原体験を絵本に 高橋操さん3作目
海老名市国分北在住の高橋操(ペンネーム:はしみさお)さん(75)の3作目となる絵本「とうちゃんのやさいは日本一」がこのほど、文芸社から刊行された。
作品は、畑作業が好きな「とうちゃん」が子どもの「たけし」「はなこ」と土を耕し、サツマイモを育てる様子を描いた。
高橋さんは海老名市内の農家に生まれ、幼少期には家業を手伝った。結婚後には畑作業を趣味とする夫の毅さん(82)と孫を連れて畑に出かけ、遊ばせることが多くあったという。こうした、原体験を絵本のストーリーに反映させた。
高橋さんは「絵本を読んで、畑や自然に関心を持つ子どもが増えたら嬉しい」と話している。
絵本は海老名市内の小学校全校や各図書館に配架されているほか、全国の書店とインターネットで販売されている。