災害時の野外泊市民らが体験 中央公園で1泊2日
災害時の野外泊を体験するイベントが11月30日から12月1日にかけて鎌倉中央公園で開催され、市民ら35人が参加。1泊2日の野外泊を通じて防災意識を高めた。
主催は、防災ラジオの役割を担う鎌倉エフエム放送(株)。指定避難所ではないものの鎌倉中央公園が会場を提供し、「野外泊シミュレーションもしかま」と題したイベントを初実施。参加者たちは設営したテントで宿泊したほか、災害用トイレの実践、火起こし、炊き出し、野外での応急手当などを学んだ。
鎌倉エフエムは、「構想から2年、実現できてよかった。災害時に身を守るための、実践的なスキルを高めることができたと思う」と話し、今後の開催も検討していきたいとする。