壁ドンから始まる奇妙な共同生活!? 春アニメ『ただいま、おじゃまされます!』花澤香菜さん×石川界人さん×石谷春貴さんが作品の魅力とキャラの関係性に迫る【インタビュー】
和戸村先生原作・コミックシーモアの大人気オリジナルコミック『ただいま、おじゃまされます!』(シーモアコミック)のアニメが2026年4月7日より日本テレビ「AnichU」枠、読売テレビ「火アニ」枠にて放送開始!
24歳OLの凛子(りんこ)は隠れオタク。唯一の癒しのアニメを観ていると右の隣室から抗議の“壁ドン”が! 左隣のさわやか紳士・佐槻(さつき)に協力してもらい壁越しに話し合おうとするが、壁を蹴破って現れたのは、凛子の推しマンガ『うさねこ部』の作者・ウサ春先生こと右沙田(うさだ)でした。右沙田の抗議から逃れるため佐槻の部屋でアニメを視聴するも、佐槻の部屋の壁まで壊してしまう右沙田…ドキドキと笑いの入り混じる三角関係ルームシェア生活の開幕!!
アニメの放送を記念して、仲間凛子役を演じる花澤香菜さん、佐槻鏡斗役の石川界人さん、右沙田春真役の石谷春貴さんの座談会をお送りします。
花澤さんとこの作品の変わった出会いから作品の印象や魅力、それぞれのキャラとお芝居について、そして作品にちなんだ質問まで、たっぷり語っていただきました。
【写真】『ただいま、おじゃまされます!』花澤香菜×石川界人×石谷春貴、役との意外な共通点とは?
花澤さんが作品を知ったのは番組で共演する人が出演するCMから!?
──花澤さんはこのアニメに出演が決まる前からこの作品をご存じだったそうで。ご自身がパーソナリティを務める『ただいま、ラジオされます?』の中でおっしゃっていましたが、改めて経緯を説明していただけますか?
仲間凛子役 花澤香菜さん(以下、花澤):何気なくTVを観ていたら『ぽかぽか』で共演している(漫才コンビのハライチ)澤部(佑)さんが出演している「コミックシーモア」のCMを目にしたんです。その中で澤部さんが読んでいるマンガが『ただおじゃ』だったんです。
佐槻鏡斗役 石川界人さん(以下、石川)&右沙田春真役 石谷春貴さん(以下、石谷):え~っ!?
花澤:それから実際に読んでみましたし、オーディションの段階でも改めて読み直しました。初めて読んだ時、凛子の部屋の壁が突き破られて、佐槻の部屋と右沙田の部屋と繋がった瞬間に、「わっ、きたな。これぞ、少女マンガだ!」とワクワクして、そこからページをめくるスピードが心なしか早くなりました(笑)。
あと佐槻と右沙田の二人の男性キャラクターが素晴らしくて。私は、鬼畜メガネキャラが大好きなので。
全員:(爆笑)
花澤:「私は佐槻さん派だな」と思いながら読んでいました。
石川:ありがとうございます(笑)。僕がこの作品に触れた時、「自分が演じるとしたら右沙田かな」と思っていました。
石谷:おお~っ!?
石川:というのも、とある作品をきっかけに結構強めの口調で怒鳴りつけるキャラを演じることが増えた時期がありました。それがこの作品のオーディション時期と合ったので、「今回もそうかな」と思って受けたら、決まったのが佐槻だったので驚きました。
この作品は少女マンガと呼ばれるジャンルだと思いますが、僕はずっと右沙田に萌えていて(笑)。このキャラを応援したい気持ちが強くなって、「頑張れ! 右沙田!」と熱血少年マンガのような心持ちで原作を読ませていただきました。
石谷:僕は界人さんとは逆で、自分がやるとすれば佐槻かなと思っていました。僕もオーディションの頃に氷属性の寡黙で優しいキャラを演じることが多かったので。でも決まったら右沙田でした。
花澤:不思議。二人とも、ピッタリなのに。
石川:実際に決まった役と違うということは、僕らは自分を客観視できていないんでしょうね(笑)。
石谷:(笑)。実は佐槻にずっとじれったさを感じていました。3人の中で一番状況が見えているようで、全然踏み込めていないんですよね。二人からのアプローチを、嫌味のない天然さで凛子がかわしていく、その駆け引きもおもしろくて。この作品は絵のタッチはやわらかくて、3人の日常も自然だったから少女マンガだとは意識せず、するすると読めました。そして「どんな事件が起きてもうまくまとまるんだろうな」と思える安心感がある作品だなと思っていました。
──自分は3つの部屋に大きな穴が開いて繋がったのはおもしろいけど、部屋を退去する時にかなり修繕費が取られそうだなとつい現実的に考えてしまいました。
花澤:やっぱりそういうこと考えちゃいますよね(笑)。
石川:敷金では収まらない可能性が大きいですね。
3人が演じる時に意識したこととは?
