東京バレエ団と金森穣が贈る、壮大で詩情豊かな『かぐや姫』の上演が決定
2026年5月5日(火・祝)~5月6日(水・振)東京文化会館 大ホールにて、東京バレエ団による『かぐや姫』全3幕が上演される。
『かぐや姫』は、東京バレエ団が演出振付家、舞踊家、Noism Company Niigata 芸術監督の金森穣が『竹取物語』を題材に、いつの世にも変わらない人間の姿を究極の身体表現であるバレエで描き出した新作バレエ。2023年10月、30年ぶりのオリジナル全幕作品として世界初演を果たし、絶賛を浴びた『かぐや姫』が、再び東京文化会館の舞台に舞い降りる。
本公演は東京文化会館の休館前最後の公演で、金森穣×東京バレエ団が贈る壮大で詩情豊かなフィナーレとなる。なお、本公演の後、『かぐや姫』は世界を魅了するために、ヨーロッパに向け旅立つ。
【ストーリー】
貧しい竹取の翁は、ある日、光り輝く竹の割れ目に小さな姫を見つけて家に連れて帰る。瞬く間に成長したかぐや姫は村の童たちとのびのび遊んで過ごし、やがて道児と恋に落ちる。しかし欲にかられた翁によって、彼女は道児との仲を引き裂かれ宮廷へと連れていかれる。
帝が統べる宮廷には華やかな姿と裏腹に孤独を抱える影姫がいた。かぐや姫が到着すると、そのあまりの美しさに宮廷の男たちは眩暈を起こし、影姫は不快に思うが、やがて二人の姫の魂は光と影のように同調しはじめる。
宮廷の頂点にありながら孤独の身である帝もまたかぐや姫に惹かれていた。彼女の存在が月の引力のように人々に影響を与えて緊張を生み出す。そんなときかぐや姫は月明かりの下に道児の姿を見つけ、彼とともに逃亡を図るが、その企ては失敗する。
冬を迎え、宮廷に残されたかぐや姫は、自分と似た姿をした精霊たちの夢をみる。ここにいるとさらなる欲望の渦に巻き込まれることを感じた彼女は……。