伝統の盆踊りを運動会で 下黒川小児童が「十三夜」練習
上越市の柿崎区と吉川区で古くから親しまれてきた伝統の盆踊り「十三夜」。この踊りを上越市立下黒川小学校の児童が運動会で踊ろうと、地元の保存会に教わりながら練習しています。
「十三夜」は、柿崎区と吉川区でむかしから歌い踊り継がれている盆踊りで、上越市の地域の宝に認定されています。
下黒川小学校では毎年運動会で踊るのが恒例になっていて、8日(金)は2年生から4年生のあわせて26人が練習しました。
下黒川地区では、明治中期ごろからお盆や結婚式などで踊られてきました。歌詞には「下黒川」や「くびきの大地よ 稲穂が波打つ」など、地名やこの地域ならではの情景が登場します。
昭和後期ごろに途絶えかけましたが、地元の民謡団体が後世に伝えようと踊り継ぎ、16年前に市民団体「十三夜保存会」を発足させました。
その翌年から毎年、下黒川小学校の運動会で地域の人も一緒に踊っています。
4年生
「下級生もすごかった。踊りができていた。十三夜を踊ることが楽しい」
4年生
「だんだんうまくなってきて、踊るのが楽しくなってきた。みんなで仲よく、上手に踊りたい」
十三夜保存会 角張寛美さん
「曲が始まった途端に手を叩いて、これはすごいと思った。明治時代から続いている重みを感じながら、自分たちが伝統を受け継いでいるという気持ちで踊ってほしい」
十三夜保存会前会長 布施文雄さん
「小学生に覚えてもらって、大きくなっても力を貸してもらいたい。地域の行事にも、できるだけ十三夜を取り入れたい」
このあと5、6年生も一緒に全校児童で練習し、23日の運動会で披露することになっています。