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「マジ死ね」「消えろ」暴言を吐き続けられ、心はもう限界……逃げたい……【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

次男ヨウタの壮絶な反抗期に、私はもう限界でした……。高校に入ったあたりから、少し遅れて反抗期がはじまりました。切れ味抜群の刃物のように、毎日激しい暴言が繰り返されていました。

自分で産んで育てた子どもに、ここまで追い詰められるとは思ってもいませんでした。まだ他人に言われた方がマシだったのでしょうか……。いえ、そもそも「使ってはいけない言葉」というものがあるはずです。そんな言葉を言われ続けた私は、もう本当に限界でした。 私が本当に死んだら……いま言っていることを後悔してくれるのかな……? そう思うようにすら、なってしまいました。

今までなんとか保っていた気持ちが、一気に崩れていきました。ヨウタにはもう私は必要ない。これ以上この家にいると、私がおかしくなる……。他のことなんて考える余裕もなく、私はただ自分の荷物だけをまとめて仕事へ向かいました。

道中にすれ違う高校生くらいの子どもを見る度に、きっとこの子たちは、親に暴言なんて吐かない、いい子なんだろうな……と、思い涙がこぼれそうになります。

「もういい」と振り切って家を出てきたはずなのに、家のことが気になって仕方ありませんでした。それでもせっかくのひとり時間なんだし……と、何とか気持ちを戻してはまた家族への想いに引き戻される。そんなことの繰り返しでした。

写真の子どもたちを見つめては、幼かった頃を思い出します。あの頃、手はかかったけれど、素直な子どもたちからたくさんの元気を貰っていました。思うように自分の時間がとれなくて「早く大きくなれ」と願っていたはずだったのに、成長した先に待っていたのは壮絶な反抗期。そしてそこから逃げ出した自分に向ける罪悪感……。つくづく子育ての難しさを実感します。


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