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『RWS JAPAN』は4/14開催!石井一成や吉成名高などが参戦

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『RWS JAPAN』は4月14日(日)にTIPSTAR DOME CHIBAで開催

2024年4月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催される、ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第2回日本大会『RWS JAPAN』の記者会見が行われた。

登壇したパルコ・レンジャージム、伊藤紗弥、名高・エイワスポーツジム(吉成名高)、一成・ウォーワンチャイ(石井一成)、松田龍聖、モトヤスック、マイク・ジョー

名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が日本人初のラジャダムナンスタジアム3階級するなどで話題を集め、立ち技格闘技イベントでU-NEXT配信視聴率No.1を獲得するなど大盛況に終わった2月12日の『RWS JAPAN』第1回大会。

会見に出席したBOMプロモーション・中川夏生代表とRWS JAPAN・佐々木洋平代表

前回大会では「日本vsタイ対抗戦」をテーマとしたマッチメイクだったが、今回のマッチメイクに関して、RWS JAPANと協力体制のBOMプロモーション・中川夏生代表は「今回は日本人vs世界を重点を置き、タイ人だけではなく世界で活躍するムエタイファイターを招聘することを念頭に置き、マッチメイクをさせていただきました。そして、最後は日本人同士のムエタイがどんなものなのかというものを見せてもらいたいと思います」とし、一成・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)vs松田龍聖(大原道場)のメインイベントを発表。

メインイベントは一成・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)vs 松田龍聖(大原道場)

一成・ウォーワンチャイこと石井は打倒ムエタイを掲げタイで試合を重ねながら、2022年8月から『K-1』にも参戦。K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場するなどトップクラスと試合を重ねてきたが、2023年12月の黒田斗真との『K-1 WORLD GP』バンタム級タイトルマッチを最後にK-1との契約を解除。今年3月9日、タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催された『RWS』ではコンパヤック・ポーラクブン(タイ)を相手に衝撃の1回KO勝ちを収めた。

対する18歳の松田は2021年8月8日にNJKFのリングでプロデビュー。『ホーストカップ』を主戦場にし、2023年3月には滉大(及川道場)を破ってHOOST CUP日本スーパーフライ級王座を獲得。同年10月には、山田航暉(キング・ムエ)に勝利し、前戦となった12月のリティグライ・ゲーオサムリット戦では1RTKO勝ちを納め、現在11戦11勝の無敗を誇る。

会見に出席した石井は「RWS JAPANについに参戦するときがきました。日本でムエタイルールで試合するのはちょっと久しぶりなんですけど、日本のお客さんにムエタイルールの“石井一成”を久しぶりに見せられるときがきました」と2023年5月のBOMでのワシンチャイ・ソムサックコーサン戦以来、約1年ぶりの日本でのムエタイルールでの試合が待ち遠しい様子。

日本人対決に向けては「僕の頭の中では今回タイのランカーとか強豪と対戦することを想像していたのですが、日本人対決になりました。タイのタイトルを狙っている中で、こんなところでつまずくわけにはいきません。キックボクシングで強くて勢いのある松田選手ですけど、ムエタイルールが初めてということなので、ムエタイというものはどういうものかというのを教えてあげます」と格の差を見せたいとする。

今後については「僕の原点に戻ってムエタイの強さを追求していき、タイのタイトルを狙っていきます。先日、『K-1』、『RISE』の大会を見て、このRWSのリングで『K-1』、『RISE」との対抗戦とかできたら、話題にもなると思いました。ムエタイの選手ももっと脚光を浴びていいと思うし、面白い試合をする選手はめちゃくちゃいるので、ムエタイを一番にしていくためにも盛り上げていきたい」とした。

対する松田は「初参戦にも関わらず、石井選手という強くて名前のある選手と試合を組んでいただき、ありがとうございます。ムエタイルールで試合するのは初めてなんですけど、相手の土俵で試合をして僕が勝てば誰にも文句を言われないと思うので、必ず倒して勝ちます」と必勝宣言。

