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崖っぷちの日本がパリ五輪初勝利

7月31日、パリ五輪男子バレーボール日本代表はフランス・パリで予選ラウンド第2戦を行い、アルゼンチンと対戦。セットカウント3-1（25-16、25-22、18-25、25-23）で勝利した。

第1セット、立ち上がりは拮抗した展開になるも、9-9の同点から小野寺太志のクイック、10－9から西田有志が2連続サービスエースを決めるなど、12-9とする。このセット5本のサービスポイント。最後は髙橋藍のサービスエースで25-16でセットを先取した。

第2セット、アルゼンチンのブロックに苦しみ、アルゼンチンにリードされ、0-3の場面で日本がタイムアウト。タイム明けもアルゼンチンのサーブ＆ブロックが機能し、連続得点され、9－16と大きくリードを許す展開に。それでも石川祐希、高橋藍、西田有志のスパイクなどでで5連続得点し、14-16と2点差に詰め寄る。石川祐希のバックアタックに見せかけて横の西田有志にアシストする意表を突くプレーも飛び出すなど、セット終盤には、アルゼンチンがスパイクアウトにチャレンジするも覆らず、抗議を続けレッドカードで日本に得点が入る一幕があり、アルゼンチンを猛追し、最後は石川祐希がフェイントを決めて25-22と日本が大逆転でセットを連取した。

第3セットは、日本と同様黒星スタートで勝利がほしいアルゼンチンが、13－15から4連続得点とアルゼンチンリードで進み、そのまま日本の反撃を許さず、セットカウント2－1に。

第4セット、序盤の競り合いから日本が抜け出し、9-7とするも、アルゼンチンも負けじと終盤まで競り合うが、髙橋藍のサービスエース、山内晶大のクイックなどで20-16。ここからアルゼンチンに3連続得点されるが、最後は西田有志に代わって入った宮浦健人が打ち抜き、日本が今大会初勝利。

日本が3-1で勝利し、決勝トーナメント進出に望みをつないだ。西田有志が5本のサービスポイントを含む、両チーム最多21得点をあげました。