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巨人・高橋礼と阪神・才木浩人、下手投げと上手投げの対照的な2人の投手戦か

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巨人・高橋礼と阪神・才木浩人のインフォグラフィック

防御率0.95の高橋礼


阪神に連勝した巨人は今日5日の3戦目(東京ドーム)に高橋礼を先発マウンドに送る。

ソフトバンクからトレードで移籍した今季は5試合に登板して2勝0敗、防御率0.95。毎週日曜に登板して安定した投球を見せている。

アンダースローから投げ込むストレートは平均132.1キロとそれほど速いわけではないものの、スライダー、ツーシーム、シンカーも織り交ぜながら低めにコントロール。コーナーを丁寧につきながら打者の打ち気を逸らし、変化球の被打率はいずれも1割以下をマークしている。

移籍後初登板となった3月31日は今日と同じ阪神戦(東京ドーム)で、相手先発も才木浩人だった。この時は6回1安打無失点と好投したものの味方打線の援護に恵まれず、リリーフが打たれたため試合にも敗れたが、イメージは悪くないだろう。

今日勝ってスイープすれば首位・阪神にゲーム差なしに迫る重要な一戦。投手戦が予想されるだけに高橋礼の粘り強い投球が期待される。

防御率1.74の才木浩人

一方、阪神先発の才木浩人も今季は5試合登板で2勝1敗、防御率1.74と安定した投球を続けている。

高橋と全く同じローテーションで毎週日曜に登板しており、3月31日の巨人戦では6回4安打無失点(勝ち負けつかず)。5四球を与えたものの、先発の役割は十分に果たした。

右のオーバースローで、伸びのあるストレートは平均148.1キロ。落差のあるフォークとスライダーを武器にしており、高橋とは真逆のタイプだ。

首位を快走してきた阪神も2位・巨人に3タテされるわけにはいかない。才木がチームを勝利に導く力投を見せるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・小澤怜史-中日・髙橋宏斗(神宮)
広島・九里亜蓮-DeNA・大貫晋一(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-ロッテ・小島和哉(楽天モバイル)
西武・隅田知一郎-ソフトバンク・東浜巨(ベルーナドーム)
オリックス・L.カスティーヨ-日本ハム・伊藤大海(京セラドーム大阪)

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記事:SPAIA編集部

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