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Spotifyが2023年の総括&未来へ繋ぐ100曲をまとめたプレイリスト『Dragon』公開ーーLANA、YOASOBI、マイリー・サイラス、King Gnu、藤井 風など厳選20曲を「Music+Talk」で深掘り

SPICE

『Dragon』

2024年1月1日(月)に、Spotifyの公式プレイリスト『Dragon』が公開! 今年の干支・辰にちなんだタイトルで、2023年を象徴するような楽曲のほか、今年の音楽シーンで活躍を期待するアーティストの楽曲をミックスした100曲がリストイン。選曲には、Spotify Japanのエディトリアル・チームのほか、毎週水曜に新曲を紹介しているポッドキャスト『New Music Wednesday M+T Edition』のナビゲーターである竹内琢也、そしてSPICEチームが参加している。


また、このプレイリストをさらに深掘りする『Dragon M+T Edition』も同時に配信がスタート。同プログラムでは、100曲から20曲を厳選して、プレイリストだけでは知ることができないエピソードを紹介する。今年は2023年にスマッシュヒットを多数記録したLANA、「アイドル」がグローバルで大ヒットしたYOASOBI、King Gnu、Official髭男dism、羊文学、藤井 風などの国内アーティストのほか、「Flowers」が2023年にSpotifyで最も聴かれた楽曲となったのがマイリー・サイラス、TikTokをキッカケにブレイクしたミツキなど海外重要作品もピックアップ!

LANA「TURN IT UP - feat. Candee & ZOT on the WAVE」

LANAの「TURN IT UP - feat. Candee & ZOT on the WAVE」が『Dragon』の1曲目を飾りました。昨年は年明けにSpotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2023』に選出され、その後もスマッシュヒットを連発、初となるEP「19」も7月26日にリリースしました。Spotifyのヒップホッププレイリスト『+81 Connect』内で2023年に多く聴かれた楽曲が並ぶ『Best of +81 Connect 2023』ではトップ10に「Makuhari」「TURN IT UP - feat. Candee & ZOT on the WAVE」「Bad Bitch 美学 Remix」「BASH BASH - feat.JP THE WAVY」の4曲がリストイン。『POP YOURS 2023』や『SUMMER SONIC 2023』などの大型フェスにも出演し、この番組ではVideo Podcast形式でのスペシャルインタビューも行っています。

この「TURN IT UP(feat.Candee & ZOT on the WAVE)」は、LANAにとって2023年第1弾楽曲で、プロデューサーとしてZOT on the WAVE、客演にCandeeが参加。『RADAR:Early Noise 2023』選出や、SpotifyとTikTokが共同でアーティストを応援するプログラム・Buzz Trackerの2月度のマンスリーアーティストへの選出の後押しもあり、Spotifyで多く聴かれました。LANAは2024年、自身初の3都市ツアーとなる『Almost 20 Tour』を開催予定。LANAが20歳という節目を目前に迎えた3月に、BIGCAT(大阪)、NAGOYA ReNY limited(名古屋)、YOKOHAMA Bay Hall(横浜)でライブを行います。

Furui Riho「LOA」

幼少期から続けたゴスペルクワイアでの活動をルーツに、作詞・作曲のみならず時には編曲にも携わる北海道出身のシンガーソングライター・Furui Riho。2023年はSpotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2023』に選出され、番組でも多くピックアップしました。A.G.Oとの「ピンクの髪」、Shin Sakiuraの楽曲に客演参加した「n.o.y.b(feat.Furui Riho)」、knoakとの「Super Star」「PSYCHO」などインディーポップ的な表現が印象的な楽曲をリリースし、『SUMMER SONIC 2023』にも出演、全国5大都市を回るライブ・ツアーも行うなど飛躍の年になりました。(12月からスタートで現在ツアー中で、1月14日(日)に東京でファイナルを迎えます。大阪公演にお邪魔しまして、このSPICEでもインタビューもさせていただきました! ティファニー・デイから影響を受け、2023年はインディーポップ的な表現が多くなったことや韓国のアーティストからの影響、NewJeansの衝撃など、色々話していただきました)

