ジュビロ磐田、ルヴァンカップでJ1のガンバ大阪に2-1で勝利!ハッチンソン監督が選手に称賛のコメント送る
ジュビロ磐田は5月21日、Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次ラウンド3回戦でガンバ大阪を延長戦の末に2-1で下し、初のプレーオフ進出を決めました。J1相手に互角以上の戦いを演じた選手に、ジョン・ハッチンソン監督が選手を褒めたたえました。
一問一答
-試合の総括を。
非常にタフな試合となりました。いくつか試合に入る前に、重要な点があったんですけど、そこはしっかりやってくれたと思っていますし、チームをいろいろ変えてやった中で、選手たちは本当によくやってくれたなと思うので、全体的に勝利に値するチームだったと思います。いいチャンスを作れていましたし、守備もしっかりやれていました。また、永嗣(川島選手)もリードを守ってくれる素晴らしいセーブもありました。本当に素晴らしく全員がいいパフォーマンスをやってくれたので、選手を誇りに思っています。
-重要な点とは。
「力強く守備をすること」、「いいプレッシャーをかけること」、「チームとしての距離感」だと思います。また今週、いい局面が試合中にたくさん見られたなと思っています。攻撃においても、しっかりと複数の脅威、選択肢をしっかり作りながらやるというところはすごくよかったです。
そして、運動量のところですね。僕にとってハードワークはキーとなる非常に重要なものですが、多く足をつっている選手もいた中で、今シーズンそこまで多くの出場時間を得られていない選手がチームのためにハードワークしてくれたということが大きかったのかなと思います。
-監督もイエローカードをもらっていましたが、難しい判定などがあった中、選手のメンタリティーも上がったのでは。
選手のために、またクラブのために戦うというところは非常に重要視しています。選手に戦うことを求めている以上、そしてまた選手がこのクラブのために戦ってくれている以上、私も戦わなければいけないと思っています。またここに全員が勝ちに来ているので、そこのメンタリティーのところは非常によかったのかなと思います。
-決勝点を挙げた吉村瑠晟選手について。
瑠晟に関しては、プレシーズンのところで1回チームに帯同していたんですが、正直言うとそこまでちゃんと見れていなかったです。しかし、ここ1、2週間ほどトレーニングに帯同してやってくれて、まさにいい選手だなと思いました。正直、今日のスタートで使おうと考えていましたが、昨日考えを変えました。ただその中でも必ず試合には出そうと思っていたので、やれることをやってほしいなと思っていました。
非常にいいゴールを決めたんですが、ここからプロとして長く活躍するのは難しいことなので、まずはしっかりと成長していってほしいなと思います。今日に関しては、素晴らしいゴールを決めてくれて嬉しいですし、守備のところも本当に素晴らしくやってくれたので、選手のためにもチームのためにも戦ってくれたなと思います。