クッキーで食の多様性学ぶ 平塚中等と洋菓子店が連携
文化やアレルギーなどによる食の制限への理解を深めることを目的としたクッキー作り体験が8月12日、平塚市西八幡にある焼き菓子店マ・コピーヌで開催された。
体験は平塚中等教育学校の授業の一環として行われたもので、4年生の3人が指導役となった。同店の松元しのぶさんと一緒に、参加した11組の親子に小麦粉を含まないアレルゲンフリーのクッキーの作り方を教えた。
米粉生地を綿棒で伸ばす参加者に、「このくらいの力加減でやると良いよ」など、声をかける生徒の姿が見られた。
松元さんは「さまざまな理由で食事に制限がある人を理解し、思いやる気持ちが大切」と話した。参加した親子は「アレルギーに関して学べた」「早速家で作ってみたい」と感想を話した。