市場発の音楽フェス つま正主催で初開催
市場の味を水辺で楽しみながら音楽に親しむ新たなイベント「WAREHOUSEPARTY」が5月24日、横浜中央卸売市場に隣接する(株)つま正=栄町=の敷地内で開かれた。
イベントを主催したのは、つま正の小山正和社長。「食のプロが集まる市場の魅力を広く知ってもらいながら、音楽を通じて経済拡張していきたい」と、”倉庫”を意味する英単語を冠した同イベントの準備を半年前から進めてきた。
オーガナイザーとしてイベントを仕切ったのは、浦島丘でバー「SUNDAY」を営むDJのTSU→(ツー)さん。「一発で気に入った」とロケーションにほれ込み、地元横浜に拠点を置きながら国内外で活動するミュージシャンやDJたちを招聘した。
そのほか中央卸売市場の青果店やマグロ問屋などもブースを設け、自慢の飲食を販売した。出店者からは「若い人たちに市場を知ってもらう機会になれば」と期待の声が上がる。
小山社長は「定期開催していき、ゆくゆくは市場本場を会場に『フェス』を開いて、市場を訪れる人の回遊性を生み出したい」と今後の野望を語った。