大阪王将にこんな餃子あったのか! 滅多に見かけない「クリスピーひとくち餃子」を食べてみた
大阪王将の冷凍餃子といえば羽根つき餃子、それから水餃子が挙げられる。この2つはいろんなところで見かけるからそれも当然なのだが、実は新勢力が存在するのをご存じだろうか。
今年の春に登場した「クリスピーひとくち餃子」がそう。これまでずっと巡り合わずにきてたなか、ようやく都内の まいばすけっと で捕獲。滅多に見かけない……ていうか、初めて見ただけに意外とレアかも!
・クリスピーひとくち餃子を実食
そんな「クリスピーひとくち餃子」には2種類の味がある。
「ハマるのり塩味」、それから……
「止まらぬやみつき味」だ。いずれも18個入りで値段は225円。具材はすべて国産でニンニク不使用とのことだった。
クリスピーというくらいだからサクサク食感なのだろうか。餃子でサクサクはあまりイメージできないところではあるが、何はともあれ実際に味わってみるとしよう。
・簡単調理
さて、それでは作っていこうと言いたいところだが、大阪王将の冷凍餃子だからフタいらずで水も油もいらずの楽チン仕様で難しいことは何もない。
まずはハマるのり塩味から作ってみた。フライパンに並べ、強火と中火を使い分けて熱することおよそ5分──。
パケに「小粒でパクっと食べやすい」と書かれているように、実物は結構小さめ。“いつもの羽根つき” と比べたら、ヒョイヒョイ食べられる一口サイズだ。
でもって、味は紛れもなくイメージ通りののりしお味。餃子から口の中に「のりしお」が広がっていく感覚はなんだか不思議な感じがするも、これはこれで美味しいものがある。
フライパンに油がそこそこ出たから肉汁系かな〜と思ったが、フタを開けたら肉汁が多いこともなし。特徴としてはやはり皮。相当にサクサクでまさにクリスピーだから、この食感が好きな人はハマりそうである。
全体的にどちらかといえばツマミ寄りな餃子だが、本体が過度な味付けじゃないから何にでも合わせやすそう。当然ながらご飯との相性もよかったし、使い勝手はいいだろう。
・止まらぬやみつき味
ではもう1つの「止まらぬやみつき味」はどうだ。
こちらも作り方は簡単な上に「ハマるのり塩味」同様に皮がサクサクで心地いい……のだが、口の中で餃子がほどけたときに悪い顔を覗かせた。ちょっとした肉汁、それから餡がそこはかとなく「やみつき」な感じがしたのだ。
しかしながら、先にも書いたようにニンニク不使用だからこれまた食べやすい餃子と言えるだろう。なんというか、この次々と食べてしまう感覚は結構新しい。なんだかありそうでなかった餃子を見せてもらった気分だ。
・肉汁特化型餃子もあり
って、そうだそうだ。上記のクリスピー餃子を購入した店舗はかなりの大阪王将推しで、羽根つき、水、クリスピー、さらには……
「極みの肉汁爆弾餃子」なんて餃子も置いていたからついでに買ってみた。これは「大阪王将肉汁爆弾餃子」を改良してリニューアルしたものらしいが、クリスピー同様に珍しいような気がする。
こちらも具材はすべて国産。標準20個入りで700gだからズシリと重さを感じると同時に、爆弾というくらいなのでその肉汁に期待したい。
水、油、さらにフタ使用で作ることしばし。いつもと違う手順を踏んだ餃子にナイフを入れてみたところ……
なかなかの爆弾だった
スーパーに置いてある冷凍餃子で、ここまでドバドバ出るのはあまりないような気がする。皮は厚くて食べ応えあるし、肉汁餃子が好きな人は気に入るのではないか。
パケに「ほとばしる驚異の肉汁をお楽しみください!!」と書かれていたが偽りなし。値段は645円と他に比べると高いものの、その分しっかりとした味わいなので肉汁ファンは試す価値ありだ。
参考リンク:PR TIMES
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.