2025年GWも50系客車の「快速ゆふいん号」運転へ 特急かささぎ103号から鳥栖駅で同一ホーム乗り換えも可能に
引退した「SL人吉」で使用されていた50系客車がまだまだ走るようです。JR九州は18日、2025年GWに「快速ゆふいん号」を運行すると発表しました。
「快速ゆふいん号」はGW期間中に由布院エリアへ多くの利用が見込まれることから、久大本線で運転される臨時列車。今回は鳥栖駅で「特急かささぎ103号」からの同一ホーム乗り換えができるダイヤとします。
運転日・運転区間・時刻・料金等は次の通り。
[運転日]
2025年4月26日(土)、28日(月)、29日(火・祝)
2025年5月3日(土・祝)、5日(月・祝)、6日(火・祝)
※計6日間の期間限定で運転
[運転区間]
(下り)鳥栖→由布院
(上り)由布院→久留米
[時刻・停車駅]
【下り】鳥栖10:43発→久留米10:54発→日田11:54発→由布院13:13着
【上り】由布院14:40発→日田15:44着※→久留米16:55着
※5月6日(火・祝)の上り列車は日田駅15:57着に変更、ただし終点久留米駅への到着時刻は変わりません。
[設備、運賃・料金]
全車指定席(定員132名)
車両はディーゼル機関車+50系客車(3両)
乗車には利用区間の乗車券のほか、指定席券が必要。指定席料金は大人1名1,680円(こども半額)。指定席は全国の「みどりの窓口」および「JR九州インターネット列車予約」で出発日の1か月前(前月の同じ日)午前10時から発売開始。
※客室乗務員は乗務せず、またビュッフェ等の車内サービスはありません。JR九州ホームページの「駅別時刻表」には3月19日(水)に反映予定です。
「特急かささぎ103号」は博多10:18発→鳥栖10:41着なので、10時までに博多に到着して「快速ゆふいん号」に乗り換え、GWはゆっくりと温泉を楽しむという旅行プランも面白いでしょう。
関東からだと飛行機に空きがなければ当日入りは難しそうですが、新大阪あたりからであれば新幹線での当日入りも可能です。なお、GW期間中は東海道・山陽新幹線は「のぞみ号」が全席指定になりますので、「快速ゆふいん」や「かささぎ」だけでなく、こちらも早めに押さえておく必要があります。
※2025年3月18日18時47分……一部記述を修正しました(鉄道チャンネル編集部)