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株式会社TOKIO 国分太一 副社長が登場! 心を動かすビジネスとは?

さくマガ

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本記事では2021年6月2日に開催されたイベント「Salesforce Live: Japan」の様子をお伝えします。なんといっても注目は株式会社TOKIO
副社長 国分太一氏の登壇。バンドの「TOKIO」から会社の「TOKIO」へとステージを変えて挑戦を続ける国分氏は何を語ったのか――

「なんでもつくろう!」が事業コンセプト

PHONE APPLI 代表取締役社長 石原洋介氏(左)、TOKIO 副社長 国分太一氏(中央)、宣伝会議 出版・編集 取締役 兼 月刊「宣伝会議」編集長
谷口優氏(右)
谷口 優
氏(以下、谷口):どんなにテクノロジーが進化しても、人がドキドキする気持ちやモチベーションはなかなか作れないものです。しかし、そこに対して国分さんが副社長を務める株式会社TOKIOは、何か日本にたくさんのワクワクを作られようとしていると思います。
4月1日に株式会社TOKIOがスタートしましたが、周りからの反響はいかがですか?

国分太一(以下、国分):みなさん、すごく楽しんでくれていると感じますね。
「なんでもつくろう!」を事業コンセプトにして株式会社TOKIOを立ち上げましたが、そのなかで会社って何が必要なんだろうと考えたとき、「名刺だ!」と思いました。
だったら名刺も自分たちで作れないかなと思って、木を切って加工して名刺を作りました。
それもどうせだったら、みなさんに見てもらうのがいいと思いまして、自分たちのホームページに動画を公開しています。

名刺を見せてくれる国分副社長
それを見てくれる方が多かったようで、名刺交換をするときに「あの名刺、本当にあるんですね!」って言ってもらえるので、やっぱり名刺を自分たちで作ったことは本当に良かったです。

谷口:会社設立の準備を普段の芸能活動と並行でやっていましたが、相当忙しかったんじゃないですか?

国分:3月は準備期間に入っていたので、正直大変でした。大変だけれども、楽しくできましたね。

石原 洋介 氏(以下、石原):名刺をいただきましたが、楽しさが伝わってきて僕も楽しくなりました。

汗をかいて。手を働かせて。思いを重ねて。

谷口:国分さんが株式会社TOKIOで、どんなことをされているのかお聞きしたいです。長年フマキラーさんのCMに出演されていますが、2021年4月2日に公開されたCMからクリエイティブディレクターを務められたそうですね。

国分:はじめての挑戦になるんですけれども、TOKIOが5人のときからフマキラーさんにお世話になっています。5人から4人になっても一緒に楽しんでくれて、3人になっても可能性を感じていただき、「クリエイティブなことにもチャレンジしませんか?」とお話をいただきました。
最初はまったく想像できませんでした。僕はいま46歳ですけれども、やったことないことにチャレンジするのは、年齢関係なく楽しもうと思えばいくらでも楽しめます。ただ相手は企業さんで、しっかりとプレゼンをしなくてはいけない。人生初のプレゼンに近かったんですよ。自分で企画書を作って、はじめてリモートでプレゼンしました。
想いだけはしっかりと伝えたいと思って、プレゼンしました。事業記録という形で、株式会社TOKIOのホームページでもそのプレゼン資料を公開しています。なぜかというと、本当に真剣な姿を見てもらいたいと思ったからです。みなさんに、何でも見てほしい気持ちがあります。
「ここまで見せる必要ないんじゃないの」とも言われましたが。
でも「誰かにやってもらってるんじゃないの」という見え方だけは避けたいんです。”汗をかいて。手を働かせて。思いを重ねて。”が僕らの会社の理念ですから、そういう姿を公開するのも必要かなと思ったんです。

谷口:国分さんが作った資料を拝見しましたが、フマキラーさんのことが好きで応援したいという気持ちが伝わってきます。先輩経営者として、石原さんはどう思いましたか?

石原:全部をさらけ出すことは「プロフェッショナルではない」と思われそうで、不安になるんですけど、さらけ出すことで共感してもらえるじゃないですか。人に応援してもらい、共感してもらえる。そしてファンになってもらえる。とてもいいサイクルだと思います。

谷口:株式会社TOKIOは、グループからチームへ変わり、それぞれに役割があります。3人で仕事をしていて、楽しく感じることはなんでしょうか?

