センバツにつながる秋季高校野球 静岡県大会組み合わせ決定 初戦から屈指の好カード
■9月14日に開幕 常葉大菊川と静岡高校が初戦で激突
来春のセンバツ甲子園につながる秋季高校野球静岡県大会の組み合わせが決まった。初戦屈指の好カードとなったのは、ともに甲子園常連校の常葉大菊川と静岡高校の一戦。今夏に聖地で勝利を挙げた掛川西は初戦で知徳と対戦する。
【トーナメント表】センバツ切符かけた戦い 静岡県大会の組み合わせ決定
秋季高校野球静岡県大会は9月14日に開幕する。県予選を突破した39校に今夏の甲子園に出場して予選を免除された掛川西を加えた40校が頂点や東海大会出場を争う。
初戦で最大の注目を集めるのが、15日に組まれた常葉大菊川と静岡高校の2回戦。常葉大菊川は2年ぶり、静岡高校は6年ぶりのセンバツ切符を狙う。
その他の注目校の初戦は、今夏に26年ぶりに出場した夏の甲子園で初戦を突破した掛川西が15日の2回戦で知徳と対戦する。昨秋の県大会を制して、東海大会でベスト4まで進んだ藤枝明誠は16日の2回戦で、御殿場西と22年ぶりに県大会出場となる磐田農業の勝者を迎え撃つ。
3年ぶりの選抜出場を狙う日大三島は16日の2回戦で、浜松開誠館と島田樟誠の勝者と戦う。創部119年目で県大会初出場を決めた浜松大平台は14日に1回戦で科学技術と激突する。
秋季高校野球静岡県大会は裾野球場や掛川球場などで14日に始まり、29日に草薙球場で決勝と3位決定戦が予定されている。上位3校が10月19日からの東海大会に進み、その結果が来春の選抜高校野球大会へとつながる。
昨春から東海地区の出場枠は2から3に増えたが、静岡県の高校は選ばれなかった。東海地区からは愛知・豊川、三重・宇治山田商業、愛知・愛工大名電の3校が出場している。
(SHIZUOKA Life編集部)