カラスに会える場所と観察のコツ|大自然にはいない?ハシボソガラスやねぐらの探し方
カラスに会える場所・意外とカラスがいない場所とは
会いたくなったらここにきて!カラスに会えるポイント、教えます
いやまあ、「どこにでもいるだろ」と言われてしまえばそれまでですが(笑)。カラスがよくいるのは、やはりエサの多いところ。早朝の繁華街はカラス天国です。昼間なら大きな公園に行くと、若鳥の群れがいるかもしれませんし、公園で繁殖している個体もいると思います。意外といないのは「自然豊かな」場所です。エサが少ないのであまり見かけません。ただし、ハシボソガラスを見たければ、河川敷や農耕地を探すのは手です。また、開けた場所は営巣場所が少ないので、巣を探すのも比較的簡単です。
海岸の漁港近くも狙い目です。漁港は魚がこぼれているのでエサがありますし、そうでなくても海岸には魚が打ち上げられているので、カラスがいるところです。家畜を飼っているところも、カラスがよく姿を見せます。飼料を食べにくるせいですが、エサ箱に糞をしたり、ときには牛をつついたりするので歓迎はされていません。
夕方、群れを作って飛ぶカラスの行き先を突き止められたらしめたもの。ねぐらで待っていればたくさんのカラスが帰ってきますし、ときにねぐらの上を集団で旋回する姿も見られます。ご近所にちょっとした緑地や公園があれば、カラスの1ペアくらいは繁殖していたりします。そういうペアをそっと観察するのも面白いですよ。対象を決めて見ていると、それまで気づかなかったさまざまな行動を見ることができます。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 カラスの話』著: 松原始