Yahoo! JAPAN

エスパルスのクラウドファンディング6000万円達成 選手バスのデザイン5案の投票受付

Shizuoka

■選手バス老朽化 クラブ創設から31年間使用

サッカーJ2清水エスパルスはJ1復帰が目前に迫っている。J1での戦いに向け、選手の移動環境も改善される。30年以上使い続けて老朽化している選手バスを買い替えるために募集したクラウドファンディングが、目標額の6000万円を突破。10月11日までデザイン案の投票を受け付けている。

夫は元エスパルスの選手 静岡の元人気アナが達成したい目標とは?

エスパルスは現在、クラブ創設から31年間同じ選手バスを利用している。2018年と2020年にはバスの外面を全面リニューアルしたものの、車両自体は同じで車内設備は変わっていない。クラブによると頻繁に故障が発生し、修理を繰り返しながら運行しているという。

そこで、クラブは選手バスを買い替えるためのクラウドファンディングを7月19日に開始した。募集は9月30日に締め切られ、目標額の6000万円を超える6583万2201円が集まった。支援者の数は5489人に上った。

クラウドファンディングで資金調達に成功したクラブは、選手バスの新しいデザイン案4種類を公開した。そこに従来と同じデザインを加え、計5つの案から2つに絞るためのアンケートを実施している。

アンケート結果を踏まえて、選手やスタッフの意見も参考にして最終的なデザインを決めるという。クラブは次のようにコメントしている。

「日頃から応援してくださるエスパルスサポーターの皆様と共に選手バスを創り上げたいという想いから、この度クラウドファンディングの実施を決定した経緯もあり、アンケートを通して、本クラウドファンディングにご支援いただいた皆さまの”想い”をできる限りデザインにも反映し、エスパルスファン・サポーターと共に新たな選手バスを創り上げていきたいと考えております」

デザイン案の投票は、クラウドファンディングで支援した人に1票の投票権が与えられ、専用フォームから回答する。支援金額や回数にかかわらず1人1票。投票期限は11日の午後11時59分までとなっている。

現在J2の首位を走るエスパルスは6日、アウェーで水戸ホーリーホックと対戦。この試合に勝利して、3位のV・ファーレン長崎が引き分けか負け。またはエスパルスが引き分けても長崎が敗れれば、4試合を残してJ1復帰が決まる。

(SHIZUOKA Life編集部)

【関連記事】

おすすめの記事