ロマンティック・バレエの傑作「ジゼル」ウクライナ国立バレエが前橋公演【12月6日】群馬県前橋市
卓越した踊りと音楽、豪華な舞台装置や衣装が織り成す愛の物語――。
ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)による「ジゼル」が12月6日、昌賢学園まえばしホールで上演される。
150年の伝統を持つ名門バレエ団
150年以上の歴史を誇る「ウクライナ国立バレエ」は、旧ソビエト連邦における三大劇場の1つ、ウクライナ国立アカデミー・オペラ・バレエ劇場を本拠地とするバレエ団。
幅広い作品のレパートリーを持ち、バレエ界をリードする多くのスター・ダンサーを輩出している。
現在、そのバレエ団を率いるのは日本人初の芸術監督となった寺田宜弘さん。
寺田さんと団員たちは2022年の侵攻以来、苦しい時間を過ごす中でも鍛錬を重ね、毎年来日公演を実現している。
主役の迫真の演技と美しい群舞
この冬は前橋市を含む15都市で公演する。演目は「雪の女王」「ジゼル」「ドン・キホーテ」の3作品。
来日公演のトップを飾る前橋市で上演されるのは、日本からの義援金によって新たに制作され、2024年1月に東京で初演された「ジゼル」だ。
従来のバージョンに比べ、登場人物の心情がより丁寧に描かれ、ドラマティックに改変されたラストシーンが印象的。
主役の迫真の演技と、精霊ウィリたちの一糸乱れぬ群舞が観客を魅了する。
ロマンティック・バレエの傑作を、会場で堪能してはいかがだろう。
「ジゼル」あらすじ
村娘ジゼルは、村人に扮した侯爵アルブレヒトと幸せな恋をしていたが、アルブレヒトに裏切られたショックで息絶えてしまう。
アルブレヒトは悔いてジゼルの墓参りに行くが、精霊ウィリたちが支配する世界へと迷い込み、命を奪われそうになる――。
ウクライナ国立バレエ「ジゼル」
【日時】12月6日(土曜)14:00開演
【会場】昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)大ホール
【住所】前橋市南町3-62-1
【料金】S席11,000円、A席8,000円、B席6,000円、C席4,000円
※未就学児入場不可。
※演奏は特別録音音源を使用。
※出演者、公演内容は変更になる場合あり。
【公式サイト】https://www.koransha.com/