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清水エスパルスの矢島慎也が水戸戦で決めた先制FK「任されている以上、命を懸けている」

アットエス

J2清水の矢島「俺、ちょっと蹴りたいんだけど」

清水エスパルスの矢島慎也選手が水戸戦で先制点となる直接FKを決めました。直接FKでゴールはプロ初とのこと。セットプレーについて「止まったボールを蹴るのは自分との戦い。キッカーを任されている以上、1本1本に命を懸けている」と言葉に力を込めます。今季はキックの調子がいいそうです。

―水戸戦の直接FKを振り返って。
「セットプレーは自分との戦い。止まったボールを蹴るのが一番難しい。自分はこれまで直接FKを蹴ってこなかった。集中して蹴った」

―壁は6枚くらい並んでいた。
「(北川)航也がいた左サイドの壁が1人離れていた。離れていなかったらパスを出そうかなとも思っていたが、結構気にしていたので、それを見てからは決めることしか考えていなかった」

―山原怜音選手もキッカーとして横に並んでいた。
「これまで基本的に怜音が蹴っているのを知っていたので、いつもは譲っていた。今回は(高木)践がファウルでFK取ってくれて、怜音が蹴るのかなと思って近寄っていった。

相手のGKが岡山時代に練習でキーパーをやってくれていた人(松原修平選手)だったので蹴りたい気持ちがあった。練習から今年は結構調子がいい。『俺、ちょっと蹴りたいんだけど』と言ったら譲ってくれた。

次はどうなるか分からない。任されている以上、1本1本セットプレーには命を懸けている」

―直接FKのゴールはいつぶりか。
「プロで初。そもそも2本くらいしか蹴ったことない。いや、1本蹴ったか蹴ってないか、記憶にもないぐらい。フリーキッカーは任されてこなかった。(西沢)健太もキックがうまいので、練習しているときに一緒に入ってた」

―ボールのイメージは。
「若干遠めで風が向かい風だったので、ボールが弱いと入らないなと思って結構強めに蹴ることを意識した。スピードを求め始めると力んで壁に当たるので、それだけは避けようと思った」

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