──オーディションで役が決まったそうですが、オーディションを受ける時にどんなことを意識して臨まれたのでしょうか?
花澤:凛子ちゃんの天然でかわいい感じと、後々に心の距離感は縮まっていきますが、最初の頃のあまり踏み込んでいかない感じは意識しました。
石川:オーディションの時、「俺はオオカミだからね」というセリフがあったので、オオカミ感を意識しました(笑)。一時期、草食系のやわらかい雰囲気を持っていながら、内には積極的かつ情熱的なものを秘めている肉食系の男子を「ロールキャベツ男子」と称していた時代がありましたが、それを少し意識した覚えがあります。とはいえ、右沙田に対しての冷たい対応も誇張して表現していました。
石谷:原作を読ませていただく中で、右沙田が別の文化の中で育ってきたため、日本人的な感覚ではないところがあるなと。なので、ちゃんと自己主張をするため、結構、表現を大きくして「ここでは声を張らないだろう」というところで声を張ったり、誰かの言葉に対しての反応や自分で主張する時は言葉を強めにするように意識しました。でも本心では誰かを攻撃しようとか傷つけようという目的ではないので、バランスがすごく難しかったです。
──演じるキャラとご自身で似ている点や違う点を教えてください。
花澤:凛子ちゃんはアニメやマンガが大好きで、私はパンが大好きなので、何か一つのことに集中するオタク的なところは似ているかもしれません。似ていないのは、料理が得意ではないところでしょうか?
──パン好きならばご自身でパンを焼いたりしているんじゃないのですか?
花澤:(頬を膨らませながら)パンは焼かないで、食べる専門なんです!
全員:(爆笑)
花澤:パンは焼くものではなく、食べるものですよ。やはり職人の方が焼いてくれるパンが一番おいしいですから。凛子ちゃんみたいに、人に振舞えるような素敵な料理が作れればいいんですけど。
──あとご自身のラジオ番組『花澤香菜のひとりでできるかな?』で急にテンションが上がって早口になるところも似ていると思います。
石川・石谷:へえ~。
花澤:普段の生活も今回活かされているのかもしれません(笑)。
石川:佐槻の気持ちは手に取るようにわかります。会話の中で自分の情報を出す時「言いたいけど、言えない」とか、「これを言ったら嫌われてしまうかも」と不安になることが結構あったり、相手に対して「もっと仲良くなりたい」とか「自分のことをもっと伝えたい」けど怖くてできない、といういじらしさは自分と少し似ているかなと思います。
──優しいところも同じでは?
