『ハリポタ』キャストが探偵役に！『刑事役者チャペルと刑事マローワンのウェールズ事件簿』独占日本初放送

7/31(木) 17:00配信

Photo:『刑事役者チャペルと刑事マローワンのウェールズ事件簿』© BBC Studios 2024

英国ミステリー『刑事役者チャペルと刑事マローワンのウェールズ事件簿』が、9月7日（日）16：00よりミステリーチャンネルにて独占日本初放送。

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アガサ・クリスティーへのオマージュが満載

大ヒット映画『ハリー・ポッター』シリーズのピーター・ペティグリュー役でおなじみの名優ティモシー・スポールが主演する、今年5月に英BBCで放送されたばかりの最新コージーミステリーが早くも日本上陸！　風光明媚なウェールズで繰り広げられる殺人事件に、刑事役で有名な元俳優と昇進に苦労する若手女性刑事がバディを組んで挑む。

ティモシーといえば、英国を代表するベテラン俳優の一人。英国の名門、王立演劇学校（RADA）で学んだ後、シェイクスピア演劇で演技の腕を磨き、ベルナルド・ベルトルッチ（『シェルタリング・スカイ』）やマイク・リー（『秘密と嘘』『トプシー・ターヴィー』）といった名監督とも仕事をすると、『ハリー・ポッター』シリーズや『ラストサムライ』といったハリウッド映画でも活躍。リー監督と再び組んだ2014年の映画『ターナー、光に愛を求めて』では英国を代表する風景画家ターナーに扮し、カンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞した。アガサ・クリスティー作品の脚色で知られるサラ・フェルプスがクリエイターを務めた2024年のドラマ『The Sixth Commandment（原題）』では国際エミー賞とBAFTA（英国アカデミー）賞の最優秀主演男優賞に輝いた。出演作の数は150を超える。

『刑事役者チャペルと刑事マローワンのウェールズ事件簿』の主人公の一人ジョン・チャペルは、かつて国民的人気テレビドラマで刑事を演じたものの、現在は俳優業を引退してウェールズの片田舎でひっそりと暮らしていた。仕事で多忙の中、妻を亡くしたことに罪の意識を感じているのだ。しかし、近隣で起きた事件をきっかけに、若手刑事のジェイニー・マローワンと出会った彼は、演技の経験から優れた洞察力を持つことを活かして様々なヒントをジェイニーに与える。それをきっかけに、もともとジョンが演じていた「シーザー警部」のファンだったジェイニーは、上司に隠れてジョンに協力を求めるように。二人は年齢や考え方の違いでぶつかり合いながらも、様々な謎を解き、絆を深めていく…。

風光明媚なウェールズの風景や文化だけでなく、人々が持つユーモアセンスを描き、ウェールズを真に称える作品となっている。英国Guardian紙は本作を「ウィットに富んでいて楽しい」と評し、質の高い心温まるミステリーシリーズだと評した。ジョンとジェイニーの正反対の性質を持つ、風変わりで愉快なコンビのブラックユーモアたっぷりのやり取りと、緊迫感あふれる殺人事件の謎解きが楽しめる作品だ。

また、作中にアガサ・クリスティーへのオマージュが満載な点も見どころ。例えば、主役コンビの一人、ジェイニー・マローワンという名前は、苗字はクリスティーの2番目の夫の姓であり、そしてジェイニーの由来はクリスティーが生んだ名探偵の一人、ジェーン・マープルなのだそう。潜んでいるオマージュを見つけてみては？

ティモシーと主役コンビを組むジェイニー役は、『ウェイステッド』『アレックス・ライダー』のグウィネス・キーワース。そのほかには、『サイロ』のアレクサンドリア・ライリー、『ウェールズ連続少女殺人事件～30年目の真実』のステファン・ロードリ、『ゴースト～ボタン・ハウスの幽霊たち』のジム・ホーウィックなども出演。

地元の不動産開発業者カーウィン・リースが、自宅である豪邸で遺体となって発見される。捜査を開始したジェイニーは、近隣に住むジョン・チャペルと出会う。ただの変わり者に思われた彼は、実はジェイニーが愛してやまない刑事ドラマの主人公シーザー警部を演じた俳優だった。人を見抜く洞察力に優れたジョンは、一見自殺と思われたカーウィンの死を殺人と断言。その後、彼の推理が正しいことが鑑識によって証明されると、ジェイニーは上司に隠れてひそかにジョンに捜査への協力を求めるのだった。被害者の妻、共同経営者、環境保護者が容疑者として捜査線に浮上する中、二人は力を合わせ事件解決に挑む。それは、奇妙な友情の始まりでもあった。

『刑事役者チャペルと刑事マローワンのウェールズ事件簿』（全6話）は、9月7日（日）16：00よりミステリーチャンネルにて一挙放送。