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ほどがや区民まつり 分散開催模索も中止に 区内最大級の催し、3年連続〈横浜市保土ケ谷区〉

タウンニュース

保土ケ谷区内最大級の催しである「区民まつり」には例年、多くの人が集まる(写真は以前)

区内外から5万人を超える人が訪れる区内最大級の催し「ほどがや区民まつり」が新型コロナウイルス感染症に対する安全性確保などの観点から、昨年に続き開催中止となった。実行委員会では会場を分散し10月30日に開催する方向で準備が進めていた。同まつりは一昨年は荒天の影響を受け中止、昨年はコロナ禍で開催が見送られており、3年続けて区内最大規模の催しが中止となった。

区民まつりは区民が主体となり企画運営される催しで、会場内には屋外ステージが設置され、歌や踊りなどが披露されるほか、区内を拠点に活動している各種団体のブースが多数出店し、例年多くの人たちで賑わう秋の一大イベントとして定着している。

今年4月から5月にかけて実行委員会の下部組織となる企画運営委員会が、コロナ禍での区民まつりの開催方法を検討。例年は花見台の県立保土ケ谷公園を会場とし開催していたが、星川中央公園・保土ケ谷公会堂・保土ケ谷区役所の3カ所に会場を分散して開催する方針を6月上旬の実行委員会で決定した。

市内各区で区民まつりの中止が相次ぐ中、実行委員会では、工夫を凝らしながら開催する方向で準備を開始。まつり会場を訪れる人にとって大きな楽しみのひとつである、飲食についても食べ歩きを禁止し、椅子とテーブルを配した休憩所は一方向で座るレイアウトで対面とならないようにするなど、コロナ禍でのイベント開催へ向けさまざまな策を講じる予定だった。

しかし7月から8月にかけて感染者数が増加するとイベント開催を危険視する区民の声が相次ぎ、会場への出展を申し込んでいた団体らから、開催判断を求める声が寄せられていたという。実行委員会は当初、9月中に開催するか否かの判断を下す予定だったが、現状の感染状況や緊急事態宣言の期間延長といった実情も踏まえ、9月初旬に「中止」を決定。区のホームページなどを通じて発表した。

実行委員会関係者は「コロナ禍で開催できる方法を模索してきたが、結果として3年連続の中止とすることは残念。来場者を含めた、区民まつりに関わっていただいている皆さまの安全面を考慮するとやむを得ない」と話した。

神奈川区などで実施予定の「オンライン開催」などは予定されていないという。

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