石谷:石川さんの優しさは随一と言われていますから。
石川:そういうことにしておきましょう(笑)。佐槻のように大事なものを守ろう、大切にしようとする姿勢は見習わなくてはと思っています。
石谷:右沙田はストレートにものを言いますが、僕も時々、ストレートに言ってしまうことがあるので、作中でそんな瞬間があると共感できます。ただ右沙田は自己肯定感が高くて、結構自信があって。例え失敗することがあっても乗り越えてきた人だと思うので、その自己肯定感の高さは自分と全然違うし、見習わなきゃと思います。
自分の中にちゃんとした芯があるから、どんなことに対しても自分の考えを持っているし、自分の発言に突っ込まれてもきちんと説明や反論できるんですよね。だからこそ右沙田は人に対して、自分と同じようなものを求めてしまうのかもしれません。でも理由があるのに、言葉足らずだから誤解や反感を招いてしまうところも似ているので、僕もちゃんと考えないといけないところだなと思っています。
──石谷さんは以前のインタビューでこちらの話をしっかり聞いて、ちゃんと答えられていたので結構、意外です。
石谷:思いついたことをそのままパッと言ってしまうことがよくあるんです。思いついた時点で1回、飲み込んで考えてから言葉に出すように、ワンクッション置かなきゃとか、思ったことを、どう相手に誤解されず、傷つけないように伝えなきゃというのがここ数年の課題なんです。
花澤:そうなんだ!? 私がアフレコで噛んだ時に、石谷くんから「このヘタクソ!」と言われたことないよね?
石川:そんなこと、思ったらダメだよ。
石谷:一度も思ったことないですから! でも後ろからいきなりそんなことを言われたら怖いでしょうね(笑)。
石川:もう現場に行きたくなくなるでしょうね。
──再度、確認しますが、石谷さんはアフレコで誰かが失敗した時に内心、「このヘタクソが!」と思うような人ではないですね?
石谷:全然、そんなことないですから! この話題をあまり広げないでください。
凛子を演じる花澤さんの音圧に恐怖した石川さん!? 花澤さんのお芝居は楽しいと話す石川さんと石谷さん
──お互いのキャラクターの印象とお芝居の感想をお聞かせください。まずは凛子の印象と花澤さんのお芝居についてお願いします。
石川:花澤さんの声は唯一無二のかわいらしさがあるし、作中の凛子もかわいいけど、オタク語りを始めた時の音圧がエグすぎて、怖かったです。収録中は花澤さんの隣のマイクに入らせていただくことが多いんですが、僕の耳の鼓膜が破壊されてしまうのではと思うくらいの音圧で叫ばれていて。「これが凛子のアニメや推し活への情熱につながっているんだな」と思うと見習わなくてはと思いました。
石谷:凛子のモノローグや一人語りの時、プロの仕事を感じました。聞いていて楽しいんですよね。
石川:わかる!
石谷:映像を観ないで、台本だけ見ながら聴いていても楽しくて。「ここで上がって、ここでテンションが下がるんだ!?」というところもあるし、凛子が驚いてギャグ顔になった時の表現のバリエーションの多さもすごくて。「こんな声なんだ!?」と驚かされることが多いです。1話の凛子の横に右沙田が寝ているシーンで、ト書きでは理解することが難しいのに「ああいう表現をするんだ!?」と、毎回勉強になります。
花澤:そんなことないから!
──次は佐槻さんの印象と石川さんのお芝居について感想をお願いします。
石川:(二人の顔をじっくり見ながら)どうでしたか?
花澤:とにかくピッタリですね。声から醸し出される品と知性、あともどかしい感じの時、声色にはそれほど出るわけではないのに、ちゃんと傷ついていたり、ちゃんと浮ついているんだろうなと感じ取れるお芝居をされているので、収録がめちゃめちゃ楽しかったです。
石谷:セリフで言っていることと、声音が逆の時を感じることがあります。例えば誰かのことを思って言っているけど、別の意図が込められているのを、最後まで意味を持たせてセリフを言っていて。実はすごい技術で、「どうやっているのかな?」と教えていただきたいくらい。あと文章の組み立ての中でお芝居の持っていき方が佐槻っぽいなと。本当はこういうことを言いたいけど、本心は別にあることを感じられるお芝居をされていて、言葉を返していく作業が楽しかったです。
花澤:ストレートなセリフをそのまま読んだらキツくなってしまうところを、ちゃんと意味を持たせてやられているのも素晴らしいです。
石川:ありがとうございます。
──では右沙田と石谷さんのお芝居についての感想をお願いします。
石川:元気になります! 石谷くんの声は太陽のような声で、すごく人の心を明るくさせる声だと思っています。更に今回、右沙田という自己肯定感の鬼、ポジティブ・モンスターを演じていることで、しゃべっているのを聞くと元気になるし、嬉しくなるんです。
僕の推しキャラということもあるかもしれませんが、石谷くんの声との相乗効果で、より右沙田の魅力が映像にのりやすくなっているんじゃないかと思います。僕はアフレコ現場ではあまりしゃべらず元気がないんですが、石谷くんが元気づけてくれます。
花澤:界人くんは、石谷くんと仲良しだよね。
石川:なので、石谷くんが僕にとっての右沙田です。
石谷:ありがとうございます。嬉しい。
花澤:私が以前、違う作品で石谷くんとご一緒した時はこういう役をやられていなかったので、右沙田のイメージがまったくありませんでした。いざ収録が始まると素敵で、「こういう引き出しも持っているのか!?」と驚きました。
あと界人くんも言っていましたが、「このキャラは愛しちゃうよね」と思わせてくれます。右沙田はキザにしようと思えばできると思うけど、石谷くんが感情をそのまままっすぐにこちらへ向けてくれることによって、ほわっとするんですよね。そういう雰囲気を作るお芝居が上手だなと思います。
石谷:嬉しいですね。
練習用ビデオが届いた時に3人が驚いたこととは?
