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相模原市内ホームタウンチーム3選手、防犯訓練で体感 詐欺電話の話術に驚き〈相模原市中央区〉

タウンニュース

(左)市職員とマスコットキャラクター・さがみんから補助制度の説明を受けるホームタウンチームの選手ら(右)犯人役の署員の巧妙な話術に厳しい表情も=14日、相模原警察署

オレオレ詐欺などの悪質な電話による特殊詐欺被害に対する危機感を高め、未然防止に向けて意識の啓発を図る目的で14日、市内のホームタウンチームの選手らが相模原警察署で電話防犯訓練に参加し、巧妙な話術による犯行の一旦を目の当たりにした。

訓練を前に、ホームタウンチームのノジマ相模原ライズの池田貴士選手、SC相模原の千明聖典クラブアンバサダー、ノジマステラ神奈川相模原の石田千尋選手の3人が相模原署から「サギ電話撃退推進大使」の委嘱状を手渡され、防犯意識の向上へ向け、それぞれ意気込みを示した。その上で、迷惑電話防止機能を持つ機器の利点や使用方法などについてノジマ相模原本店の社員から説明を受けたほか、相模原市職員、市マスコットキャラクターのさがみんから同電話機を購入する際の補助制度が紹介されると、選手、職員らで意見交換を行った。

訓練では選手らが見守る中、65歳以上を対象とした事前公募で選ばれた市内の女性に、訓練の日時を明かさぬまま署員が市職員を装って電話を掛け、還付金詐欺の模擬電話を実施。電話を受けた女性は「思い当たる節がない」と初めは言い張るも、次第に犯人役の署員のペースに乗ってしまう形で女性が困惑する様子が垣間見え、実際の犯罪のやりとりを想起させる展開に選手らは厳しい表情を浮かべた。訓練を終え、池田選手は「電話による巧妙な話にだまされそうになるのを間近に聞いて怖さを痛感した」、石田選手は「実家に祖母がいるのですごく心配になった。アドバイスできれば」と率直な思いを吐露し、千明アンバサダーは「ひっかからないように自分もしっかり気をつけていきたい」と話し、気を引き締めていた。

訓練を通じて森元博署長は大使を引き受けたチームに感謝を示しつつ、「皆さんの発信力は心強い。チーム活動の中で手口などへの注意喚起を広く市民に発信してほしい」と期待を込めた。

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