見られるのは今だけ!夏のお楽しみ「JAたいせつ田んぼアート」(旭川市)
北海道旭川市・東鷹栖には現在、期間限定の巨大アートが出現! 場所は旭川駅から車で約30分、旭川北インターチェンジからは約10分とアクセスも良好です。
今だけしか見られない、夏の注目スポット『JAたいせつ田んぼアート』をご紹介します。
「JAたいせつ田んぼアート」とは
画像:北海道Likers
『JAたいせつ 田んぼアート』とは、水田をキャンバスに見立て、色の異なる稲を使って巨大な絵を描くプロジェクト。
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『JAたいせつ青年部』が中心となり、生産地と消費者とのつながりを深め、消費者の皆さんに様々な視点から農業に興味・関心を持って欲しいと始めた取り組みです。今年は総勢約200名の農業関係者、近隣の小・中学生で田植えを行なったのだそう。
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『田んぼアート』は、主に観賞用といわれる紫稲と黄大黒、北海道産米『ななつぼし』の3種類の稲を基本に、赤色の稲『べにあそび』と白色の稲『ゆきあそび』、橙色の稲『あかねあそび』の合計6色で構成されています。
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2006年より開始されたこの取り組みは、今年の2025年で20周年!
毎年変わるデザインが話題を呼び、今では「今年はどんなデザインかな?」と多くの人が楽しみにする、夏の人気スポットです。
20周年の2025!今年のデザインは……!?
画像:北海道Likers
20周年となる今年は、“田んぼアート想いよ届け2025”をテーマに、2024年パリオリンピックのやり投げ金メダリスト、旭川市出身の北口榛花選手をはじめ、旭川市シンボルキャラクター『あさっぴー』、鷹栖町マスコットキャラクター『あったかすくん』が描かれています。
1枚の写真には収まりきらず、その大きさはなんと!縦40m×横170m。
画像:北海道Likers
北口選手を中央に、左には北海道のシルエットに“20周年”と今年のテーマ“田んぼアート想いよ届け2025”の文字が。
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右には『あさっぴー』と『あったかすくん』がいます。
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会場内には、高さ8mの見晴台が設置されており、田んぼアートと共に、東鷹栖の田園風景が一望できます。
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階段を下りて田んぼの前まで行くと、北口選手のやり投げの記録が、ピンクのテープで表現されています。ずっと奥まで続くテープの長さに、思わず「こんなに投げたの!?」と驚いてしまうはずです。
採れたて新鮮野菜の直売所も!
画像:北海道Likers
見晴台の1階には、地元の採れたて野菜や、加工品を販売する直売所があります。
お隣では、JA女性部『紬』によるハンドメイド展が開催中。農家の奥さま方が農作業のない冬に作った、籠バッグなどが並びます。
また、2025年8月23日(土)には、『田んぼアートフェスティバル』が開催されます。地元農産物の販売や飲食店ブースの出店、地元吹奏楽団の演奏やダンスショーなどのステージイベントも行われ、一夜限りのライトアップや花火の打ち上げもありますよ!
詳細情報
JAたいせつ田んぼアート
住所:北海道旭川市東鷹栖7線18
電話:0166-57-2357
見晴台解放期間:2025年6月28日(土)〜8月31日(日)
※時間に決まりはなく、期間中の明るい時間帯であれば、いつでも自由に見ることができます。
北海道Likersライターのひとこと
見晴台の近くには、テーブルや椅子、自動販売機にお手洗いも完備されています。道中には案内看板もいくつも設置されており、来場者への細やかな心配りが感じられました。ぜひ、圧巻の田んぼアートに足を運んでみてください。
取材・撮影・文/佐藤絵理
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。