パンのお供は無限大!?ヒット商品発表会で美味しい組合せも発見!
先日、食品やヘルスケア関連の企業が会する新商品&ヒット商品の発表会「ネタマッチ」に参加してきました。
今回で9回目を迎えるこのイベントは、ただプレゼンを聞くだけでなく、各ブースで試食等をしながら直接担当者さんから開発秘話や想いを聞けるのが醍醐味。
パン好きとしても「これはパンに合う!」と心ときめく商品にたくさん出会えたのでご紹介しますね。
クリームチーズのように楽しめる!「カスピ海ヨーグルト リッチモ」
フジッコから9月25日(木)より東日本、10月7日(火)より近畿・中部、10月16日(木)より西日本で順次新発売となる【カスピ海ヨーグルト リッチモ プレーン 900g】。
発売から20周年を迎える「カスピ海ヨーグルト」シリーズの新商品で、カスピ海乳酸菌と相性がよい乳酸菌を選び抜き、独自でブレンド。パウチ容器内で菌を発酵させることでねばり成分が増加し、カスピ海ヨーグルト特有のとろ~り食感にもっちり食感がプラス。
そこに北海道の自社工場で作る自家製クリームをプラスすることで、無糖なのにほんのりミルクの甘さを感じるリッチな味わいです。
軽く爽やかな酸味があり、とてもクリーミーでヨーグルトよりもっちり、水切りヨーグルトよりはとろりとしていてグラノーラにかけたりスコーンに添えて楽しめます。
クリームチーズ代わりにパンに塗ってタルティーヌ(オープンサンド)を作るのもオススメ。
スモークサーモン&オニオン、生ハム&イチジクの王道の組合せや、お好きなフルーツを使ってフルーツサンドにも。
口栓付きパウチなので、そのまま容器から出せるのも嬉しいポイント!忙しい朝にもぴったりです。
パリッと肉汁!「燻製屋熟成ウインナー」&「サラダのプロがつくったポテトサラダ」
丸大食品のロングセラー【燻製屋熟成ウインナー】は、今年で発売30周年。定番の「あらびきポーク」に加え、「レモン&パセリ」、9月上旬より「ブラックペッパー」が仲間入り。
試食すると、パリッ!ジュワーッ!
久々に食べましたが「えっ、こんなにジューシーだったっけ?」と驚き。
ブースで教えていただいた商品パッケージにも記されている“熟焼”という調理法(少量の水を加えて蒸し焼き→水分が飛ぶまで転がし焼き)を試すと、手間なしでパリッと仕上がりました。ぜひ皆さんもお試しを。
「レモン&パセリ」は肉の脂がちょっと苦手という方にも食べやすいレモンの爽快感でスッキリとした後口。女性に人気なのもうなずけます。
「ブラックペッパー」は肉の旨みを引き立てるよう強すぎない程度にブラックペッパーを効かせ、何本でも食べたくなる味。お酒に一番合いそうです。
ケンコーマヨネーズの【サラダのプロがつくったサラダ】シリーズの小容量タイプは一人暮らしやもう一品欲しいときに便利。今年6月に「北海道明太子ポテトサラダ」が販売され全5種類のラインナップとなりました。
「明太子ポテトサラダ」はほっくり感と滑らかな食感にマイルドな辛さ、箸が進む美味しさ。
「お酒によく合うポテトサラダ」は一口目にガーリックの風味がガツン!ペッパーも効いて、ネーミングそのままにビールが飲みたくなりました(笑)。
ロールパンにハムとポテトサラダを一緒に挟んでいる調理例があったので、ハムを「燻製屋ウインナー」にして自宅で試したら、ジュワ~ッと溢れた肉汁がポテサラに染みて絶品でした!家族にも好評で我が家の定番に加わりそうです。
ハウス食品の時短&進化系ルーでキーマカレー界隈が熱い!
