2色のツートン外壁がかっこいい!おしゃれな事例7選を解説
2色の配置やバランス、色使いがかっこいいツートン外壁の家。「ツートンカラーの外壁が気になる」「家を建てるならツートンに決めている」という方も多いでしょう。
今回はかっこいい家でも外壁の色味に注目して、ツートン外壁の事例をご紹介します。
ツートン外壁のおしゃれな色の組み合わせや配色の仕方、かっこよく仕上げるためのポイントについても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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2色使いがかっこいい!ツートン外壁が人気の理由とは
2色使いのツートン外壁は注文住宅でも人気のデザイン。ここではツートン外壁が人気の理由を解説します。
個性を出せる
家の形が同じでも、外壁が単色塗りとツートンカラーでは、まったく違ったものに見えます。さらに色の組み合わせや塗り方によっても、外観の印象は大きく変化します。
ツートンカラーの外壁は、住む人の好みや個性を外観のデザインで表現したい人におすすめです。
家が大きく見える
外壁の単色塗りは統一感があり平面的に仕上がりますが、ツートンカラーにすることで外壁にメリハリや立体感が生まれます。また2色の錯視効果によって、家を広く見せたりスマートで高く見せたりすることが可能です。
存在感を出せる
単色塗の外壁は統一感があり落ちつきが感じられる一方、ほかの家と同じように見えてしまいがちです。ツートンカラーにすることで上質感や高級感が増し、家そのものの存在感を高めることができます。
ツートン外壁をかっこよく仕上げるための注意点
かっこいいツートン外壁ですが、導入にはいくつかの注意点も。ツートン外壁を検討する際に気を付けたいポイントをご紹介します。
色のバランスが重要
ベースカラーとは全体の印象を決める色、アソートカラーとはベースカラーを引き立てる色を指します。ツートン外壁では、ベースカラーとアソートカラーのバランスがとても重要です。
ベースカラーとアソートカラーの比率は6:4、または7:3くらいにするとバランスがよくおしゃれに見えます。色数は多くても3色まで。挿し色となるアクセントカラーを加えて3色にする場合は、比率を7:2:1にすると全体のバランスがよく、かっこよく仕上がります。
屋根や附帯物の色も考慮する
大きな建物の色数は、2色か多くても3色でまとめましょう。それ以上になると落ち着きがなく、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。外壁塗装には含まれない雨どいやサッシなどの附帯物や、屋根の色との相性も考えておきましょう。
附帯物はできるだけ同系の色に塗ってもらうか、難しい場合は附帯物に近い色をセパレーションカラーとして採用する方法もあります。
セパレーションカラーとは、ツートンの境目に塗る色のことです。附帯物の色を目立たなくするとともに、全体を引き締める効果があります。
景観との調和を意識する
外壁の見映えは外壁の色だけでなく、周囲の景観や街並みとの調和によって変わります。
建物そのものの色はおしゃれでも、奇抜過ぎると周囲の景観から浮くことになるため注意が必要です。
失敗を避けるためには、家の色を決める前に周囲の景観や街並みをよく観察し、調和を考えてベースカラーやアソートカラーを選びましょう。
色見本は大きめサイズでチェック
色見本は、小さいサイズと大きいサイズで色の見え方が異なります。同じ色でも面積が小さいと明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えます。外壁の色見本はA4 サイズ以上の塗り板を取り寄せ、自然光の下でも確認しましょう。
色は面積が広い外壁に塗るとさらに見え方が変わるため、気に入った色見本より1トーンか2トーン落とした色を選ぶと、イメージした色に近くなります。
配色がかっこいい!ツートン外壁の事例4選
ツートン外壁の中でも人気の配色4つのタイプ別におしゃれな事例をご紹介します。
①水平に塗り分ける
家の上下階で色を変えるのは、ツートン外壁の中でも最もポピュラーなスタイルです。家の下側に重い色を置くと安定感があり、家が大きく広々として見えます。
