最強の組み合わせ！牛乳と夏のフルーツで、ひんやり美味しく夏バテ対策

8/12(月) 13:56配信

皆さん、連日の暑さで、熱中症や夏バテぎみになっていませんか？そんな時こそ、ビタミンとミネラルが豊富な果物や、栄養価の高い牛乳をしっかりと摂るようにしましょう。

今が旬であるスイカやメロンなどの蔓性のぶら下がりくだものには、汗が出ることで失われてしまうカリウムや、水溶性ビタミンなどがたっぷり。さらに牛乳には、体温調節に欠かせないマグネシウムが豊富で、神経の機能やエネルギー代謝に関わり、体温や血圧を調節するといった働きがあります。
今回は管理栄養士でミルク料理研究家の小山浩子さんをゲストに迎え、そんな夏バテ予防としても最強の組み合わせとなる、旬の果物と牛乳を使った栄養満点の「フローズンフルーツ牛乳」のレシピを教えていただきました。ぜひ、参考にしてみてください！

岩塩を振ってミネラルも補給！塩すいか氷ミルク

～1人分の材料～
① すいか：1カット（130g）
② 牛乳：130ml
③ 岩塩などの美味しい塩：適量

～作り方～
1）スイカ1カットの皮を除き、3～5mmくらいの厚さで縦にスライスしたら種を取ります。

撮影：小山浩子さん

2）バットなどにポリ袋を広げ、スイカを平らに並べ重ねたら、半日以上冷凍庫で凍らせます。グラスも一緒に冷やしておくと良いです。

3）食べる直前に、凍らせたスイカのスライスを袋の中で折り、冷やしておいたグラスにスイカ氷を入れて牛乳を注ぎます。

4）スプーンでスイカと牛乳を混ぜたら、塩をかけながらいただきます。甘みがもっと欲しい時には、練乳を加えてください。

スー＆良原「思った以上に美味しい！岩塩が良い仕事をしている！」

★作る時のポイント★
・「岩塩などの美味しい塩」についてですが、1番オススメは、ピンク岩塩です。実は、試作をする際に食卓塩なども試しましたが、あまり美味しくはできなかったんだとか。
・岩塩との組み合わせは味も美味しいうえにカルシウムやマグネシウム、ミネラルが豊富に含まれているので、熱中症対策にも嬉しい！

Q.カット売りのスイカでもできますか？
A.皮つきのものであればOKです。とにかく皮に向かって垂直に切ること。そうすることで、栄養が流れ出てしまう事を防ぎます。

さっぱり爽快！桃のレモンミルクスカッシュ

～1人分の材料～
① 白桃：1/2個
② 甘みのあるサイダー（三ツ矢サイダーなど）：100ml
③ 牛乳：100ｍｌ
④ レモン：1/6個　以上です。

～作り方～
1）桃は皮と種を取り除いて1.5cm角に切ります。

撮影：小山浩子さん

2）バットなどに広げたポリ袋に桃を並べ入れて、半日以上冷凍庫で凍らせます。1つ目のレシピと同じように、グラスも冷やしておきましょう。
※甘みの少ない桃を使用する際は、グラニュー糖（大さじ1）を桃にまぶしてから冷凍して下さい。

3）グラスに桃を入れて、サイダー、牛乳の順に注いだら、レモン果汁を加えて完成。大きめのスプーンで混ぜながら飲んでください！お好みでミントの葉を添えるのも良いです。

スー＆良原「さっぱり！乳酸飲料みたい！」

★レシピのポイント
・炭酸水を使っても出来ますが、甘みをプラスした方が美味しく飲めると思います！
・桃は、蔓性ではなく木になって完熟する果物ですが、旬の夏にぜひ食べて欲しいです。厳しい暑さは体にとってストレスにもなっています。桃には、ストレス緩和にも有効とされるビタミンCがたっぷり。さらに、ぶら下がり果物と同様にカリウムも多く含むので、夏のむくみ解消、摂り過ぎた塩分の調整、筋肉や心臓をスムーズに働かせる効果も期待できるので、夏疲れの予防にもつながります。
・そして、ストレスケアには生のレモンも有効的です、クエン酸も一緒に摂取しちゃいましょう！