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千葉・大原沖のイサキ釣り速報【春日丸】好ゲスト混じりに35cm級デカイサキが連発!

TSURINEWS

イサキダブルヒット(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

新緑の季節を迎え、あのメリハリの効いたシャープな引き込みで釣り人を夢中にさせてくれるイサキが釣れ出したとの報に、いてもたってもいられず娘を誘って5月2日(土)、外房大原の春日丸へ急行した。

春日丸でイサキ釣り

早朝、港に到着して釣り座ボードに行くと、右舷トモには2人の先着者がおり左舷トモの番号を取り、車の中で待機する。間もなく船長、女将が到着し、手際よく出船準備が始まる。整ったところで受け付けを済ませて船に乗り込み、アイテムのセッティングに取りかかる。

イサキ釣りのタックル(作図:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

4時30分、先発する満席のヒラメ・マハタ船を見送り、続いて中井成明船長の舵取りで岸壁を離れた。天候は晴れ。南寄りの風がやや強く、少しウネリを高いなか、左手に太東崎の灯台の灯を眺めながら南沖のポイントを目指す。途中、水平線から神々しい朝日が顔を覗かせ、思わず手を合わせて大漁祈願。

航程30分、スローダウンすると「はい、到着しました。準備してください」とのアナウンス。船べりに3本の空バリを並べ、まきエサビシにアミまきエサを八分目ほどにゆったりと詰め、カゴの下穴を全閉、上窓を3分の1開けて準備完了。

本命イサキを連掛け

やがて魚群を捉えると軽く制動がかかり「はい、いいですよ。海面下21、22mを狙ってください」と的確な指示が出る。まず仕掛けを流し入れ、竿の弾力を活かしビシを前方へと軽く振り込み、サミングをかけながら送り込み、23mでストップ。2、3秒潮になじませてから竿先を海面から水平まで、キュウと強めにシャクリ上げ、2拍ほどおいてから1m巻き取りながら竿先を海面へ戻す。

それから再びシャクリ上げとポーズ入れ、この動作を3回繰り返し、上ダナで5秒ほど静止してアタリを待つ。アタらなければまた3m下に戻し、シャクリとポーズを入れる。2往復したら巻き上げてまきエサを詰める。

本命の一荷(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

ウネリが高く船が大きく揺れるため、何とか態勢の確保に努めながらの3投目、ポーズの間にクックィンと待望のアタリが訪れた。軽くアワセを入れ、リールを超スローで巻きながら上2mの範囲で追い食いを狙う。次第に引き込みに重厚さが加わり、多点掛けを確信。たびたび訪れる引き込みを堪能しながら巻き上げる。

サキイトが見えたところで巻く手を止め、竿を立てながら引き寄せ、ビシをまきエサオケに入れてミキイトをたぐると、波間から褐色の魚影が3つ見え隠れしながら上がってきた。十分に引き付け、魚に近いところを掴んで次々と3点掛けの魚を取り込んだ。

デカイサキが連チャン!

娘も良型のダブルを取り込み「今日はいけそうだね」と笑顔でうなずき合ったがそうは問屋が卸してくれず、その後は一向に魚信が訪れない。諦めずに丹念な誘いを繰り返すうちに、ようやく訪れたアタリで追い食いを狙うも単発止まり。しかも忘れたころにアタリが訪れる状況が続く、すると船長はこのポイントを諦め、移動をアナウンスして次のポイントを探る。

ここぞと思うポイントを次々に探っていくうちに、タナ10mの浅場では強烈な引き込みが訪れた。ここでもじっくりと追い食いを狙い、35cmのデカイサキを一荷で取り込んだ。娘もポツリポツリながらも良型イサキの追釣を重ね「イサキの引きは実に楽しいね」と釣趣を堪能している。

イサキゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

右舷トモでは、千葉市から来られた父子が和気あいあいと竿を振っている。船釣り3回目のイサキ初挑戦という息子の内山大輝さんは単発ながらも良型イサキを次々に上げ、「親父に誘われて来ましたが、イサキの引き込みは実に楽しいですね」と満面の笑みで魚を掲げてくれた。

マダイも登場(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

隣の親父さんも良型の一荷を取り込み。師匠の貫禄を示した。そのうち大輝さんにさらに強烈な引き込みが訪れ、これも親父さん誘導で40cm超えのマダイをめでたく取り込んで「オキアミを付けたらすぐに食ってきました」とご機嫌な笑顔。

ゲスト交じりで好土産確保

次の流しでは娘の竿が見事な円弧を描き、時折海面近くまで竿先が持ち込まれている。様子を見ていた船長が「これもイサキではない。たぶんマダイだろう。慎重に巻くように」と励ましてくれる。案の定、桜色したマダイが海面に横たわり、船長が構えてくれたタモへ滑り込んだ。見事にキロ超えのマダイを取り込んだ娘は「空バリに付けたイカ短に食ってきた。ラッキーだったよ」と笑顔。

マダイゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

その後もイサキのアタリはポツリポツリ状態が続いたが、船長が探り続けてくれたポイントでは黄金色に輝く良型メバルやメジナなども顔を見せてくれた。誰もが存分に楽しみ、やがて「はい、この流しで上がります」とのアナウンスで11時ジャストに沖上がりとなった。船中の釣果は23~35cmイサキ15~32尾、ゲストは前述の通り。

黄金色のメバル(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

帰港後、船長に現況と見通しを伺うと「昨日の南風の荒天で水温が下がりイサキの食いは単発的だったが、探索したポイントにはどこでも魚影が確認できたので、海況が落ち着けば活発に食ってくるはず。十分に期待できるので、また遊びに来てください」と明るいコメントに、再度の釣行を楽しみに帰路に就いた。

<週刊つりニュース関東版APC・大村隆/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年5月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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