石井の印象については「結構ガツガツ前にくるファイター。そういうファイターは、僕もパンチを当てやすいので戦いやすい」と自信を見せる。

初のムエタイルールに関して聞かれると「小学生の頃にタイでの試合経験はありますが、プロになってずっとキックの試合に出ていたのでムエタイの練習をする機会はありませんでした。今回試合が決まってムエタイの練習を始め、明後日からタイにムエタイ修行にいきます」とタイで石井対策に臨むという。

石井戦をクリアしたあとには「強い選手を片っ端から倒していきたいので、いずれは吉成選手とも絶対戦わなきゃいけないのかなと思います」と吉成名高とも対戦したいとした。

名高・エイワスポーツジム(吉成名高)

そして、セミファイナルでは名高がケビン・マルティネス(スペイン/T-DED99)と対戦。マルティネスはスペインで6度、ヨーロッパで2度チャンピオンになった実績があり、現在はタイに在住しRWSを主戦場としている。戦績は76戦52勝24敗。

名高は「2月のRWS旗揚げの大会で、自分がメインイベントに出場して、自分の夢だった3階級制覇を成し遂げることができました。そして、今回は3階級制覇を成し遂げてからの初戦ということで、必ず勝たなければいけない試合だと思っています」と気合い十分。

対戦するマルティネスについては「タイで住み込みで練習をしていて、本当に強い外国人選手。試合映像を全部見たんですけど、振り回すパンチを打っていて、とにかく頑丈な印象。3日前もRWSで試合をして、その試合ではKOで勝っていました」と警戒しつつも「身体の大きさは自分の方が小さいので、自分のスピードと、僕にしか見せられない技のタイミングがあるので、そこを使って最後のフィニッシュにつなげたい。自分はムエタイの象徴だと思っているので、必ず自分が勝って会場を盛り上げます」と意気込みを語った。

2月の試合後に「しばらく休みたい」とした名高だったが、4月に試合が決定したことについては「去年の7月くらいから6カ月間ずっと連戦をして、今年の2月に自分の目標であったラジャダムナン3階級制覇すると同時にこの連戦が最後だったというのもあって、気持ち的にほっとしたのですが、いざ実際に休んでみるとすぐ練習したくなっちゃって(笑)。今は、いつも通り、試合が決まっている期間と同じくハードな練習ができているので、2カ月ぐらい空いて、ちょうどいいのかなと思います。この期間で身体も休まったし、プラス練習に対するモチベーションも上げてこれているので、自分の中ではいい感覚だなと思います」と少し休んで練習再開できたことでコンディションは万全の様子。

今後、どういった活躍を見せていきたいかと聞かれると「自分の階級付近の選手の誰にも負けちゃいけないと思いますし、もっと強さに磨きをかけて、もっと圧倒的な試合を見せて感動させられる試合をしたい。自分の中の目標としては、ひとつ大きな目標をクリアしたので、今はとにかく大きな舞台で華やかに試合をしてムエタイ全体を底上げして人気が出るように頑張りたいなという気持ちでいっぱいです。まずは次の試合は王者になって初戦なので、しっかり倒し切ってこそ自分の技術や強さの証明になると思うので、まずは試合に向けて準備します」とした。

なお、対戦するマルティネスからはメッセージが届いており「5カ月前からバンコクに住んでいます。私はスペインで6度、ヨーロッパで2度チャンピオンになっています。名高と対戦するのは楽しみ。彼は素晴らしい選手です。私は前から彼のことを研究しています。ファンの皆さんに素晴らしいショーを見せられると確信しています」と会場で読み上げられた。

伊藤紗弥

その他、第1回大会でKO勝ちした伊藤紗弥(尚武会)と初代K-1 WORLD GP女子アトム級王者パヤフォーン・バンチャメイク(タイ)の一戦も決定。

伊藤は「1回目から引き続き、2回目も出ることができて、すごく光栄です。今回の相手は元『K-1』チャンピオンなのでもちろん強いですけど、『K-1』でやっていたときはヒジ、ヒザがなしのルールでやっていたので、久しぶりのムエタイの試合の制限がない状態で戦った時にどれだけ強いのか、というのが楽しみです。前回に引き続き、KOするという強い気持ちを持って全力で戦いたいと思います。彼女も久しぶりのムエタイの試合だと思うので、気合い入っていると思いますが、私も絶対に負けられません」と闘志を燃やしていた。

