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エリザベス女王、フィリップ王配の葬儀ではバッグの中に思い出の品が

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王配の葬儀ではバッグに思い出の品を忍ばせていたエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2020年6月10日付Instagram「Wishing The Duke of Edinburgh a very happy birthday!」』のスクリーンショット)

現地時間17日に執り行われた故エディンバラ公フィリップ王配の葬儀で、エリザベス女王が黒いハンドバッグに思い出の品を入れていたことが明らかになった。女王は王配が愛用していたハンカチや写真を忍ばせ、夫との別れを見守った。王配の棺の上には、女王が選んだ花束と手書きの手紙が添えられていた。

葬儀に参列したエリザベス女王は、コロナ規制のため他の王室メンバーと離れて1人で座った。この日、女王は喪服に合わせた黒いハンドバッグを持って教会に入った。

『Daily Mail』の王室情報筋は、女王が事前にハンドバッグの中にフィリップ王配との思い出の品を入れることを計画していたと明かしている。

女王が選んだのは、王配のトレードマークとして知られる白いハンカチだ。高級紳士服の仕立て屋街として知られるロンドンのサヴィル・ロウにあるケント&ヘイスト(Kent & Haste)によるもので王配は生前、正方形のハンカチを几帳面に折り畳み、スーツの胸ポケットに入れてその姿を覗かせていた。このスタイルは王配の定番の着こなしとして有名だった。

女王はハンカチの他にも、マルタ島で撮影したとみられる夫婦の思い出深いツーショット写真を入れていたという。1947年に結婚した女王と王配は1949年から1951年の間、王配が海軍士官として駐在していたマルタ島に数か月間住んでいた。

新婚時代を過ごしたマルタ島は、2人にとって特別な思い出がある場所だ。女王はのちに、マルタ島で過ごした時は2人が普通の生活を送ることができた唯一の期間であり「人生で最も良い時期のひとつだった」と述べていた。

葬儀で女王は、王配の棺の上に白い花束と手書きの手紙を添えて夫を見送った。女王は花束に白いユリやバラ、フリージアなどを選んでいる。

手紙はバッキンガム宮殿の公式カードに手書きされたものとみられ、封筒には「愛しき思い出(In Loving Memory)」との言葉が記されていたようだ。内容などについての詳細は明らかになっていないが、手紙には女王の幼少時からの愛称「リリベット」のサインが記されたと報じられている。

喪服に黒いマスクと帽子を着用して参列したエリザベス女王は、祖母メアリー王妃から引き継いだダイヤモンドのリッチモンド・ブローチをつけていた。このブローチはメアリー王妃が1893年にジョージ5世と結婚した際、ロンドン南西部にある街リッチモンドから贈られたものだ。

なお葬儀の様子は英BBCで放送され、多くの国民が王配を偲んだ。ボディランゲージ専門家のジュディ・ジェームズ氏は『Daily Mail Online』の取材に応じ、葬儀前の女王のしぐさをこのように分析している。

「教会に入る前、女王が立ち止まって振り向く瞬間がありましたが、その姿がとても痛々しく感じました。まるで1人で行くことに抵抗しているようにも見えたのです。自分を支えてくれる、安心感のようなものを求めていたように見えました。」

画像は『The Royal Family 2020年6月10日付Instagram「Wishing The Duke of Edinburgh a very happy birthday!」、2021年4月17日付Instagram「As the nation falls silent in memory of The Duke of Edinburgh the Royal Marine Bearer Party pauses on the West Steps which is lined by members of the Household Cavalry.」「This afternoon The Duke of Edinburgh’s Funeral took place at Windsor Castle.」「In loving memory of His Royal Highness The Prince Philip Duke of Edinburgh.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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