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ドキュメンタリー映画『生きる』 津波被害、あの日何があったのか〈横須賀市〉

タウンニュース

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2011年3月11日に起こった東日本大震災の津波被害で、わが子を失った親たちの真実究明の活動を追ったドキュメンタリー映画「『生きる』大川小学校津波裁判を闘った人たち」の上映会が4月14日(日)、深田台の横須賀市文化会館大ホールで開かれる。良質なドキュメンタリー作品の上映を通じて、地域の文化振興につなげる市民グループ「16ミリ試写室」の主催。

宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全児童の7割に相当する74人と10人の教職員が命を落とした。地震発生から津波到達までは約51分、ラジオや防災無線等で情報は学校にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、多数の犠牲者を出した。惨事を引き起こした事実と理由を知りたいと願う一部の親たちに対して、行政の対応には誠意が感じられない──。石巻市と宮城県に対して国家賠償を求めた10年にわたる闘いの記録を独自の撮影を加えて寺田和弘監督が後世に遺すべき作品としてつくりあげた。

上映後には遺族・弁護士・監督によるトークもある。

鑑賞券は前売り800円、当日1000円、中高生300円。大滝町の品川文化堂ほかで販売中。

問い合わせは16ミリ試写室の松澤さん【携帯電話】090・2901・0862

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