「おでん」は鍋？「芋煮」は鍋？
この日の「ニッポン列島生電話 ローカルレコメンド」は「この冬食べたい！ご当地鍋特集」。西日本からは博多名物『水炊き』、東日本からは『義経鍋』という珍しい鍋を紹介！実際にスタジオで食べながらその魅力を深掘りしました。
『水炊き』は福岡の老舗「博多若杉」の「プレミアム水炊き」をもぐもぐ！広報の山崎さんに、その魅力をたっぷりお聞きしました！
『義経鍋』は「鍋」と「焼肉」を同時に楽しめる二刀流な料理。
尾形精肉店の店主・尾形さんから、その歴史から教わりました！
どちらも絶品鍋でスタジオの2人は大喜びでした。
この「ご当地鍋特集」にちなんで、この日のメッセージテーマは「鍋」。
リスナーの皆様から「鍋エピソード」を大募集しました。
このテーマで開口一番の話題になったのが…
本仮屋「片桐さんは先ほど『芋煮は鍋だ！』って話されてましたけど…」
片桐「なんでこんなに『芋煮』が鍋料理であることを否定されるんですかね…」
本仮屋「スタッフ、キャストの誰も同意していませんでしたね。」
放送が始まる前から『芋煮』が鍋料理であるかどうかで盛り上がっていた本仮屋さん、片桐さんのお2人。ここでリスナーからこんなお便りが！
RN つぶあんこ さん（大阪府）
おでんがお鍋の仲間に入るのか分かりませんが、我が家は冬になると土鍋いっぱいにおでんを炊きます。1日目は普通におでんとして食べ、2日目はカレールゥを2かけほど入れスープカレーとしていただきます。お出汁の利いた美味しいスープカレーとなり、子供たちにはおでんより、余り物で作ったスープカレーのほうが人気があります。
本仮屋「『おでん』は鍋に入りますか？」
片桐「『おでん』は私の中では鍋には入らないかな…」
本仮屋「分かります。私もです。つぶあんこさん、メールもらっておいて本当にごめんなさい笑」
そして、本仮屋さんからこんな提案が出ました。
本仮屋「ちょっと皆さん、Xで教えてください。『芋煮』は鍋？『おでん』は鍋？教えてほしいです！」
というわけで放送中に、Xを使ってアンケートを実施。
その結果は・・・?
【おでん】
「鍋に入る」派が46.3％
「鍋に入らない」派が53.7％
【芋煮】
「鍋に入る」派が55.7％
「鍋に入らない」派が44.3％
『おでん』は「鍋ではない」が多数派、『芋煮』は「鍋である」が多数派という結果となりました！
本仮屋「そうですかー。じゃあ片桐さんの『芋煮』は『鍋』でいいのかー。」
片桐「ありがとうございます！皆さん、よくお分かりで！！」
ちなみに、放送後にONE-Jスタッフが国語辞典で「おでん」「芋煮」を引いてみました。
おでん｟名｠
〘料理名〙大根・こんにゃく・ちくわ・ゆでたまごなどを、出しじるで長く煮にた料理。煮こみおでん。関東だき。「味のしみたおでん」
いもに［芋煮］｟名｠
〘料理名〙サトイモや肉などを煮たなべ料理。東北名物。「芋煮会」
出典：三省堂国語辞典
こちらで確認した国語辞典の見解としては、「芋煮」は「鍋料理」に分類されるようです！ただ、「おでん」の説明には「鍋」の文字はナシ。また、このほかの国語辞典も10種類ほど確認しましたが、「おでん」を「鍋料理」と説明しているものは見つかりませんでした。確かに「おでん」をイメージするときには、必ずしも「鍋」とセットではないんじゃないでしょうか？
ではここで、その他にいただいたお便りもご紹介します。
RN ファジ☆バカ さん（岡山県）
テーマの鍋なんですが、妻の作る「寄せ鍋」が大好きです♪
白菜、お肉に、ピーラーで薄くしたダイコンに人参、それにお揚げさん♪
たくさんの具材を入れるのですが､中でも軟骨やキクラゲが入った妻特性の鶏団子が絶品なんです！ただ､ 最近妻をよく怒らせてるので、なかなか作ってくれません。
今日も寒くお鍋が食べたいので作ってくれるかお願いしてみます。
RN ゆず羊羹 さん（栃木県）
最近、茨城県の大洗で『あんこう鍋デビュー』しました！
何年も気になっていてやっと食べられました！
たっぷりの【あん肝】を、半分は前半に味噌仕立てのスープに溶かし、残りの半分は締めのおじや作りに加えます。あんこうの身も弾力があって最高に美味しかったです。近所のスーパーにも、新鮮なあんこう鍋セットが売ってることに気付いたので、今度は自宅でもあんこう鍋を作ってみます！
この日もリスナーの皆様から沢山のお便りを頂きました。いつも素敵なお便りをありがとうございます。
