「ちば映画祭 定期上映会vol.4」1月21日（日）開催！【千葉市中央区】
1月21日（日）に千葉市生涯学習センター（千葉市中央区弁天3-7-7）で、定期開催4回目となる「ちば映画祭上映会」が開催されます。
インディーズの秀作を当日3本上映
2008年に始まり、若手映画監督のインディーズ作品を中心に上映し、映画ファンだけでなく、恒例の地元イベントとして市民にも親しまれているちば映画祭。
コロナ禍を経て2023年より定期上映会として再開し、その4回目が開催されます。
今回の上映作品は、撮影場所や出演者の出身地が千葉県内であることも見どころの一つです。
上映時間は午前11時と午後2時の2回。
午前11時の回は短編を含め2本、午後2時の回は1本、合計3本の注目作品を上映します。
鑑賞後、監督者や出演者を招いてのトークも予定されています。
後半を富津で撮影「海にしずめる」
午前11時からは田崎恵美（たざきめぐみ）監督の「海にしずめる」「ふたつのウーテル」を上映します。
田崎監督は、他作品でもぴあフィルムフェスティバルや東京学生映画祭でグランプリを受賞するなど期待の高い若手監督の一人です。
「海にしずめる」は、これまで国内の映画祭でも複数回上映され、ちば映画祭でも好評につき、今回4度目となります。
物語後半の重要なシーンが千葉県富津市で撮影されました。
短編「ふたつのウーテル」は脚本も田崎監督が手がけました。
この作品は第64回カンヌ国際映画祭の短編コンペティション部門にノミネートされました。
千葉出身の俳優が主演「初仕事」
午後2時からは、小山駿助（こやましゅんすけ）さんが脚本と監督を務め、本人も出演する「初仕事」が千葉県で初めて上映されます。
この作品も撮影の数カ所が千葉県内で行われました。
主演は、「ふたつのウーテル」にも出演した澤田栄一（さわだえいいち）さん。
「初仕事」は第21回TAMA NEW WAVEコンペティションでグランプリと男優賞を同時に受賞するなど評価は高く、第33回東京国際映画祭でも上映されました。
澤田さんと音楽を担当した中村太紀（なかむらひろき）さんは千葉県出身で県内高校の同期。
現在2人はロックバンド「SPORTS MEN」のメンバーとしても幅広く活躍しています。
映画の鑑賞はもちろん、風景や人という視点からも千葉の魅力を発見してみては。（取材・執筆／まちゃぷう）
日時／1月21日（日） （1）午前11時～「海にしずめる」 「ふたつのウーテル」 （2）午後2時～「初仕事」 場所／千葉市生涯学習センター 地下1階小ホール 住所／千葉県千葉市中央区弁天3-7-7 料金／前売 各1000円 当日 各1300円 定員／各60人
問い合わせ メール／chibaeigasai@gmail.com ちば映画祭実行委員会
詳細はホームページから http://chibaeigasai.net/
