「八幡にぎわい横丁」JR八幡宿駅前にて5月12日(日)開催【市川市】
街の活気を取り戻したいとさまざまな世代が一丸となり企画した「八幡にぎわい横丁」が、JR八幡宿駅前で5月に開催されます。
高校生から熟年まで参加して盛り上げる
かつては20店舗あったJR八幡宿駅西口駅前通りの商店が、今では8店舗に減りました。
商店街に往年の活気を取り戻そうと老若男女が集り、知恵を絞って企画したイベントが「八幡にぎわい横丁」です。
主催の「八幡にぎわい横丁実行委員会」は、高校生から熟年までの八幡にゆかりのある幅広い年代の仲
間30人で構成された有志団体。
会長は市内で飲食店を営む山下輝久さん、副会長は市川雄二さんと保坂孝夫さんです。
市川さんは「若い人の足手まといにならないようにしています」と控え目で、行動力に富んだ高校生委員たちは期待に応え、イベントでの古着販売を計画中です。
「にぎわい横丁」の発案者でもある山下さんは「骨格はほぼ決まりました。飲食店、フリーマーケット、あとワークショップも店開きします。副会長のお二人は八幡で生まれ育ち、『八幡をなんとかせにゃいかん』という考えから若い人たちと一緒に参加しています」と語り、初回から順調な滑り出しとにこやかです。
当日はチーバくんやオッサくんも登場
初めての「八幡にぎわい横丁」は5月、八幡宿駅西口駅前のタクシープールと駅前ロータリーから旧街道に伸びる80メートルの通りで開催されます。
広報担当の菊地絵里香さんは「当日の通りは歩行者天国になり、駅前広場では和太鼓の演奏などを予定しています」と説明します。
また会場にはチーバくんや市原市のマスコットキャラクター・オッサくんも駆け付け、お祭り気分を盛り上げます。
副会長の保坂さんは「駅の乗降客はそんなに減少していないのに、大型店舗やアウトレットができて客足が遠のいている」と話し、商店街に魅力あるものがないと嘆きます。
そのため、「にぎわい横丁」を続けることで、人気の商品や名物を生み出せたらと期待を込めます。(取材・執筆/アの字)
日時/5月12日(日)午前11時~午後4時
※雨天の場合は6月9日(日)に順延
場所/JR八幡宿駅西口駅前通り
※駐車場の準備なし
問い合わせ/0436-42-1919
「八幡にぎわい横丁実行委員会」会長 山下(ジン&ビターズ)