落ち着きのあるレンガと同系のベージュで水平に塗り分けたツートン外壁です。ツートンで個性を出しながらも、ブラウン系でまとめているので上品で温かみのある仕上がりになっています。
②縦に塗り分ける
2色を縦に塗り分けるスタイルは、シャープでスタイリッシュな印象の外壁に仕上げたい人に人気です。また縦ラインの効果により、スマートで実際よりも高さのある家に見えます。
シンプルモダンな造りの家を縦に塗り分けることによって、さらにスマートでスタイリッシュな印象に。メリハリのあるホワイト×ネイビーの組み合わせがさわやかです。
③凹凸に合わせて塗り分ける
バルコニーやベランダ、玄関回りなど、突出している部分を塗り分けると、立体的でおしゃれな家に仕上がります。
ネイビーの外壁に玄関ポーチのホワイトが映えるツートン外壁です。玄関を上手に目隠ししつつ、モダンな外観のさわやかなアクセントとなっています。
④ワンポイントで塗り分ける
家の一部分をワンポイントで塗り分けるタイプです。小さい面積にほかよりも濃いめの色や柄を取り入れると、平面的な外壁におしゃれなアクセントとなり存在感や高級感が増します。
落ちつきのあるグレーをベースカラーに、上品なブラウンをアクセントとして取り入れたツートン外壁です。玄関回りやウッドデッキなど、外につながる部分に明るい挿し色を入れることで、ベーシックな形の家のワンポイントになっています。
色の組み合わせがかっこいい!ツートン外壁の事例3選
おすすめの色の組み合わせ別に、かっこいいツートン外壁の事例を3つ厳選してご紹介します。
①落ちつきのある【同系2色】
同系色で濃い色と淡い色を組み合わせるパターンは、色の相性がよく失敗がありません。ダークブラウンとベージュ、ネイビーとライトブルー、濃淡2色のグレーなど、好みの組み合わせを見つけましょう。
こちらは同じ木目の壁材を色違いで組み合わせています。ブラウンではなくあえてカーキ系を選んでいますが、同素材のホワイトとなじみがよく、シックでこなれた印象です。色選びでは固定観念にとらわれず、色見本や実物を見て選ぶことが大事。仕上がりイメージに近い色を吟味することで、絶妙な相性の組み合わせが見つかることもあります。
②メリハリがかっこいい【ホワイト×有彩色・無彩色】
どの色とも相性のよい万能色のホワイト。ホワイトと有彩色や無彩色の組み合わせは、平面的な外壁にメリハリをつけることができます。
有彩色とはレッド、イエロー、ブルー、グリーンといった色味のある色のこと。無彩色とはホワイトとブラック、その中間のグレーを指します。
有彩色は色によってかわいい印象になるものもあるため、かっこいい外壁を目指すなら無彩色、もしくは濃いネイビーやブルーを合わせるのがおすすめです。
ホワイトの色味も重要です。同じ「ホワイト」でも清潔感のあるピュアホワイトとアイボリー系では印象が変わるため、イメージに合ったホワイトを選びましょう。
〈ホワイト×濃いグレー〉
人気のホワイト×濃いグレーの平屋を3つご紹介。同じ色でも家の形や塗り分け方によって、それぞれの個性が生まれます。ベースカラーをホワイトにするかグレーにするかによっても、印象を変えることが可能です。
③存在感と高級感が増す【色×柄】
ベースカラーに木目やレンガ、タイルなどを取り入れるタイプは、家に動きや立体感が生まれてさらにかっこよく、存在感や高級感が増します。
明るくやさしいブルーグレーの一面にナチュラルな色味の木材をふんだんに使った、おしゃれなツートン外壁。シンプルな家の形に、明るめの2色がよく映えます。ベースと木材の質感の違いも印象的です。
まとめ:ポイントや注意点を押さえて、かっこいいツートン外壁の家を建てよう!
今回はかっこよくて人気が高い、ツートン外壁の事例をたくさんご紹介しました。
「家を建てるなら外壁はツートン」と決めていても、色選びや塗り分け方によっては仕上がりのイメージが変わってしまいます。ツートン外壁をかっこよく仕上げるためには、おしゃれに見えるカラーの組み合わせや配色、塗り方のパターンや注意点を押さえておくことが大切です。
ポイントや注意点を押さえて、理想に近いツートン外壁の家を目指しましょう。
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