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ソーセージとは何が違う?『サルシッチャ』ってどんな料理?

オリーブオイルをひとまわし

ソーセージとは何が違う?『サルシッチャ』ってどんな料理?

イタリアンで目にすることが多い「サルシッチャ」。これは新鮮な状態のイタリアンソーセージのことであり、一般的には焼いたり揚げたりしてから食べることが多い。また、イタリアンでは加熱したサルシッチャをそのまま食べるだけでなく、パスタやピザの具材として使うことも多いという。今回はそんなサルシッチャについて詳しく解説する。家でもできる簡単な作り方なども確認しよう。

1. サルシッチャとは?

サルシッチャ(Salsiccia)とは、「加熱調理する前の新鮮な状態のイタリアンソーセージ」の総称である。イタリアンソーセージにはさまざまな種類があり、地域や家庭によって異なるが、主流は豚ひき肉・ラード・各種スパイスなどを使うもの。そして、これらの食材をソーセージ状に成型したものを「サルシッチャ」と呼ぶ。食べる際はグリル・ロースト・フライなどにすることが多い。

サルシッチャの語源と歴史

イタリア語で「腸詰め」を意味する「サルシッチャ(Salsiccia)」は、ラテン語の「塩(sal)/塩辛い(salsus)」と「細かく刻んだ肉(insicia)」を語源に持つといわれている。古代ローマの頃(紀元前500年頃)にはサルシッチャは誕生しており、時代とともにイタリア全土で食べられるようになった。特にカラブリア州のサルシッチャは有名で、1998年にはDOP認証を受けている。

ソーセージとの違いとは?

サルシッチャとソーセージは形状こそ似ているが、サルシッチャはイタリア発祥の料理であり、ソーセージはドイツ発祥の料理である。また、サルシッチャは非加熱の状態の料理であるが、ソーセージは燻製にしており加熱済みの料理となっている。そのほかにも材料なども異なるが、大まかな違いとしてサルシッチャとソーセージでは発祥地や製造方法などが異なっている。

2. サルシッチャの基本的な作り方

本格的なサルシッチャではケーシング(ソーセージを包む薄皮)に豚腸や羊腸などを使うが、自宅で作るなら食品用ラップを使うのがおすすめ。食品用ラップのほかに豚ひき肉・ハーブ類(バジル・セージなど)・塩・コショウ・砂糖などを用意したら、以下の手順でサルシッチャを作ってみよう。

サルシッチャの作り方・手順

ボウルに豚ひき肉・塩・砂糖・水を入れて混ぜる
ボウルにハーブ類・スパイス類を加えてよく混ぜる
(2)のひき肉を棒状にしてラップでピッタリと包む
(3)のサルシッチャを冷蔵庫で休ませたら完成
※食べるときは必ず加熱調理して中まで火を通す

3. サルシッチャのおすすめの食べ方3選

サルシッチャは本場イタリアではグリル(焼き)にしてから食べることが多いが、ボイル(茹で)やフライ(揚げ)などにしても美味しく食べられる。ここではそんなサルシッチャの美味しい食べ方を紹介する。なお、本場では生食することもあるようが、家庭では食中毒を防止するために必ず加熱調理してから食べるようにしよう。

食べ方1.グリル

サルシッチャの最も定番の食べ方の一つが「グリル」である。グリルにする場合は、サルシッチャのラップを取り外し、オリーブオイルを引いたフライパンで焼き上げればよい。そのまま食べても美味しいが、バルサミコ酢を使う「アグロドルチェソース」や西洋わさびを使う「レフォールソース」をかけるのもおすすめだ。これらのソースをかけることで、サルシッチャをより美味しく食べられる。

食べ方2.ボイル

サルシッチャは「ボイル」にしても美味しい。ボイルにする場合は、食品用ラップで包んだサルシッチャをアルミホイルで包む。お湯を1~2cm程度沸かしたフライパンで、弱火で5分程度加熱する。その後、火を止めて10分程度余熱で加熱したら完成だ。グリルとは異なり、ボイルにしたサルシッチャではジューシーで柔らかい食感を楽しむことができる。

食べ方3.フライ

サルシッチャは「フライ」にして食べることも多い。フライにする場合は「炒め揚げ」の要領で、少なめの油で揚げるようにしよう。サルシッチャを回転させながら揚げて、表面をカリッとさせたら完成だ。そのまま食べても美味しいし、これを煮込み料理などのメイン食材として使うのもよい。

4. サルシッチャの美味しい使い道3選

古くからイタリアで親しまれているサルシッチャは単体で食べても美味しいが、本場イタリアではパスタやピザといった料理の具材に使われることも多い。そんなサルシッチャの美味しい使い道についてもいくつか紹介しておこう。

料理1.サルシッチャのパスタ

豚肉とハーブなどを使うサルシッチャはパスタとの相性が非常によく、トマトソース・オイルソース・ホワイトソースなどどのようなソースにも合う。使うときは、サルシッチャを一口サイズ(またはスライス)にしてから、パスタやほかの具材と一緒に炒めるようにしよう。麺はロングパスタでもショートパスタでも合うが、おすすめはフジッリやニョッキなどのショートパスタとなっている。

料理2.サルシッチャのピザ

サルシッチャをピザの具材に使うのもおすすめ。定番はトマトソースの上にスライスしたサルシッチャとピザ用チーズをトッピングしたシンプルなピザだが、ホワイトソースやカレーソースの上にトッピングしても美味しい。また、ボリュームアップしたいなら野菜類をトッピングしたり、チーズを増量したりするのがおすすめだ。肉汁たっぷりのサルシッチャのピザを楽しもう。

料理3.サルシッチャのホットドッグ

サルシッチャをホットドッグの具材にするのもおすすめだ。作り方は簡単で、ホットドッグ用のパンに千切りキャベツと加熱調理したサルシッチャを挟むだけだ。あとはお好みでケチャップやマスタードをかければ完成である。また、サルサソースを使えば「タコス風ホットドッグ」を楽しむこともできる。サルシッチャを手軽に丸ごと楽しめる食べ方となっている。

結論

サルシッチャはイタリア発祥の「新鮮なイタリアンソーセージ」のことである。その食べ方の定番はグリルであるが、ボイル・フライ・ローストなどさまざまな方法で美味しく食べられる。また、加熱調理したサルシッチャをパスタ・ピザなどに使っても美味しい。家でも比較的簡単に作れるので、興味があったら「自家製サルシッチャ」に挑戦してみよう。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 中山沙折

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