この「LOA」は11月22日にリリースされ、「Super Star」「PSYCHO」でもタッグを組んだknoakが参加。ルーツであるゴスペルを意識した原点回帰的な作品で、自身がゴスペルを始めるキッカケとなった北海道で活動するSayo Oyamaも参加しています。『New Music Wednesday』『Tokyo Super Hits!』のカバーを飾るなどSpotifyでも多く聴かれています。

jo0ji「不屈に花」

2023年9月にEP「475」をリリースした鳥取県出身のアーティストjo0ji。WONKの江﨑文武と井上幹を共同編曲に迎え制作されたEPで、ストリングス奏者として常田俊太郎や村岡苑子、ドラマーとしてMONO NO AWAREの柳澤豊が参加しています。漁師の息子で、今も漁港で働きながらアーティストとして活動しているという異色の経歴を持っており、友人のために制作した楽曲「不屈に花」をYouTubeに公開したことをキッカケに音楽活動をスタートさせ、この「475」が自身初のEP。まだ謎多きアーティストで、今後の活動に注目です。

YOASOBI「アイドル」

2023年を代表する楽曲となったYOASOBIの「アイドル」。テレビアニメ『【推しの子】』のオープニング主題歌として4月にリリースされ、Spotifyでは日本の楽曲として最速で1億回再生を突破。2023年Spotifyで『国内で最も再生された楽曲』となり、米・ビルボードのグローバルチャートBillboard Global 200でJ-POPアーティスト歴代最高位となる7位、Billboard Global 200からアメリカのデータを除外したチャート『Billboard Global Excl. U.S.(ビルボード・グローバル・エクスクルーディングUS)』では1位を獲得するなど、J-POP史上初となる記録を次々と打ち立てました。

年末にGoogleが発表した『2023年Google検索ランキング』でも、「Songs」カテゴリーで全世界1位を獲得しています。楽曲を制作するにあたり、『【推しの子】』原作者の赤坂アカが小説の書き下ろしを行い、アイドルの聖地・秋葉原にちなんで、9人組アニソンダンスパフォーマー・REAL AKIBA BOYZがコールを担当。イントロでのゴスペル調のコーラスには、YOASOBIの英語版楽曲にも参加している外国人コーラス隊を迎えるなど、色々な挑戦を詰め込んだサウンドとなっていました。年末に行われた『紅白歌合戦』でもこの楽曲を披露、国内テレビでの初歌唱となりました。

King Gnu「SpecialZ」

2023年は約4年ぶりのアルバム『THE GREATEST UNKNOWN』をリリースしたKing Gnu。アルバムリリース時には、バンドメンバーがアルバムの楽曲を解説する『Liner Voice+』もSpotifyで公開され多くのリスナーに聴かれました。この「SpecialZ」は9月にリリースされ、『THE GREATEST UNKNOWN』にも収録された楽曲。TVアニメ『呪術廻戦』の第2期「渋谷事変」オープニングテーマでした。

『New Music Friday Japan』でカバーを飾り、リリース後すぐにJapanチャートでトップを獲得。2023年に国内で最もよく聴かれた楽曲を集めたプレイリスト『Top Tracks of 2023 Japan』にも9月リリースながらリストインしています。King Gnuはアルバム『THE GREATEST UNKNOWN』を引っ提げて、2024年1月からは京セラドーム大阪、バンテリンドーム ナゴヤ、東京ドーム、福岡 PayPayドーム、札幌ドームを回る全国5大ドームツアーを開催することが決定しています。(日本のバンドとして史上最速でのドームツアー開催、そして全9公演のチケットが完全ソールドアウトです)4月には台北、シンガポール、上海、ソウルの計4都市でのアジアツアーを行うことも発表されています。

マイリー・サイラス「Flowers」

2023年にSpotifyで最も聴かれた楽曲となったのがこのマイリー・サイラスの「Flowers」。1月12日にリリースされSpotify史上最速で10億回再生を突破。US&UKシングルチャートでも1位を獲得し、USシングルチャートでは6週連続1位を獲得するなど2023年を代表する楽曲となりました。8月にはこの「Flowers」も収録されたアルバム『Endless Summer Vacation』をリリース。客演参加でブランディ・カーライル(「Thousand Miles」)、シーア(「Muddy Feet」)が参加し、プロデューサーとしてはハリー・スタイルズの『Harry's House』も制作したキッド・ハープーンとタイラー・ジョンソン、ケンドリック・ラマーの「Humble」やマイリー・サイラスの「We Can't Stop」などを制作したマイク・ウィル・メイドイット、そしてアデルの作品などでも知られる大人気プロデューサーのグレッグ・カースティンが参加し、ソングライターとしてもジェイムス・ブレイクらが参加する豪華なアルバムとなりました。アルバムはグラミー賞で『年間最優秀アルバム』にノミネートされ、この「Flowers」も『年間最優秀レコード』『年間最優秀楽曲』にノミネートされるなど大きく活躍した年となりました。

