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放浪カピバラお披露目 ふれあい動物園で展示〈平塚市〉

タウンニュース

大越さんの手からエサを食べるカピバラ

飼い主から逃げ出して湘南地域をさまよった「放浪カピバラ」が4月10日から平塚市総合公園ふれあい動物園で公開されている。市民に親しんでもらうため、5月8日まで名前を公募している。

展示コーナーは市総合公園ふれあい動物園の管理事務所すぐ横。30平方メートルほどの敷地に浴槽と小屋を設置し、カピバラ専用のフェンスで囲った。防寒対策として浴槽には温水の出る給湯設備、小屋には暖房機を備えている。

カピバラは年齢4〜5歳のオスで、体長約1m、体重は40kgほど。同園飼育係長の大越知美さん(52)によると1m以上の跳躍力があるという。一番のお気に入りはサニーレタスで、イネ科の植物やサツマイモも好物。公開から数日で見物客には慣れた様子だが、日中のほとんどの時間は食べているか浴槽に浸かっているかだそうだ。

土屋から親子で見物に訪れた田中想来斗(そらと)君(3)は「大きくてかわいい」と笑顔を見せ、母の美穂さん(33)は「学生のころから動物に興味があり、初めて息子にカピバラを見せられた。身近にこんな場所ができてうれしい」と話した。

名前を公募

このカピバラは藤沢市内でペットとして飼われていたが、2019年6月に脱走した。湘南地域を半年ほど放浪し、20年1月に大磯町内の民家で捕獲。同園に引き取られた。当初は人間への警戒心が強かったが、飼育員の献身的な世話のおかげで徐々に懐いてきたという。

大越さんは「飼育していくうちに目つきは大分柔らかくなったが、臆病な生き物なので温かい目で見守って」と話した。

ペット時代は「チョコ」、放浪時には「かっぴー」などと呼ばれていたカピバラ。市では5月8日まで新しい名前を募集しており、園内に設置したポストに投函するか、メール(【メール】soko@city.hiratsuka.kanagawa.jp)で応募する。名前の発表は5月下旬を予定。

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