瀬戸内のタイラバ釣行でマダイをキャッチ【岡山】船中では良型アコウ＆カサゴもヒット

5/14(水) 11:30配信

玉野市・宇野港出船の瀬戸内フィッシングツアーズの午前便に乗船してきた。4月23日（水）、フィールドは若潮の霧深い瀬戸内海。マダイをタイラバで狙う。

瀬戸内でタイラバ釣行

瀬戸内フィッシングツアーズの出船場所は、JR宇野駅から徒歩5分と駅から近い。ゆっくり便の出船時間は9:00なので、JRを利用しての乗船も可能だ。

筆者は今回初めてこの釣り船を利用することもあり、レンタルの手ぶらセットのタックルを利用させていただいた。

手ぶらセットは、ライトジギングロッドにカウンター付き小型リール、そしてタイラバ仕掛け一式。

当日の天候は、昨夜の雨も上がり曇り模様。定刻9:00に、瀬戸内フィッシングツアーズの河合船長と同船者含め3名で霧深い瀬戸内海へ出発した。

河合船長によると、タイラバのポイントは晴れていれば好釣が期待される四国・高松市付近まで行くこともあるらしい。しかし今回は霧のため、直島西の周辺ポイントを攻めるとのことだった。

最初のポイントでは反応が少なく、移動を重ねた10:00頃には同船者2人が良型マダイを連続でゲット。タモに入ったマダイは、船長がすかさず活締めして鮮度を保ってくれる。

その様子を見て、筆者も釣れる気分になったが、魚に殺気が伝わったのか、釣れない時間が皮肉なほど長く感じられた。船長が見かねて、仕掛けのネクタイカラーを変更してくれた。

ほどなくして明確なアタリがあり、マダイだと確信できる引き。しかしその引きは小型確定。難なく引き抜いたものの、サイズが小さく、しばし思案した。船長の「鯛飯サイズ」との助言に従い、22cmマダイをキープさせていただいた。その後は、同クラスのカサゴもゲットした。

天候は曇ったり日差しが差し込んだりと不安定。いくつかのポイントを移動し、潮止まり間近には同船者に良型アコウもヒットしていた。

船長はポイントが変わるたびに、探るべきレンジを丁寧に指示してくれる。マダイは下から20巻、アコウは5〜10巻などと教えてくれた。

しかし筆者は、それに応えることができないまま終了を迎えた。最終釣果は船中で、良型マダイ22〜40cmが8匹。ゲストは良型アコウ2匹にカサゴ5匹だった。

ここ最近、タイラバでの釣果がようやく上向いてきました。最初は反応も薄く、いくつかポイントを回りながら探っていく展開に。

しかし、粘り強く探り続けた結果、ようやくアタリのある場所を見つけ、ポツポツと釣れてくれて一安心。手応えを感じられる一日となった。

マダイは、船長の助言通り鯛飯に。筆者は、焼いて香ばしく仕上げた鯛飯が好みだ。

そしてカサゴは、ぶつ切りにして味噌汁でいただいた。カサゴは煮付けも美味しいが、ダシの出た味噌汁も格別だ。

＜齊藤真／TSURINEWSライター＞

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