ミツキ「My Love Mine All Mine」

ニューヨークを拠点に活動するミツキ・ミヤワキによるソロ・プロジェクト、ミツキ。2023年9月にリリースされたニューアルバム『The Land is Inhospitable and So Are We』から「My Love Mine All Mine」が『Dragon』にリストインしています。2016年の『Puberty 2』、2018年の『Be the Cowboy』、2022年の『Laurel Hell』が音楽メディアのイヤー・エンド・リストに多数リストインするなど、メディアや音楽玄人からの評価が高いミツキですが、この「My Love Mine All Mine」はTik Tokでのバイラルをキッカケに自身初めてUSシングルチャート『Billboard Hot 100』にランクイン。USのTikTokで最も人気のある楽曲を追跡するウィークリー・チャート『TikTok Billboard Top 50』のトップを獲得し、『Billboard Hot 100』でも26位を獲得。UKシングルチャートでも8位にランクインするなどミツキ最大のヒット曲となりました。Spotifyのグローバルチャートでは最高3位を獲得しています。<参考>

JJJ「心」

2013年にFla$hBackS(キッド・フレシノ、フェブとの3人組)としてデビューし、ソロとして2014年に1stアルバムの『Yacht Club』、2017年に2ndアルバムの『HIKARI』をリリースしたJJJ。2023年は『HIKARI』以来6年ぶりとなる3rdアルバム『MAKTUB』をリリースし、シーンを沸かせました。今作は客演でCampanella、OMSB、Benjazzy、C.O.S.A.、Daichi Yamamoto、KEIJU、SPARTA、韓国のシンガーソングライターsogummが参加し、プロデューサーとしてSTUTS、KM、Febb、16FLIP、SCRATCH NICE & JJJ、nosh、韓国のトラックメイカーouidaehanが参加。『Dragoon』にはSTUTS、OMSBが参加した「心」がリストインしています。Spotifyのヒップホッププレイリスト『+81 Connect』内で2023年に多く聴かれた楽曲が並ぶ『Best of +81 Connect 2023』にもリストイン。1月26日(金)に東京・EX THEATER ROPPONGIでワンマンライブ『JJJ LIVE 2024.01.26』を開催することも決定しています。

Yo-Sea「Moonlight」

2019年には『Early Noise 2019』にも選出されたYo-Sea。2023年8月にリリースされた1stフルアルバム『Sea of Love』から「Moonlight」が『Dragoon』にリストインしました。アルバムにはSTUTS、Gottz、C.O.S.A、Daichi YamamotoやUSのアーティストマット・キャブなど様々なアーティストがプロデューサーや客演として参加。「Moonlight」はアルバムに先駆けて先行でリリースされ、リリース週の『New Music Wednesday』の中でもよく聴かれました。2023年12月の藤井風のインスタライブでもカバーされ更に注目度が上がっています。

テイト・マクレー「greedy」

テイト・マクレーが2023年9月にリリースした「greedy」は、テイト・マクレーにとって一番のヒット曲となりました。テイト・マクレーはカナダのシンガーソングライターで、2020年にリリースした「you broke me first」がUKシングルチャート3位、USシングルチャート17位を記録、2022年にリリースした1stアルバム『I Used to Think I Could Fly』がUKシングルチャート7位、USシングルチャート13位を記録するなど人気のアーティストでしたが、この「greedy」はTikTokで話題になり配信開始から約2ヶ月で累計3億回再生を突破、Spotifyグローバルチャートで1位を獲得するなどキャリアの更なるターニングポイントになりました。

楽曲はケンドリック・ラマーやポスト・マローンの楽曲を手掛けた、ジャスパー・ハリスとワンリパブリックのボーカリストであるライアン・テダーによってプロデュースされ、簡単には恋愛の誘いに乗らない強気な女性の心情が歌われています。12月にはアルバム『THINK LATER』をリリースし、UKシングルチャート5位、USシングルチャート4位を記録。大きく飛躍の年になりました。

トロイ・シヴァン「Rush」

2023年は5年ぶりとなるアルバム『Something To Give Each Other』をリリースしたトロイ・シヴァン、アルバムにも収録された「Rush」が『Dragon』にリストインしました。アッパーなダンスポップアンセムであり、MVもクィアの愛と解放を表現したインパクトのある映像で大きな話題となりました。自国であるオーストラリアでは、権威のあるARIAミュージック・アワードにて最優秀ソロ・アーティスト賞、ソング・オブ・ザ・イヤー賞などを受賞し最多受賞に。グラミー賞でもベスト・ポップ・ダンス・レコーディング賞、ベスト・ミュージック・ビデオ賞にノミネートされ、自身初のグラミー賞ノミネートを果たしています。音楽メディアのイヤー・エンド・リストでもガーディアンが5位、ビルボードが7位、ピッチフォークが9位に選ぶなど、大活躍の年になりました。

