さらに深みが増す世界観!今本国で大注目の「スピンオフ」韓国ドラマ 3選
韓ドラ界は今、スピンオフドラマが増えつつある。
原作では、脇役だったキャラクターが主人公として登場する物語や、既存の作品から派生した新たなストーリーが繰り広げられるタイプなどその形式は様々。
メインとなる登場人物が変わることで、別の視点から描かれた物語は、本編よりもさらに深みが増した世界観を楽しむことができ、原作ファンにはたまらない魅力がある。
そこで本記事では、現在本国で注目を浴びているスピンオフドラマを3つピックアップしてご紹介。
日本でも大人気シリーズの作品や、現在配信中の新作ドラマの番外編だ。
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良いか悪い、ドンジェ (TVING)
1作目は、『良いか悪い、ドンジェ』。チョ・スンウ主演の人気サスペンススリラー『秘密の森』シリーズの(tvN/2017、2020)のスピンオフ版だ。
『秘密の森』では、感情を失った孤独な検事ファン・シモクと、正義感の強い女刑事ハン・ヨジンが事件の真実を暴こうと奮闘する姿が描かれていたが、『良いか悪い、ドンジェ』は、シモクの同僚検事ドンジェ(イ・ジュニョク扮)が主人公。
世渡り上手でいまひとつ信用のできない人物だが、憎み切れないキャラで視聴者から愛された彼だ。
スポンサー検事という烙印を押されお先真っ暗だったドンジェが、女子高生殺人事件を担当することになり、検事としての勘とオポチュニストの本能との間で危険な駆け引きをしていく。
●韓国放送開始予定日:2024年10月10日
社長の献立表 (TVING)
2作目は、『社長の献立表』。現在放送中のロマンチックコメディー『損するのは嫌だから』(tvN/2024)のスピンオフ版だ。
『損するのは嫌だから』では、ロコクイーンの異名を持つシン・ミナが、何事も損得勘定で判断する主人公ヘヨンに扮し、偽装結婚をしようとする姿が描かれているが、『社長の献立表』は、彼女の友達で19禁ウェブ小説作家ジャヨン(ハン・ジヒョン扮)を取り巻く物語。
『損するのは嫌だから』で因縁のある財閥3世のCEOギュヒョン(イ・サンイ扮)と共に、予測不可能なロマンスを繰り広げる。
ジャヨンは自身が執筆した作品”社長の献立表”のヒロインに、ギュヒョンはその相手役として登場し、ファンタジー要素のある作品に仕上がっているという。
●韓国放送開始予定日:2024年下半期
いつかは賢くなる専攻医生活 (tvN)
3作目は、『いつかは賢くなる専攻医生活』。大人気ドラマシリーズ『賢い医師生活』(tvN/2020、2021)のスピンオフ版だ。
『賢い医師生活』シリーズでは、1999年に同じ大学の医学部へ入学した5人の男女”99’s”の姿が描かれていたが、『いつかは賢くなる専攻医生活』では、産婦人科の専攻医5人のリアルな病院生活と友情が描かれる。
主演を務めるのは、若手俳優のコ・ユンジョン、シンシア、カン・ユソク、ハン・イェジ、チョン・ジュンウォン。
『賢い医師生活』を手掛けたシン・ウォンホ監督とイ・ウジョン作家がクリエイターとして参加しており、舞台をユルジェ本院から鍾路ユルジェ病院に移し、1年目の医師たちの姿が取り上げられる。
●韓国放送開始予定日:未定
(ライター/西谷瀬里)