王剣が出てくるところまでは描かれなかったので、今回のアニメ化ではそこまでやるんだと思って嬉しかったですね。
──澤部さんはいかがですか?
澤部:まず、今の時代に合わせて、さやかがスマホを持っているのに驚きました(笑)。あと、大和撫子という存在が原作よりもクローズアップされているじゃないですか。そのおかげで、さやかの刃への思いがより伝わってくるんですよね。
子どもの頃もさやかと刃の関係にドキドキしながら見ていましたけど、大和撫子がいることで二人の距離が縮まっていく感じがして、おじさんになった今でもドキドキしました(笑)。
バトルも、ちょっと荒めの線が逆にかっこよく見えて、当時とはまた違う描き方を感じられて良かったですね。
──以前のアニメ(『剣勇伝説YAIBA』)を見ていると違いを感じますよね。
岩井:全然違いますね。バトルシーンなんて、今の技術が全部詰め込まれている感じがして、街中で戦うシーンなんかも「当時はここまでできなかったよな」と思いながら見ていました。
大和撫子の登場で、さやかにキュンキュン!
──アニメ第1期を振り返ってみて、特に印象に残っているエピソードはありますか。
澤部:大和撫子が出てきたところですね。「刃は強い女が好きだから」という流れで、さやかが素振りを始めるシーンはすごくキュンキュンしました(笑)。「あ、もう刃のこと好きじゃん!」と思って。
──岩井さんはいかがですか?
岩井:闇の玉の中に入るシーンの映像が白黒の演出でびっくりしました。
澤部:河童のケロ吉もすごく可愛いし。
岩井:愛嬌がすごいよね。
澤部:白黒の画面から感じる怖さと、ケロ吉のかわいさのギャップで、結果として「より怖い」みたいな。
岩井:そうそうそう。あれはしびれた回でした。
──他に気になるキャラクターはいますか?
澤部:僕が原作からずっと好きなのはナマコ男です。『YAIBA』は誰か一人でも欠けていたらダメで、みんな大事な場面で刃を助けているんです。その中でも一番好きなのが龍神の試練で、みんながどんどん脱落していく中で、ナマコ男が最後に炎をくわえて現れ、活躍する場面があるんですよ。
それから松尾芭蕉との戦いでも、みんなやられてしまう中、さやかの懐から出てきたナマコ男が闇の玉を刃のもとへ届けてくれる。ナマコ男が何度もピンチを救っているんです。あのフォルムと声の可愛らしいキャラがすごく頼もしいというギャップが良いです。
岩井:他のキャラはヘビ男とかクモ男とか、何となく人間っぽくなっているんですけど、ナマコ男はナマコのまま。そこもかわいいよね。
澤部:あとはヒトデ男。伝説の玉(火の玉)を取る時のヒトデ男が干からびてしまう場面では、奥さんと幸せな家庭を築いていくのだと思ったら、色々あって干からびちゃうじゃないですか。でも、水をかけたら復活するという、この「フリオチ」の笑いを『YAIBA』で学んだ気がします。
一同:(笑)。
岩井:あと、タイムスリップして巌流島で戦う回も好きです。あのエピソードは原作ではもっと後に出てくるんですけど、今回のアニメ化では「ここでやるんだ!」と驚きました。僕は佐々木小次郎が好きなんですけど、物干し竿(小次郎の剣)の紐をほどくと、ああなる(時空に穴を開ける)のが妖刀という感じがして、本当にかっこいいなと思っていました。
それから、大和撫子が来た時に小次郎が圧倒するシーンがあるんですけど、最後に竹刀を持ちながら「伸びろ、物干し竿!」と言うのがめちゃくちゃ好きなんですよ。小次郎といえば、やっぱり物干し竿というイメージがあるので。
──岩井さんは佐々木小次郎のどんなところに魅力を感じますか?