Lamp「角をまがれば」

Lampは2000年に結成された染谷大陽、永井祐介、榊原香保里の3人組バンド。音楽掲示板、ストリーミング、TikTokなどを通じて2010年代後半から海外での再評価が進み、国内以上に海外から多く聴かれています。現在Spotifyでは月間リスナーが200万人を超え、2023年に海外で最も再生された日本人アーティストの楽曲が収められた『Global Hits From Japan 2023-国境を超える日本の音楽-』にも楽曲がリストインしています。そんなLampが2023年10月にリリースしたアルバム『一夜のペーソス』から「角を曲がれば」が『Dragon』にリストイン。リリース時には国内プレイリストのみならず、多くの海外プレイリストにもピックアップされました。

崎山蒼志「燈」

崎山蒼志が7月7日にリリースした楽曲「燈」。TVアニメ『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」のエンディング・テーマとして書き下ろされた楽曲で、Spotifyでは香港と台湾のバイラルチャートでもトップを獲得し、グローバルのバイラルチャートでも上位を獲得するなど、国内のみならず海外でも多く聴かれました。8月にはSpotifyとTikTokが共同でアーティストを応援するプログラム『Buzz Tracker』にも選出され、アルバム『i 触れる SAD UFO』もリリースに。『New Music Wednesday』や『Tokyo Super Hits!』のカバーも初めて飾り、Spotifyでも多く聴かれました。2024年1月には、台湾、香港を回る自身初のアジアツアー『Sakiyama Soushi ASIA TOUR 2024』を開催することが決定しています。

ピンクパンサレス&アイス・スパイス「​Boy's a liar Pt. 2」

新時代のアイコンであるピンクパンサレスとアイス・スパイスの「Boy's a liar Pt. 2」が『Dragon』にリストインしました。ピンクパンサレスはUKのアーティストで、アイス・スパイスはニューヨーク出身のラッパー。共にTikTokなどを中心に楽曲がヒットしていましたが、この曲が初めてのグローバルでの大ヒットソングとなりました。「Boy's a liar Pt. 2」は、2022年にピンクパンサレスのシングルとしてリリースされた「Boy's a liar」にアイス・スパイスが客演参加したバージョンで、USシングルチャート最高3位にランクインしています。

(ピンクパンサレスは、これ以前はイギリスを中心とした人気でしたがこの曲はUSで大ヒット。そしてアイス・スパイスは昨年他にもテイラー・スウィフトの曲に客演参加、ニッキー・ミナージュとのコラボなど一躍スターに。ピンクパンサレスもアイス・スパイスも映画『バービー』のサントラにも参加。ちなみに昨年スペインでピンクパンサレスのライブを見ましたが、素晴らしかったです。ドラムが入り高速ビートを生音で再現。本人も非常にキュートでアイコニックな存在でした)

Fred again..「adore u」

エド・シーラン、BTS、スクリレックス、FKAツイッグスなど数多くのアーティストとの仕事で知られるUKのプロデューサー/DJ/アーティストのフレッド・アゲイン。2020年のブリット・アワードでは『プロデューサー・オブ・ジ・イヤー』を受賞するなど以前はプロデューサーとしての側面が強いアーティストでしたが、近年個人プロジェクトが活発化。2023年は年明けにイギリスBBCが選ぶブレイク候補『BBC Sound of 2023』にノミネートされ、多くの海外フェスにも出演するなど話題となりました。ナイジェリアのアーティストオボンジェイヤーをフィーチャーしたこの「adore u」は夏にリリースされ、UKシングルチャート4位を獲得。ソロ名義での最大のヒット曲となりました。(竹内が昨年夏に一番聴いていた楽曲かも。ライブも見ましたが、キーボード演奏、サンプリングをリアルタイムで全て出すなど狂気のほぼ人力演奏で度肝を抜かれました。昨年ベストライブかもです。アコースティックなセットで行われたYouTubeのTiny Desk Concertも秀逸でした)

Official髭男dism「TATTOO」

2023年は「ホワイトノイズ」「TATTOO」「Chessboard」「日常」「SOULSOUP」をリリースし、Spotifyでは今年『国内で最も再生されたアーティスト』の第5位、『国内で最も再生された楽曲』で「Subtitle」が第3位に輝くなど、昨年も多くのリスナーに聴かれたOfficial髭男dism。『Dragon』には「TATTOO」がリストインしました。ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』の主題歌として4月にリリース。大晦日には『NHK紅白歌合戦』に出演し、「Chessboard」を披露しました。