──収録現場での裏話を教えてください。
石川:練習用のビデオの中にいまざき(いつき)監督の声が入っていて。
花澤:そうだった!
石川:SEも「ばちゃ~ん!」とかご本人がおっしゃられていたのが、すごく新鮮でした。
花澤:あまりないよね。
石川:アイキャッチの「ただおじゃ」も監督の声で。だからオンエアも監督の声が使われるのかなと思いましたが、そこは違っていて。個人的には監督の声で聴きたかった(笑)。
──監督の声バージョンはパッケージの特典とか。
花澤:そんなことしたら監督が恥ずかしいじゃないですか!?
石川:でも需要はありそうですよね。まだ色が付く前で、調音もされていない状態の映像が特典に入ったら観たい人が多いかも。
細かいディテールと枚数の多さから感じたスタッフの気合。壁ドンの表現を観た石川さんは「わっ、スタンド使いだ!」
──ティザーPVなどで映像をご覧になった感想をお聞かせください。
花澤:とってもかわいくてビックリしました。「和戸村先生のふんわりした、かわいらしい絵をどうアニメにするのかな?」と思っていたら、そのまま再現されていて。凛子ちゃんのまつ毛の下のところ、めっちゃかわいくないですか? ディテールの部分も細かく描かれていて、感動しました。
石谷:色使いもふんわりしていて、明度が高めな感じで。
石川:でもキャラはぬるぬる滑らかに動くんだよね。きっと1話で使われている枚数は普通よりも多いんだろうなと思うほどで、スタッフの皆さんの気合を感じる映像になっているなと。
石谷:あと部屋の壁の穴って、あんなに大きくて、分厚かったのかと。あんなになるまで蹴り崩すのは大変だろうなと思いました。
石川:右沙田の壁ドンの音も映像に描かれていたりして、「わっ!? スタンド使いだ!」とビックリしました(笑)。
大喜利を開催! お題は「こんな隣人は嫌だ」
──作品にちなんで、もしご自身が住むマンションにどんな隣人がいたら嫌ですか?
石谷:大喜利みたいですね。
石川:じゃあ、花澤さんからどうぞ!
花澤:私はあまり隣人トラブルに遭ったことがなくて。今の時代は基本的に誰とも接しないのがスタンダードになっていますよね。
石川:確かに。
花澤:子供の頃は、うちのマンションの近くに、回転寿司のお店ができたら、うちの廊下までお酢の匂いが充満して。
石川:地味に嫌ですね。
花澤:「こんな回転寿司屋さんは嫌だ」ということで(笑)。
石谷:うまい! 花澤さんに座布団1枚!