岩井:軟派なところも好きなんですけど、風神剣や雷神剣といった刃たちが使っている剣とは違う「特殊な剣を持っている」ところが昔からすごく好きでした。
澤部:折れても、復活するからね。
岩井:あとは、柳生十兵衛もかっこいいですよね。変身しちゃいますし……。
澤部:それと、大和撫子のお父さん。冒険家だから、家の蔵に巻物があって、そこから玉の情報をどんどん教えてくれるじゃないですか。原作とは少し違いますけど、めちゃくちゃキーマンですよね(笑)。
岩井:かぐやもいいですよね。結局、かぐやが一番かっこいいかも。
澤部:刃と鬼丸の最終決戦みたいなノリで見ていたら、そこに登場するかぐやのタイミングもすごい。
岩井:あの刃と鬼丸の戦いが一回決着して、次の章としてかぐやが出てくるのが普通の展開だと思いますけど、その最終決戦の途中で……。
澤部:最終決戦の途中でかぐやが出てきちゃって……衝撃的すぎる(笑)。
──他に好きなキャラクターはいますか?
岩井:細谷佳正さんの演じる鬼丸も良かったですね。
澤部:そもそも鬼丸は強さで鬼に飲み込まれているので人間臭いんですよ。刃は主人公だから真っ直ぐに立ち向かう純粋なところがあるけど、鬼丸の方は人間臭さがあるから、そっちに共感できるところもあります。
岩井:少なくとも、最初の鬼丸は真面目で悪いことをしてないですから。
澤部:そうなんだよね。むしろ刃がめちゃくちゃなやつですから。
岩井:鬼丸はいいやつだけど、真面目でストイック過ぎたんだよ。
澤部:デパートを鬼丸のものにしちゃうとか、征服の仕方も中学生らしくてかわいいです。
アニメ『真・侍伝 YAIBA』は、とんでもない進化を遂げている
──第2期では「かぐや編」として物語がさらに大きく動いていきます。楽しみにされていることはありますか。
澤部:幼い頃に見ていてもゲッコーは悪いやつだと思っていましたけど、改めて原作を読み返すとかっこいいんですよ。悪いやつだけど、そいつなりに抱える思いも見え隠れするシーンがあって、男が憧れる悪の雰囲気があります。かぐやとの関係性やツキカゲのこともあって、大人になった今だからこそ色々な人間関係も見えてくるので、子どもの頃とはまた違った見方ができますよね。
岩井:ツキカゲが最初に魔王剣を使った時は絶望的でした。その辺りの戦いは原作でも派手だったので、アニメで見る時が楽しみです。あとは、さやかがかぐやにエキスを吸われるシーンも、第2期でどういうふうに描かれるのか楽しみですね
──最後に、『真・侍伝 YAIBA』第2期を楽しみにしているみなさんへメッセージをお願いします。
澤部:子どもの頃に『YAIBA』を見て、こんなにワクワクした漫画やアニメは中々なかったと思います。あの頃のワクワクを超えるような作品になってることを期待しています。
うちの子どもたちも、僕が見ていたら「え? コナンの声?」と言って興味を持って、そこから一緒に見ています。当時見ていた我々の世代に近い方も、もちろん今の子どもたちが見ても楽しめる作品になっていると思いますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
岩井:昔は子ども向けというイメージでアニメを見ていましたけど、もう子ども向けと言えないくらいのアニメーションのクオリティで、とんでもない進化を遂げた『YAIBA』になっているんですよね。大人になってからもワクワクできますし、大人も子どもも楽しめる作品になっていると思いますので、みんなに見てほしいです。
──ありがとうございました!
取材・文:宋 莉淑(ソン・リスク)
関連リンク
・TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』公式サイト:https://yaiba-pr.com/
・TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』公式X:https://x.com/YAIBA_PR
・TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』公式TikTok:https://www.tiktok.com/@yaiba_pr
・TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』アニプレックス オフィシャルサイト:https://www.aniplex.co.jp/lineup/yaiba/