犬はドッグランに連れて行かなきゃダメ?得られるメリットや性格に合わせた遊び方を解説
犬をドッグランに連れて行くことで得られるメリット
お散歩や家でもじゅうぶん遊ばせているからドッグランにわざわざ連れていかなくても…という意見の飼い主さんもいます。他の犬との相性が心配な飼い主さんもいるでしょう。
しかし、犬をドッグランに連れていくことでのメリットもあるのです。まずはそのメリットを確認してみましょう。
他の犬から社会性を学ぶことができる
犬をドッグランに連れて行くことで、他の犬から社会性を学ぶことができる、というメリットが得られます。
✔お散歩中に他の犬に吠える
✔他の犬を見ると大興奮してしまう
✔他の犬にしつこくしてしまい仲良く遊べない
✔怖がりな性格で犬の友達ができない
愛犬にこのような悩みはありませんか?
その場合、まだまだ社会性が十分に学べていないのかもしれません。これまで同じようなタイプの犬とばかりお付き合いしてきたのかもしれません。
ドッグランには色んなタイプの犬がいます。遊びに行く度に初めましての犬もいます。
もちろん、吠えれば厳しく吠え返されることもありますし、大興奮すれば避けられてしまうこともあります。しつこくすれば厳しく叱られることもありますし、優しく温厚な犬たちが怖がりな犬のペースに合わせて距離を縮めてくれることもあります。
ドッグランに行かなければ出会えないお友達がいます。犬同士だからこそ学べることがあります。
これから社会性を学ぶ犬も、学び直しが必要な犬も、ぜひドッグランに連れて行ってみてください。みんなで学べば、犬だってきっと楽しいはずです。
普段は味わえない経験ができる
犬をドッグランに連れて行くことで、普段は味わえない経験ができる、というメリットが得られます。
たとえば、ノーリードで自由に、思いっきり走り回ることができます。また、「そっちは危ないから」とリードを引っ張られることもなく、飼い主に合わせて歩く必要もありません。自分のペースで運動し、休みたい時に休むことができます。
自宅の中は自由のようで、キッチンや階段など、立ち入りを禁止されている場所だってありますよね。ドッグランにはそのような制限はひとつもありません。
解放感を味わえるのは、ドッグラン最大のメリットとも言えるのではないでしょうか。
犬の性格に合わせたドッグランでの遊び方
犬をドッグランに連れていくメリットが分かったところで、ここからはそれぞれの犬の性格に合わせたドッグランでの遊び方について解説します。そんな遊び方なら連れていってもいいかも、と思えるかもしれません。
犬見知りな性格の犬には「飼い主とかくれんぼ」
犬見知りな性格である場合、犬や人がたくさん集まるドッグランだからこそ楽しめるのが、飼い主とかくれんぼです。
飼い主が隠れて、犬が探します。犬が他のことに夢中になっている時、飼い主への注目が途切れた時、サッと隠れます。
なるべく遠く離れたところから見守ってみましょう。必死になって探す姿がとっても可愛いです。でも、あまり不安にさせてはいけません。なかなか見つからない時は声をかけましょう。
活発な性格の犬には「短距離走」
活発な性格である場合、犬が自由に走れるドッグランだからこそ楽しめるのが、短距離走です。
同じ犬種同士、同じ体の大きさ同士はもちろん、犬種の違う同士でも楽しめますし、体の大きさの違う同士でも意外な結果を生むこともあります。
短距離走を楽しむためには「待て」ができるといいと思います。スタート地点で待てをさせ、飼い主はゴール地点で待ち、「よーいドンッ!」で飼い主のところまで走ります。
のんびりな性格の犬には「何もしない時間を楽しむ♡」
のんびりな性格である場合、何もせず、ただ体を休めるように過ごすのも、ドッグランでの遊び方のひとつです。
犬観察を楽しむ犬もいます。ニオイを嗅いで回ることを楽しむ犬もいます。日向ぼっこを楽しむ犬もいますし、お昼寝を楽しむ犬もいます。
犬ではなく、人と交流することを好む犬もいますよね。気づいたら他の犬の飼い主に抱っこされてウトウト眠そうにしている…なんてことも「あるある」です。
交流すること、遊ぶこと、走ることだけがドッグランの遊び方ではありません。何もしない時間を楽しむのもアリなんです。
まとめ
犬をドッグランに連れて行くことで得られるメリットを2つ解説しました。
✔他の犬から社会性を学ぶことができる
✔普段は味わえない経験ができる
いきなり他の犬と仲良くできなくても大丈夫です。柵の向こうから眺めているだけでもOKです。そうやって少しずつ慣れていきます。
ドッグラン内に入ることができたら、リードをつけたままお散歩するだけでもいいですし、気の合いそうな犬を見つけるのもOK。
仲良しの犬友達で集まって、ドッグランを貸し切る、という遊び方もできます。愛犬に合うドッグランを探して歩くのも楽しみのひとつになるのではないでしょうか。