花澤:でも、おかげさまで、回転寿司屋さんで食べる機会が増えたので良かったです。
石川:僕は一人暮らしを始めた時に、家の隣りに昼はカフェ、夜はバーというカフェバーができて。深夜の2時くらいまで営業していたので、そうなったら行きますよね。
花澤:そうなの?(笑)
石川:一人暮らしを始めたばかりなのでお金もそれほどないし、お酒も当時はそれほど飲みませんでした。でもそこに通うようになってからはお酒を飲むようになり、お酒を飲むとつまみが欲しくなって、ピザも注文したくなるじゃないですか? しっかりプクプクと内臓脂肪がついてきました。良いお店が近くにできると通うようになって、金銭的にもキツいし、体型も変わるという……。
石谷:壁が薄いところに住んでいる時、隣りの人のいびきが聞こえてくるのが嫌でした。
石川:それはキツいなあ。
石谷:上京して最初に住んだ家が半地下で、映画『パラサイト 半地下の家族』みたいな(笑)。家の前がゴミ捨て場で、窓を開けるとゴミ袋の山があるのが嫌でした。真下には24時間営業のトレーニングジムがあったので、重いトレーニング機器を上げると、僕の部屋の床をゴンと打ち付けて、寝ている最中に何度も起こされることがありました。なので「真夜中に重いものを上げるのはやめてください」と。
花澤:すごい苦情だね(笑)。
石川:そのゴンという音はモールス信号みたいになってなかった?
石谷:「た・す・け・て」って……そんなことあるわけないじゃないですか!
女子は凛子を自分と置き換える楽しさも。3人の関係性を悩ましく思いながら観てください
──アニメの見どころのご紹介と皆さんへメッセージをお願いします。
花澤:まず1話を観ていただきたいです。衝撃の展開が待っています。部屋の壁に大きな穴が開くのも驚きなのに、何と2つも!(笑) そこから凛子と佐槻、右沙田の3人の関係が始まって、どんどん距離が縮まっていきます。恋愛模様がどう展開していくのか、見守っていただければと思います。
キュンキュンするシーンが随所にありますし、3人は食事を共にしているので、3人の空気感もどんどん自然になっていきます。あまりにいい空気感なので、恋愛関係に発展したほうがいいのか、それともこのままがいいのか、視聴者の皆さんも悩ましく思ってしまうことでしょう。3人の関係性の居心地の良さを感じつつ、もやもやしつつ、悩みながら観てください(笑)。
──女子は自分に置き換えてみるのもいいですよね。
花澤:考えてみてください。朝起きたら、隣りに右沙田がいるんですよ!
石川:僕は怖いけど(笑)。
花澤:こういう状況をリアルに考えるのもおもしろいと思います。
石川:僕からすれば、恐怖を感じるような展開もありますが(笑)、昨今では隣人付き合いや密接なコミュニケーションが減っていく中で、この作品では半強制的にコミュニケーションを取らないといけない状況になります。そこから人との絆が生まれたり、太いつながりが得られることで、「人と関わることは大切なんだな」と思わせてくれる作品です。
僕はこの作品を読んで、演じることで、「人ともっと関わっていかなければ、ちゃんと関わりたいな」と思ったので、人とのコミュニケーションや関わり方を頭の片隅に置いて観ることでより楽しめるのかなと思います。ぜひご覧ください。
石谷:このアニメは4月から始まりますが、社会的にも新生活を始めたり、新しい環境に身を置くことになったり、いろいろな変化がある中で、新しい関係が始まるアニメはタイミング的にピッタリかなと思います。例えば一人暮らしを始めたばかりだったり、まだ職場やクラスになじめなくて、寂しさを感じた方は、このアニメを観てほっこりしてもらえたらいいなと思っています。
また既に原作を読まれている方は先の展開までご存じかと思いますが、あのシーンがアニメでどう描かれるのかとか、原作と一緒に楽しんでいただけたら。
石川さんがおっしゃっていた通り、人と人とのつながりの中で生まれるもの、育まれていくものがこの作品の中で描かれていますし、この3人以外にもいろいろなキャラが登場することで、人間関係がどんどん広がっていきます。その中でも凛子、佐槻、右沙田の3人は特別なんだなと感じていただければと思います。
もし新生活になじめない方が勇気を出して隣りの人に話しかけたりできるように、背中を押して、皆さんが一歩踏み出せるきっかけの作品になったらいいですね。皆さんの心の中にある壁、他の人との壁も一緒に破れますようにと願っています。