1日1組限定一棟貸しヴィラで瀬戸内海のクルージングを満喫【尾道・生口島】
プレジャーボートで海から訪れ、愛艇を桟橋に係留したまますぐ隣のヴィラで眠る。そんな瀬戸内の旅を実現する宿泊施設「SOLARINA SETODA VILLA(ソラリナ セトダ ヴィラ)」が、広島県尾道市の生口島に誕生します。
同施設は、会員制マリーナ「SOLARINA SETODA MARINA」に隣接する1日1組限定の一棟貸しヴィラです。最大8名まで宿泊でき、船を持っていない非会員の宿泊者もフィンランド製の高級プレジャーボート「Saxdor」によるクルージングを楽しめます。
【写真】宿泊施設「SOLARINA SETODA VILLA(ソラリナ セトダ ヴィラ)」のオシャレな外観
生口島に誕生する「船で訪れて、そのまま泊まれる」ヴィラ
SOLARINA SETODA VILLAが開業するのは、瀬戸内海に浮かぶ生口島・尾道市瀬戸田町にある「SOLARINA SETODA MARINA」内です。
岡本製作所が運営する同マリーナは、2026年9月6日に正式開業。船の保管や整備、カスタム、オーナーズラウンジ、宿泊までを一つの拠点に集約しています。
その中核となる宿泊施設がSOLARINA SETODA VILLAです。
自分のプレジャーボートで瀬戸内海を巡り、生口島に立ち寄って船を係留。そのまま陸へ上がり、海辺のヴィラで過ごすという、これまでのホテルや旅館とは異なる島旅を提案します。
予約受付は2026年9月6日(日)から始まっており、宿泊開始は9月18日(金)からとなっています。
1日1組限定の一棟貸し
ヴィラは、1日1組限定の完全な一棟貸しです。最大8名まで利用できるため、家族旅行や三世代旅行、友人同士のグループ旅行にも対応します。
約132平方メートルの館内には、広々としたリビング・ダイニング、3つのベッドルーム、和室、キッチン、洗面所、バスルームを備えています。海辺で過ごす時間を室内に持ち込めるよう、専用テラスやプライベートデッキ、屋外チェアも用意されています。
キッチンには、IHコンロ、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、電気ケトル、トースター、調理器具、包丁、まな板、食器、カトラリー、ワイングラス、マグカップなどを完備しています。
バスルームにはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、バスタオル、フェイスタオル、ドライヤー、ヘアアイロンを用意。館内にはWi-Fi、エアコン、Bluetoothスピーカー、洗濯機、温水洗浄便座もあります。
滞在中はミネラルウォーター、ドリップコーヒー、ハーブティーを利用でき、スキンケアセット、クレンジング、化粧水、乳液、入浴剤、歯ブラシなどのアメニティもそろいます。
愛艇を20〜40ftまで係留。マリーナ非会員でも利用可能
船を持っている宿泊者は、ヴィラに隣接するマリーナへ愛艇を直接入港させ、係留したまま宿泊できます。
対応する船のサイズは20〜40ftです。宿泊者であればマリーナの会員でなくても、40ftまでの船は1泊3,000円(税別)で係留できます。
入港方法や係留位置はスタッフが案内し、必要に応じて着岸のサポートも行います。水道のほか、100V・30A、200V・50Aの陸電設備、100Vコンセントも利用可能です。
40ftを超える船舶での利用を希望する場合は、事前の相談が必要です。
船を保有している人にとっては、瀬戸内の島巡りや、しまなみ海道沿いのクルージングで立ち寄る中継地点としても利用できます。
船を持っていない人は「Saxdor」で瀬戸内クルージング
船を持っていない宿泊者向けには、宿泊者限定の瀬戸内クルージングが用意されています。
使用するのは、フィンランド生まれの高級プレジャーボート「Saxdor」です。出発場所はSOLARINA SETODA MARINAで、瀬戸田周辺から多々羅大橋を望むルートを進み、折り返します。
定員は2〜6名程度で30分4万円、90分10万円の料金が設定されています。
海面から眺める生口島や多々羅大橋は、しまなみ海道を車や自転車で走るときとは異なる景色になります。船を所有していない人でも宿泊とクルージングを組み合わせることで、海を中心にした島旅を体験できます。
炭火と薪火で仕上げる出張BBQ
食事は宿泊料金に含まれていませんが、出張BBQやケータリングを案内されています。
「BBQ TRAVELLER」がプロデュースする「LIVE FIRE DINING」では、炭火と薪火を使い分け、目の前で料理を仕上げます。アメリカンBBQをルーツに、世界のBBQ文化から学んだ火入れの技法と瀬戸内の食材を組み合わせ、炎や香り、焼ける音まで含めて食事を楽しむスタイルです。