羊文学「more than words」

羊文学が2023年9月にリリースしたシングル「more than words」が『Dragon』にリストインしました。2023年は年明けにアルバム『our hope』がCDショップ対象<青>に選ばれ、『FUJI ROCK FESTIVAL’23』にも出演、バンド初となる海外ワンマンライブを台北、上海で開催し、年末12月にはニューアルバム『12 hugs(like butterflies)』をリリースするなど、1年間色んな話題を振り撒いた羊文学。「more than words」は『呪術廻戦』の第2期「渋谷事変」エンディングテーマとして書き下ろされた楽曲で、Spotifyでも多く聴かれました。

(インタビューでは監督からいただいたワードをもとにした部分が大きく、「渋谷事変」なので都会感だったり、ちょっと閉塞感があったり、いろんなキーワードをもとにつくったとコメント。無機質のなかの温かさは4つ打ちサウンドで感じられますね)

ザ・ビートルズ「Now And Then」

ザ・ビートルズの25年ぶりの新曲「Now And Then」。2023年にザ・ビートルズの新曲がリリースされ、リリース時に各国の『New Music Friday』をビートルズが飾るという印象深い出来事となりました。「Now And Then」はオノ・ヨーコが所持していた「ジョン・レノンのデモテープ」をもとに制作されたもの。テープには他の楽曲も録音されており、ジョン・レノン以外の3人は1995年に「Free as a Bird」を、1996年には「Real Love」を、25年ぶりのビートルズの「新曲」と位置づけ、シングルとして発表していました。

当時も「Now And Then」も着手はしたものの、カセットテープの録音から発表に耐えるだけの音を取り出すのは無理だという判断で作業は中断されていました。しかしピーター・ジャクソン監督とドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ Get Back』(2021年)を制作中、映画制作に使われているAI採用の音声分離処理技術を目の当たりにし、これを今回ジョン・レノンのボーカル抽出に使用。「ビートルズの過去の音声をAIに学習させ、音声部分を抽出する」という手法により楽曲制作が実現しています。「Now And Then」ではポール・マッカートニーとリンゴ・スターのサウンド、今回使用された「デモテープからのジョン・レノンの声」、1995年に一度同楽曲をやろうと試みた時にレコーディングされたジョージ・ハリスンのギターを使った正真正銘4人で作った、全員の演奏が入った曲になります。

テイラー・スウィフト「Cruel Summer」

2023年3月17日にワールド・ツアー『The Eras Tour』をスタートさせたテイラー・スウィフト。2023年12月の時点でコンサートの平均動員数が7万人を超え、10億4000万ドル(約1470億円)の収益を記録。エルトン・ジョンの5年に及んだ引退ツアーの9億3900万ドル(約1329億円)を上回り、史上最も収益の高い音楽ツアーとしてギネス記録を達成しました。米誌タイム毎年恒例の『パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)』にも選出。(政治家や財界人が選ばれること多いパーソン・オブ・ザ・イヤーに芸術分野の功績を理由に選ばれるのは96年の歴史で初めて)

2023年はアルバム『Midnights』のニューバージョン『Midnights(The Till Dawn Edition)』や、過去作再録シリーズの『Speak Now(Taylor’s Version)』『1989(Taylor’s Version)』などをリリースしていますが、目立ったのは「Cruel Summer」のヒット。2019年リリースのアルバム『Lover』に収録されている楽曲ですが、当初は正式なシングルではありませんでした。しかしツアーの反響も受け6月に正式なシングルとしてリリースされ、リリースから約4年を経てUSシングルチャートで1位を獲得しています。

藤井 風「花」

藤井 風の「花」が『Dragon』にリストインしています。2022年は「死ぬのがいいわ」がタイでのバイラルをキッカケにアジア諸国、ヨーロッパ、南米、北米へと広がりを見せ、SpotifyグローバルTOP100に初めてチャートインした国内アーティストとなった藤井 風。今年は海外アーティストとのも活動も増え、USのシンガーソングライターJVKEの「golden hour - Fuujii Kaze Remix」への参加、ドレイク、ケンドリック・ラマー、シザらの楽曲を手がけるDahiをプロデューサーに迎えての「Workin’ Hard」などをリリース。自身初の海外ツアー『Fujii Kaze and the piano Asia Tour』も行われました。この「花」はチャーリーXCXとの作業や、日本では宇多田ヒカルの作品に参加していることでも有名なA.G.Cookをプロデューサーに迎えて制作されています。ドラマ『いちばんすきな花』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、最終回に藤井風本人が出演したことでも話題になりました。

文=竹内琢也

『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……

毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!

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