会見を欠席したパヤーフォンからは「練習がバッチリなので試合までには完璧な状態までいけそうです。相手の伊藤選手は身体が小さくて素早い動きをするので、そこを対応したいと思います」とメッセージが届いている。

なお、会見に同席したRWS JAPAN・佐々木洋平代表は「最強の格闘家は誰なのか、最強の団体はどこなのか、各団体は目指していると思いますが、我々は『RWS』こそが立ち技最強格闘技団体だと自負して開催してます。日本だけでなく、世界中にも素晴らしいファイターを紹介していきたい」とあいさつした。

その他、会見に出席した選手のコメントは以下の通り。

モトヤスック

モトヤスック
「第1回大会にはセコンドで行かせていただいて、自分のジムの大先輩の馬渡亮太君がカムバック選手とやった試合を見て、本物の世界の選手を相手に格好いいなと思っていたところに、今回本物の世界の選手とこのようなチャンスをいただいたので、出場を決めました。必ず僕が勝ちます。

(相手の印象)かなり研究させていただいたんですけど、距離感がすごい上手だなと。あとはムエタイテクニックがあり、カットの反応がすごい上手な選手なので、そこをしっかり研究して立ち向かいたいと思います」

マイク・ジョー

マイク・ジョー
「前回は不甲斐ない試合をしてしまったので、今回は必ず勝ちに行きたいと思います。見ていてください。

(対戦相手の印象)ざっくり映像を見た限りでは、身体が強いのかなと。フィジカルがどんなものなのかなというくらいで、あとは問題ないです」

パルコ・レンジャージム

パルコ・レンジャージム
「きつい思いをして必ず勝ちます。僕だけが戦っているわけではなく、僕をサポートしてくれる仲間、応援してくれる仲間、そのみんなを笑顔にするために必ず勝ちます。

(対戦相手の印象)あまり映像を見ていないのですが、素早くキックが出る選手なので、そこはしっかり対応します」

<決定対戦カード>

▼メインイベント バンタム級(-53.50kg)
一成・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)
vs
松田龍聖(大原道場)

メインイベント バンタム級(-53.50kg)

▼セミファイナル 117ポンド契約 3分3R
名高・エイワスポーツジム(吉成名高/エイワスポーツジム)
vs
ケビン・マルティネス(スペイン/T-DED99)

セミファイナル 117ポンド契約 3分3R

▼スーパーウエルター級 3分3R
サジャド・ヴェナムムエタイ(ヴェナム・トレーニング・キャンプ)
vs
モトヤスック(治政館)

▼アトム級(-46.26kg) 2分3R
伊藤紗弥(尚武会)
vs
パヤフォーン・バンチャメイク(タイ)

▼ミドル級(-72.57kg) 3分3R
ガリップ・セリック・ジティジム(ジティジム)
vs
MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)

▼スーパーフェザー級(-58.97kg) 3分3R
ジャイペット・シットパーボン(タイ)
vs
パルコ・レンジャージム(レンジャージム)

▽プレリミナリーファイト
▼64.5kg契約 3分3R
アントニオ・アピアット・ラブリック(ドイツ)
vs
KJヒロシ(Y'ZD沖縄)

▼63.0kg契約 3分3R
羅向(ZERO)
vs
力也(WSR湖北)

▼スーパーライト級(63.5kg契約) 3分3R
中尾 満(エイワスポーツジム)
vs
林 京平(湘南格闘クラブ)

▼スーパーライト級(63.5kg契約) 3分3R
小野寺楓珂(BOM SPORTS GYM八戸)
vs
桜華(小浜道場 絆)

▼63kg契約 3分3R
渡部隼(尚武会)
vs
GANG-G(ゴリラジム)

(記事提供:RWS JAPAN)

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