コースは、約5品の「ESSENTIAL」が1名1万円、約7品の「SIGNATURE」が1名1万8,000円です。シェフや機材、設営、撤収を含むプライベートダイニングサービス料は1組4万円。基本人数は4〜8名で、4名未満または9名以上の場合は相談が必要です。料金はいずれも税別です。
また、島の野菜や旬の柑橘、季節の果物、狩猟した猪などを使い、その日に入る食材に合わせて料理を組み立てる「島の食卓」も用意されています。
ケータリングは10品以上で10万円から。利用人数や予算に応じてメニューや肉のランクを調整できます。魚をさばくサービスは1万円から、朝食サービスは1名1,000円からとなっています。
なお、施設への持ち込みによる室内やテラスでの火気使用は禁止されています。BBQを楽しみたい場合は、公式に案内されている出張サービスの利用条件を事前に確認してください。
レモン、海、アートを巡る生口島の過ごし方
ヴィラ周辺には、生口島らしい観光スポットが点在しています。
レモン谷は、レモン発祥の地として知られる生口島を代表する景勝地です。たわわに実るレモンと瀬戸内海を眺めながら、潮風の中を散策できます。
瀬戸田サンセットビーチでは、SUPや海水浴を楽しめます。海辺で体を動かしたあと、ヴィラでゆっくり過ごす旅にも向いています。
「ベルベデールせとだ」は、島の各所にアート作品が点在する生口島を象徴する作品の一つです。平山郁夫美術館や耕三寺博物館などと合わせて、島の文化や芸術を巡ることもできます。
食事や休憩では、海を眺めながらジェラートを味わえる「しまなみドルチェ」、瀬戸内の旬魚を使った海辺の和食処「お食事処 わか葉」、スパイスの香りが楽しめる「アンナ・プルナ瀬戸田」、地元食材を使う「食堂あおり」などが候補になります。
古民家の落ち着いた空間で過ごせる「MINATOYA」も、瀬戸田の立ち寄りたい場所です。
ただし、ヴィラから出かける場合は、車などの移動手段を用意しておく必要があります。
予約前に確認しておきたい利用条件
SOLARINA SETODA VILLAでは、食事の提供は基本的にありません。徒歩圏内に飲食店がないため、施設内のキッチンで自炊するか、周辺の飲食店や出張サービスを利用する形になります。
島で何を食べ、どう過ごすかをあらかじめ決めておくことで、海と島を落ち着いて楽しめる滞在になりそうです。
施設としてのレンタサイクルサービスもありません。しまなみ海道のサイクリングや島内観光を予定している場合は、別途レンタサイクルの手配が必要です。
駐車場は敷地内に普通車4台分あります。チェックインは15時、チェックアウトは10時で、チェックイン時の受付や鍵の受け渡しは隣接するマリーナで行います。
室内は禁煙です。近隣は住宅地のため、21時以降や早朝にテラス・庭で大声で話すことや騒音は控える必要があります。また、立地上、虫が室内に入る場合があります。
広島県宿泊税条例に基づき、宿泊料金が1人1泊・税抜6,000円以上の場合は、1人1泊につき200円の宿泊税が別途必要です。
宿泊料金は日程や人数によって変動します。公式予約ページでは、2026年9月6日時点で大人4名1室・素泊まりが88,000円からと表示されています。最新の料金や空室状況は、予約時に確認してください。
施設概要
[施設名]
SOLARINA SETODA VILLA(ソラリナ セトダ ヴィラ)
[所在地]
広島県尾道市瀬戸田町宮原760-7(SOLARINA SETODA MARINA内)
[予約受付開始]
2026年9月6日(日)
[宿泊開始]
2026年9月18日(金)
[形態]
1棟貸しプライベートヴィラ
[占有面積]
約132平方メートル
[定員]
1〜最大8名
[チェックイン]
15時
[チェックアウト]
10時
[定休日]
火曜日
[駐車場]
普通車4台
アクセス
車で訪れる場合は、しまなみ海道の生口島北ICから瀬戸田エリアまで約10〜15分です。今治方面からは生口島南ICを利用し、約10〜15分で瀬戸田エリアへ向かえます。
公共交通機関では、広島空港からバスで三原港へ向かい、三原港から船で瀬戸田港へアクセスできます。尾道方面からは、尾道駅から尾道港へ移動し、船で瀬戸田港へ向かいます。
瀬戸田港から施設までは、タクシーなどを利用します。
プレジャーボートの場合は、SOLARINA SETODA MARINAへ直接入港できます。
「海を移動して、島に泊まり、また海へ戻る」という旅を選べるSOLARINA SETODA VILLA。船を持つ人にとっては愛艇と過ごす拠点に、船を持たない人にとってはSaxdorで瀬戸内を体験する宿として、生口島で新しい滞在の形を提案します。