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ケンドーコバヤシ、サバンナ八木の“とんでもない営業”に驚き「想像を遥かに上回る」

Techinsight

サバンナ八木は「ものすごい営業してましたね」とケンドーコバヤシ。それでも本人の気遣いによって、営業が「どんどん増えてきた」と語っている

バラエティ番組や賞レースなどメディアへの露出で知名度を上げるお笑い芸人がいる一方で、イベント出演やトークライブなどの“営業”で人気を博す芸人も少なくない。お笑いコンビ・サバンナの八木真澄もその1人で、全国各地での営業を強みとしており、『吉本興業2023年営業ランキング』において3位にランクインするほどの活躍ぶりを見せている。そこで気になるのが、出演先で披露しているネタの内容だ。突拍子もないギャグや明るいキャラクターで人気の八木だが、先輩芸人であるケンドーコバヤシは以前、八木の出演するステージを見て驚愕したという。

23日深夜に放送された『にけつッ!!』(読売テレビ)では、MCの千原ジュニアとケンドーコバヤシが「サバンナ八木の営業がスゴい!」と題してトークを繰り広げた。以前から八木が営業で引っ張りだこになっていることを語っていた2人だが、ケンコバは先日、ひょんなことからその営業内容を知ることになったという。

サバンナ八木の営業先での様子を動画サイトで見たというケンコバは、「ものすごい営業してましたね」と八木の振る舞いを回顧する。というのも、自身の持ちキャラ“有酸素運動マン”で登場した八木は、観客の様子も顧みず「みなさん、せーのでいきましょうか」と突然のコールアンドレスポンスを試みたという。さらに上手く応答できない観客の1人をステージに呼び出し、「この人ができるまで放しません」と絡み始めたというから、かなりクセの強い営業である。

そんなやりとりを何度か繰り返した後、ステージには“犬”という新たな共演者が登場した。しかも現れたのは、調教された芸達者な犬ではなく普通の飼い犬で、ケンコバ曰く「犬中の犬」。八木はなぜかそのまま犬と漫才をすることになった。

当初「1+1は?」という八木の問いに対し、犬が「ワン!」と吠えることでネタが成立する予定であったが、ステージ慣れしていない犬は無反応のままだ。八木が1人で「どんなしりとりでも最後に“パナキ”に繋げる」というお得意のネタで時間を稼ぐも、終始犬の反応はなくそのまま出番が終了した。

この様子にケンコバは「想像を遥かに上回る」とコメントしており、なんでもありの混沌としたステージにもかかわらず、結果的に笑いをとっていた八木の姿に思わず笑ってしまったようだ。

ちなみにこの犬との漫才、八木自身のアイデアではなく突然マネージャーから言い渡されたもので、八木にとっても人生初の経験だったという。そんな無茶ぶりにも対応する八木の懐の深さが営業本数に繋がっているのかもしれないが、実は八木の凄さはそれだけでない。ケンコバとジュニアが話していたところによると、自転車で営業先に行き、楽屋もきっちり片付けてから帰るそうだ。しかも仕事後は、今後営業に行く吉本芸人のため舞台袖などが分かりやすいように現場を撮影し、その写真を営業部に渡すという。以前、ガリットチュウの福島善成が「凄い戦略家」「吉本の勢力図を頭に入れている」と八木を称賛したこともあり、芸風とは真逆の頭脳派な一面も売れっ子芸人の要因になっているようだ。

画像2枚目は『サバンナ八木 2024年1月6日付「イオンモール東浦」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

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