【葵区・あとれ】清水産マグロのうま味が凝縮「鮪の中華そば」セットは“カツオご飯”も絶品
静岡市葵区の「麺屋 あとれ」は、2025年5月にオープンしたばかりの新店舗です。名店で修業した料理人が清水港で水揚げされたマグロのスープを使ったラーメンを作ります。セットで選べるカツオの炊き込みご飯とあわせて、静岡の海の幸を存分に味わえる自慢の逸品です。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ2025年5月オープンの話題店
静岡市葵区上土の竜南通り、エスポット静岡東店の向かいにある「麺屋 あとれ」。
2025年5月にオープンしたばかりの新店です。
店内には、カウンター席とテーブル席があります。
シンプルですが、明るく木のぬくもりを感じるアットホームな雰囲気です。
名店で修業した料理人が作る個性的なラーメンが人気で、着々とファンを増やしています。
おすすめメニューは「鶏白湯・半チャーハン付き(1050円)」です。
マグロのうま味が詰まったスープと麺の相性抜群
自慢のメニューは、「鮪の中華そば かつおご飯付き(1300円)」。2025年10月末までの期間限定メニューです。
清水港で水揚げされたマグロを長時間煮込んだスープに、中太麺を合わせた一杯。
さらに、焼津産カツオの炊き込みご飯がセットになって静岡づくしです。
マグロのカブトと香味野菜を10時間炊いたスープ
まずはスープから味わってみます。
しょうゆの風味が強く、だしが効いていてうま味が詰まっています。このうま味の正体は?
あとれ・山本祐輔 店長：
マグロのカブト(頭の部分)を使用しています。カブトは身もあり、目の部分はゼラチン質でコラーゲンも含んでいるのでスープに向いていると思います
マグロのカブトを香味野菜と一緒に弱火で10時間炊いたスープは、うま味と風味が詰まった深みのある仕上がりです。
あとれ・山本祐輔 店長：
マグロは、秋になると冬越えをするために栄養を蓄える時期になります。秋は脂の乗ったマグロがおいしいです
マグロは、まさに今がおいしく食べられる時期だそうです。
意外な具材「マグロのつくだ煮」
小麦の香りを感じる麺は、モチモチ食感。マグロのスープにもしっかり絡んで相性抜群です。
あとれ・山本祐輔 店長：
麺には、北海道産の小麦を使用しています。ちぢれ麺なのでしっかりとスープを拾い上げてくれるような麺に仕上がっています
ちぢれ麺なのでスープがしっかりと絡み、マグロのうま味を余すことなく味わえます。
そして、大きなチャーシューも絶品です。甘みを感じ、食べ応えもあります。
あとれ・山本祐輔 店長：
チャーシューは豚肩ロースを使用しています。スープと一緒に煮込んでタレに漬け込み、1日寝かせてから提供しているので味はしっかり染み込んでいると思います
トッピングには、マグロのつくだ煮も添えられています。
甘みをふわっと感じ、甘辛の味付けがラーメンとよく合います。
「スープと違う角度から、マグロを楽しんでもらいたい」という思いが込められていました。
おいしさのポイントは、隠し味として入れるマグロ節から抽出した特製の香味油。
仕上げにかけることでコクと香りを際立たせています。
焼津産のカツオを使った炊き込みご飯
このメニューの魅力は、焼津産のカツオを使った炊き込みご飯がセットになっていること。
あとれ・山本祐輔 店長：
焼津産のカツオをカツオだしと一緒に炊きました。ラーメンのスープをかけて食べてみてください
マグロの濃厚さと、カツオのうま味が一気に広がります。口の中が海の幸でいっぱいになります。
静岡ならではの最強の組み合わせで、この時期ならではの旬の味わいが堪能できるラーメンでした。
自慢のメニューは、2025年10月末までの期間限定なので早めの来店がおすすめです。
※障がいがあるスタッフも働いているので、提供に時間がかかる場合があります。
■店名 麺屋 あとれ
■住所 静岡市葵区上土2-16-47
■営業時間 11：00～14：00
■定休 日・祝・奇数週の土
■問合せ 054-295-4101
■駐車場 4台
※この記事は2025年10月4日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