国分:5人が3人になったので、その変化を楽しまないと成長しないと思ったんですよね。いままでは、阿吽の呼吸というか、目で会話をすればわかっていたつもりだったんです。だけど、改めて話し合うとわかってないことが結構あったので、いい機会だったのかもしれないなって思います。
形が変わっても「TOKIO」という屋号を残したい想いは3人とも一緒だったので、そこで改めてワクワクを作っていこうということで、一つになった気がしますね。

手書きのメモで頭を整理

(実際に使っているノートで説明してくれる国分副社長)
谷口:ビジネスでアイディアを形にすることは、これまでのアーティスト活動と違いがあると思いますが、いかがですか?

国分:これまで曲を作ったりしてきていますが、ビジネスもアーティスト活動もクリエイティブな部分はあまり変わらない気がしています。
ただビジネスでは、ほかの企業さんと一緒にタッグを組むことも考えているので、相手さんのことをもっとたくさん考えなきゃいけないんだろうなとは思います。あとはノートにメモすることが、とても増えました。企業さんとの打ち合わせとか、大事なことは必ずメモするようにしているんです。
メモを見返すことで頭の整理になるので、大事だと改めて思いましたね。

石原:僕も同じように手書きでメモをします。パソコンでメモするタイプの人もいますが、「咀嚼感」を得られない気がしています。性格的なものかもしれませんが。

株式会社TOKIOの今後の展開

谷口:株式会社TOKIOの今後の展開は、どんなことを考えているのでしょうか?

国分:芸能界ではいろいろなことをやらせてもらいましたが、会社としてはドシロウトなんですよね。それをみなさんに見てもらって「危なっかしいな、あの会社。ここは、こうしたほうがいいよ」ってみなさんがアドバイスしてくれて、僕たちが成長できていく”リアルロールプレイングゲーム”のようなことをイメージしています。
もちろん、会社として甘える気はないんですけれども、SNSと繋がりながら、こうしたやり方もありなのかなと思っています。

谷口:どんなアイディアで日本をワクワクさせる、元気を呼び込む活動をしていきたいと考えているかお聞かせいただきたいです。

国分:株式会社TOKIOと一緒にできることはないか、協業募集をしています。僕たちもまだ見たことのない景色にチャレンジしたいです。チャレンジすることは、歳を取るほど怖くなるんですけれども、それをワクワクに変えていければ、絶対に日本が明るくなると思います。日本のワクワクを、どんどん増やせていけたらなと考えています。

谷口:まさに「共創」がコンセプトにあると思いますが、いまの時代に求められているものだと思います。みんなが楽しそう、参加してみたいと思ってもらえるために、副社長として心がけていることはありますか?

国分:まずは、楽しんでいる姿を見てもらう段階です。それで一緒にやりたいなと思ってくれる人が増えればすごくうれしいです。いろいろな企業さんとお話をさせてもらう機会も増えまして、その中で「共創」というワードは本当によく出てくるんですよ。
ひとつの会社だけではなく、チームをたくさん作り、いろいろな人を巻き込んでプロジェクトを進めていくことで、エネルギーに変わっていくと思います。

石原:巻き込んで、共感して一緒にやっている人が幸せだと、受け取る側も幸せになれるサイクルですよね。そういうサイクルってビジネスの基本的な流れだと思うんです。本当に国分さんのお話を聞いて、鳥肌が立ちました。

ビジネスパーソンへ向けて

谷口:最後におふたりからビジネスパーソンに向けてアドバイスをいただきたいです。まずは石原さん、お願いします。

石原:幸福感のある人たちが集まれば集まるほど、新しいサービスが生まれてくると思うんです。「イノベーション」という言葉がありますが、この言葉が日本に入ってきたとき、漢字で書くと「新結合」だったらしいです。出会ったことのない人やモノが出会うことで、新しい価値が生まれる。そういった機会を、よりオープンに提供できるようになると、もっと面白くなると思います。

谷口:最後の締めとなります。国分さんお願いします。

国分:今回のセッションで、僕からしたら全然違うところで活躍されてる方のお話を聞きながら、自分の頭の中の話をさせていただきました。こうやって話すと、頭の中が整理できていくことがすごくよくわかりました。整理されると、頭の中で空く部分ができると思うんですよ。そこでまた新たなチャレンジを考えられます。
知らない世界に飛び込むことでワクワクできると思います。本日は、すごく良い体験をさせていただきました。ありがとうございます。
イベント:「Salesforce Live: Japan」 主催:株式会社セールスフォース・ドットコム
執筆

川崎 博則
1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。

編集

武田 伸子
さくらインターネット社員。1児の母。主に「さくらのユーザ通信」(メルマガ)を担当しつつ、さくマガの記事執筆や編集に関わっている。

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