ハウス食品といえばカレーですよね。キーマカレー専用ルーがあるのをご存じですか?
煮込み不要&玉ねぎとひき肉だけで作れるので“タイパ&コスパ”重視の今にぴったり。
試食したのは黒い箱内、ライスから時計回りに「ごちレピライス キーマカレー(中辛)」「こくまろキーマカレー (甘口)」「ジャワカレー キーマカレー(中辛)」。
「こくまろ」はお子さんも食べられるようフルーツやトマトの甘さが感じられます。
「ごちレピライス」は甘み、辛味、花椒やカルダモンなどのスパイス感のバランスがよく、私は一番好みでした。
「ジャワカレー」はローストオニオンの深いコクと爽やかな辛さ、スッキリとした後味です。
キーマカレー専用のルーは、通常の固形ルーに比べて
①溶けやすい
②ひき肉特有の臭みを抑える配合
③保存袋に入れて冷凍したものが小分けに折れやすい(こくまろキーマ、ごちレピキーマのみ対応)
という違いがあるのだそう。
カレールーって進化してますね。
せっかくなので気に入った「ごちレピキーマ」カレーを作り、サンドイッチにしてみました。ゆで卵との相性もばっちり。
左側は前述のケンコーマヨネーズのポテトサラダと丸大食品の燻製屋ウインナーを使ったサンド。
どちらも予想通りの美味しさで大満足。
パンにふりかけ!?「30種の素材が入った野菜ふりかけ」
日本アクセス主催「新商品グランプリ2025秋冬」発表会でグランプリを受賞したニコニコのりの【30種の素材が入った野菜ふりかけ】。
ふりかけは好きだけれど栄養がもっと摂れたらいいなという声を反映し作られたそうで、トマトの酸味、かつおの濃い旨味、海苔の香ばしい風味も食欲をそそり、普段ふりかけを食べない私ですがこれはまた食べたいと思いました。
焼きのりと味のりの2種類を使うこだわりはさすが海苔メーカー。
カルシウム量も豊富で、手軽に美味しさと栄養が摂取できるのがいいですね。
食パンにマヨネーズを薄く塗りふりかけをかけたものを試食でいただきましたが「パンに合うんだ!」と目から鱗。
福島県田村市からは「たむらのエゴマ油」
福島県田村市の【たむらのエゴマ油】が農林水産省の地理的表示(GI)保護制度にエゴマ油として全国で初めて登録されたそうです!
種まきから搾油まで一貫した品質管理で作られたエゴマ油。
普段からエゴマ油を摂取していますが普通にスーパーで買えるものを使っていて、比べるとたむらのエゴマ油はエゴマ本来の風味がしっかり感じられます。
体内で生成できない必須脂肪酸であるαリノレン酸が60%以上、と豊富に含まれているので生活習慣病の予防や認知機能の維持に効果があるとされています。
「美味しくて体にいいものを一緒に摂れば一石何鳥にもなりそう」と、エゴマ油をトーストした国産小麦のカンパーニュに回しかけ、野菜ふりかけをぱらり。
軽やかな植物油のコクと様々な素材の旨みたっぷりのふりかけが小麦本来の美味しさを引き立てていて相性抜群です。
ぜひ試してみてくださいね。
福島県田村市は良質な腐葉土があり、カブトムシにとって絶好の産卵場所でありカブトムシが多く生息する地域。
カブトムシを用いた町おこしの一環としてゆるキャラ「カブトン」が就任♪
おしゃべりはしないけれど機敏な身のこなしと愛嬌の良さで、会場でも人気者でした。パンとは直接関係ないけれど、宮崎県産うなぎの蒲焼はふっくら肉厚で臭みもなくてとても美味しかったです(ふるさと納税でも人気の品なのだそう)。
パンに合うものが多かった今回のネタマッチ。
意外なものと相性がいいことも知れて、ますますパンの奥深い沼にハマりそうです。