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【釣り人のロマン】遠征釣行の“魅力”と“リアル”をぶっちゃけます。

TSURI

いつもと違う釣り場へ!遠征釣行の魅力とは

準備・下調べの段階から膨らむ妄想

知らない土地で魚を釣ろうとすると、普段釣り慣れた魚種であっても下調べと準備が必要になってきます。

「メインベイトは何かな?」「ビッグベイトがメインルアーだと?!」「数は少ないケド、出ればランカーらしいぞ!」などなど。

憧れの魚を狙うとなれば、釣り方を一から勉強しなくてはなりません。でも、新しいことを知るって感覚が新鮮でワクワクするんですよね!

知らない場所を旅するワクワク&ドキドキ感

いざ遠征当日となれば、もう心は踊りまくりです。

一投ごとに大自然から色んな情報が返ってきますし、突如として目を疑うくらいのダイナミックなナブラやボイルが起こることも!

それぞれの情報と、今までの経験をまるでパズルのピースのように組み立てる……。

そして新しい地図を作り上げた先に、思い通りの釣果が出た時の達成感と感動は遠征ならではです。

遠征釣行は必ずしも“好釣果”で終わるとは限らない

遠征の現実も知っておこう

希望と夢に満ち溢れた遠征釣行ですが、必ずしも全ての人が成功を体験しているわけではありません

大金と連休を使っても思い通りに釣れずに帰らないといけない……。そんな悲劇のようなことも、現実として少なくありません。

同じ魚種でもフィールドが変われば分からないことだらけ

魚釣りの経験と技術があったとしても、初めてのフィールドに立ってみると分からないことだらけなんです。

それがドキドキとワクワクに直結するからなんとも言えないんですが、魚が多い地域だからといって、高を括っていると痛い目にあうのも遠征釣行あるあるです。

天候や魚の状態が悪ければ、満足に釣りすらできないことも

もちろん台風が接近してしまったり、ベイトが絡む釣りではメインベイトが完全に抜けてしまったりと、釣り人ではどうにもできない要因で不完全燃焼で終わることもあります。

それでも悪いなりに強烈な思い出になりますし、リベンジ釣行で釣果が出た時には、嬉しさが何十倍にも膨れ上がりますよ!

遠征釣行の行先の決め方や楽しみ方は人それぞれ

魚釣りの聖地と呼ばれる場所に行ってみる

日本にも魚釣りの聖地と呼ばれる場所がいくつかありますよね。

トラウト界では北海道、バス界では琵琶湖、海釣りでは長崎県、他にもたくさんあります。

釣りたい魚種より先に遠征地を決めちゃうのもアリです!

観光&グルメを楽しむのも遠征の醍醐味

魚釣りだけでなく、ご当地グルメや観光地も一緒に満喫するのも遠征の楽しみ方ですね。

普段狙っている魚と同じ魚種を狙った遠征釣行も痺れます

シーバスやバスを狙った遠征も面白い

普段釣り慣れている魚を求めた遠征も面白いですよ!

遠征という限られた時間内で、魚とパターンを探していく過程が醍醐味ですね。

所変われば、何が起きても新鮮に感じます

ホームフィールドではまず使わないようなビッグルアーが、遠征先では定番ルアーになっていると心躍りますよね!

反対に、いつものパターンが遠征先でも通用すると、自信になるものです。

釣りを始めた頃のドキドキとワクワクをもう一度!

遠征先で釣れる魚って、当たり前かもしれませんが思い出に強く残るんですよね。

たくさん下調べして、準備して、現場でも頭フル回転で探し出したイッピキってサイズ関係なく嬉しいものです。

思い返せば釣りを始めた頃と同じような、ドキドキとワクワクだったりもします。

ターゲットを特定して、本気で獲りに行く遠征

アカメやGT、カジキやイトウ

画像提供:TRANSCENDENCE 片山正顕

一生に一度は釣ってみたい魚っていますよね!

メジャーどころでは、アカメやイトウ、GTやマグロ、カジキなんかが憧れの魚と言われます。

何度も遠征を繰り返す覚悟が必要

なかなか釣れない魚をターゲットとして定めた遠征釣行では、一度目のチャレンジでは釣果を得ることができないことも……。

計画を立てる段階から、どのくらいの釣獲率なのか見極め、遠征を繰り返す覚悟をもって挑みましょう!

釣れた時の感動は本人しか分からない

画像提供:TRANSCENDENCE 土井慧祐

憧れの魚がヒットした瞬間に極度の緊張感が身体の芯を駆け巡り、無事にランディングした瞬間、『ガタガタッ』と身体が震えてしまうものです。

帰りの飛行機では、写真を見返しながら「今度はあの魚を!」って次の目標に想いを馳せる。

遠征先で出会う人との関係は一生モノ

遠征先での出会い

遠征先で得られるものは、釣果だけではありません。遠征釣行ならではの『人との出会い』も宝物として残ります。

人との出会いは釣果以上に予測不能なもの。自分の人生にとって重要な人との出会いが旅先であるかもしれません。

釣り場を案内してくれたり、貴重なアドバイスを頂けることも

船頭とのチームワーク、長老との会話、釣具屋の店主からのアドバイス。1人旅であっても、遠征先では色んな人と出会うものです。

ある時は、自分と同じように遠方から憧れの魚を求めて遠征している人と意気投合するかもしれません。

僕はジャングルで海外の釣りツアーを始めるにあたり、とても重要な人と出会いましたし、釣り旅のロケでは最高なディレクターと出会うことができました。

大切なのは勇気を出して一歩踏み出すこと

いつもと違う釣果を得るコトも、人と出会うコトも、大切なのは思い切って1歩踏み出すことです。

遠征釣行って時間とお金を要するもので、最初は勇気がいるかもしれません。

それでも、思い切って遠征してみると、人生が豊かになるものですよ。何歳になっても冒険心って心の奥底に必ずあるって実感できるはずです!

撮影・文:山根 央之

ライタープロフィール

怪魚ハンター山根ブラザーズ(兄)の記事一覧

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